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これで逃げられる!……とでも思った?
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作者:おふざけ以上、R15未満の下ネタが結構あります。嫌悪感を感じる方々は回れ右をお願いします。それをご了承の上で「見て遣わそう!!」という方はどうぞお進みください。
時間の問題を解決できる存在はそうそういない。少なくとも小沼はその中には入っていない。彼はしょうがないことだと自分に言い聞かせて青空トイレでなんとか急用を無事に解決した。
スッキリした解放感と謎の達成感に包まれて、彼はマントを羽織って逃走計画を考え……
……ようとして、身体が固まった。
そこにはいるのだ。いつ頃からそこにいたのかはわからないが、小沼の目にははっきりと映っていた。
好奇心を帯びた顔で彼をじっと見ている少女が。
白い長いドレスを身にまとい、年齢は大体12~3才くらいだろう、肌は白く髪は金色に輝いている。紫の瞳が瞬きをしながらこちらに語りかけているように思える。
小沼:言っておくが、僕は別にロリコンではない。
小沼はロリコンではなかったが、それでもこの少女の美貌に驚き呆然としてしまった。彼はネット上で数えるのも億劫になる程の美女を見てきたが、大体が特別な処理を施された写真で、目の前のオーラと相貌が共に完璧と称えられる少女には遥かに及ばなかった。
彼女の目は彼の下半身にゆっくりと移り、そこで初めて小沼はさっき見られた可能性について考えて恐怖した。
(いいいいぃぃぃぃいいいややややゃゃゃあああぁぁぁぁああ!!!!!!)
人は驚き過ぎると外面には一切出なくなるという、それは本当だと小沼が身体を張って証明してくれた。
心の中では金切り声で悲鳴を喚き散らしながらも顔に一切その色はない。
小沼は無理やり大声で叫びたい気分をぐっと抑えて少女に何か見てはいけないものを見てはいないかを聞き出そうとした。
しかし、それすらさせて貰えずに少女の方が先に言葉を発した。
「残念ね、小さ過ぎるわ。」
小沼は自分の聴覚をまず疑った。一秒前まで神々しかった清純な少女像は音を立てて崩れた。暫くして漸く彼は我に返り、苦々しく返事をきた。
「こいつも、そんなに小さくはないと思うんだ。」
これは男の尊厳と沽券に関わる重要な問題で、これだけはなんとしても守り通すと小沼は密かにここで心に誓った。
けれども、少女は追い討ちをかけた。
「これよりも大きいものは多過ぎるのよ……」
(てか、お前はどんくらい見てきたんだ!魔界の奴らってみんな恐竜サイズなのか!?)
「まだ伸びしろはあると思うよ………」
「確かにそうね、そもそも成熟すらしていないだもの。」
「いや、流石に成熟はしてるから!」
「でもまだ抜いちゃダメでしょ、ならまだ成熟してないのよ。」
「もうこれ以上下ネタはやめろ。というより僕の精神が病みかねない。」
「何を言ってるの?」
ロリは胡乱げに彼を見やり、小沼の近くに半分埋まっている人参のような植物を指差す。
「私が言ってるのはこのハタ芋はまだ小さく、成熟してないから抜いて食べることができないってことを言ってたのよ。」
(ハタ芋?)
小沼はここで漸く彼女の手には芋が入っているバスケットがあることを発見した。顔は一瞬で赤くなる。人生で初めてこんな恥をかいてしまった。前世の記憶を全部振り返ってもここまで恥ずかしいことを体験したことはない。
羞恥心と激しい闘争と広げていた小沼は気がつけなかった。ロリの紫の瞳に煌めいた一縷の狡猾と悪意を。
時間の問題を解決できる存在はそうそういない。少なくとも小沼はその中には入っていない。彼はしょうがないことだと自分に言い聞かせて青空トイレでなんとか急用を無事に解決した。
スッキリした解放感と謎の達成感に包まれて、彼はマントを羽織って逃走計画を考え……
……ようとして、身体が固まった。
そこにはいるのだ。いつ頃からそこにいたのかはわからないが、小沼の目にははっきりと映っていた。
好奇心を帯びた顔で彼をじっと見ている少女が。
白い長いドレスを身にまとい、年齢は大体12~3才くらいだろう、肌は白く髪は金色に輝いている。紫の瞳が瞬きをしながらこちらに語りかけているように思える。
小沼:言っておくが、僕は別にロリコンではない。
小沼はロリコンではなかったが、それでもこの少女の美貌に驚き呆然としてしまった。彼はネット上で数えるのも億劫になる程の美女を見てきたが、大体が特別な処理を施された写真で、目の前のオーラと相貌が共に完璧と称えられる少女には遥かに及ばなかった。
彼女の目は彼の下半身にゆっくりと移り、そこで初めて小沼はさっき見られた可能性について考えて恐怖した。
(いいいいぃぃぃぃいいいややややゃゃゃあああぁぁぁぁああ!!!!!!)
人は驚き過ぎると外面には一切出なくなるという、それは本当だと小沼が身体を張って証明してくれた。
心の中では金切り声で悲鳴を喚き散らしながらも顔に一切その色はない。
小沼は無理やり大声で叫びたい気分をぐっと抑えて少女に何か見てはいけないものを見てはいないかを聞き出そうとした。
しかし、それすらさせて貰えずに少女の方が先に言葉を発した。
「残念ね、小さ過ぎるわ。」
小沼は自分の聴覚をまず疑った。一秒前まで神々しかった清純な少女像は音を立てて崩れた。暫くして漸く彼は我に返り、苦々しく返事をきた。
「こいつも、そんなに小さくはないと思うんだ。」
これは男の尊厳と沽券に関わる重要な問題で、これだけはなんとしても守り通すと小沼は密かにここで心に誓った。
けれども、少女は追い討ちをかけた。
「これよりも大きいものは多過ぎるのよ……」
(てか、お前はどんくらい見てきたんだ!魔界の奴らってみんな恐竜サイズなのか!?)
「まだ伸びしろはあると思うよ………」
「確かにそうね、そもそも成熟すらしていないだもの。」
「いや、流石に成熟はしてるから!」
「でもまだ抜いちゃダメでしょ、ならまだ成熟してないのよ。」
「もうこれ以上下ネタはやめろ。というより僕の精神が病みかねない。」
「何を言ってるの?」
ロリは胡乱げに彼を見やり、小沼の近くに半分埋まっている人参のような植物を指差す。
「私が言ってるのはこのハタ芋はまだ小さく、成熟してないから抜いて食べることができないってことを言ってたのよ。」
(ハタ芋?)
小沼はここで漸く彼女の手には芋が入っているバスケットがあることを発見した。顔は一瞬で赤くなる。人生で初めてこんな恥をかいてしまった。前世の記憶を全部振り返ってもここまで恥ずかしいことを体験したことはない。
羞恥心と激しい闘争と広げていた小沼は気がつけなかった。ロリの紫の瞳に煌めいた一縷の狡猾と悪意を。
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