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第二章 迫る!ダンデリオンの影
第十三話 旧月の行方
しおりを挟む立浪からの話を聞いた翌日、メガ男は今後の警備の詳細についてトーマと打ち合わせする為にダンデリオンコーポレーションに来ていた。
受付の女性にメガ男は社長と打ち合わせのアポイントメントがある事を伝えた。
受付の女性がビジターカードなど準備している時にふと旧月の事を尋ねてみた。
メガ:すみません旧月って方がこちらに来た事はありませんか?
受付:旧月様なら先日の午後に来て社長室は何階なのかお聞きになってすぐエレベーターに乗られました。アポイントメントを取っていなかったので止めたのですが・・・。
メガ:その後は何時に帰ったか分かりますか?
受付:分からないです、すみません。確認が取れましたのでこのカードを持って社長室にお願いします。
メガ:そうでしたか・・・ありがとうございます。
「って事はトーマさんに聞いてみるか」エレベーターのボタンを押しながら旧月の足跡を追うメガ男だった。
社長室の前に行くとサクラが待っていた。
サクラ:メガ男さんスーツも似合うんですね。あっ、社長がお待ちですどうぞ。
サクラはメガ男を社長室に通されると今後の仕事についてトーマと小一時間くらい話し合った。
メガ:今日はありがとうございました。
トーマ:こちらこそ。では今後はこういう形でお願いします。いやあ、メガ男さんは説明がお上手で助かります。
メガ:いえいえ。そういえば先日なんですが旧月という女性に会いませんでしたか?
トーマは一瞬考えたような仕草をしてから「いいえ」と答えた。
トーマ:サクラさんに聞いて貰えば分かると思いますがお会いしてませんね。
メガ:そうですか失礼します。
メガ男は帰る際に確認の為にサクラにも旧月が来てなかったか聞いたがその日は社長室には現れなかったという事だった。
メガ男は会社に戻り立浪に「ダンデリオンコーポレーションには行ったようだが・・・」とその後の経緯を電話で話した。
立浪:そうですか・・その後にどこに行ったのか分からないのですね。もう少し待ってみます。
メガ:お力になれなくて申し訳ない。
立浪:いえいえ、こちらこそありがとうございました。
電話を切った後にメガ男は思った。
社長室には行ってるがサクラは会ってないか・・・旧月は何しに行ったんだろうか? そしてその後にどこに行ったのかも検討がつかなかった。
その後、一週間経っても旧月は会社に出勤してないと再び連絡が入った。
メガギアは旧月の部屋に何か手がかりがあるかもしれないと思い、休みの日にサクラとセラにも手伝って貰うように頼んだ。
階段を息を切らしながら上がってきた大家の越褌が鍵を持って来てドアを開けるの全員で旧月の部屋の中に入った。
部屋は綺麗に整頓されていて本棚には法律に関するものが多かった。
ギア:割と荷物少ないわね~。
サクラ:一階からニ階に移動する時に荷物整理したとは言ってたわよ。
セラ:なるほど、でもここから何を探せば。
メガ:眞香さんや財団について何か調べていたみたいだからその関連の物を見つけて貰えればと思います。
ギア:分かった。
サクラ:パソコンもそのまま置いてあるし服も色々残してあるから旅行に行ってる雰囲気もないよね。
セラ:おかしいですね確かに。
みんなが捜索してる中で大家の越褌は暇そうに部屋の入り口付近で立っていた。
越褌:旧月さんどこに行っちゃったのかねえ・・。それにしてもこのアパートもかなり傷んできてるなあ。
大家がその場で足踏みをすると床がギシギシと音を立てた。
気になったギア子は隣に大家の隣で足踏みをしたが特に何も音はしなかった。
つづく
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