【完結】伯爵令嬢はハンサム公爵の騎士団長に恋をする

朝日みらい

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(32)最終回

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「エドナ、愛しているよ……」

と彼は囁くように言う。

 そしてそのままゆっくりと唇を重ね合わせていく。

 片方の乳房をもみながら、もう片方の乳房を舌先で転がすようにして愛撫する。

 エドナはその快楽に身を委ねながらも、ウィリアムの首に腕を回すと、今度は自分から彼を求めるように口づけをした。

 そしてゆっくりとスカートをたくし上げていく。

 やがて彼女の下半身を覆うものはなくなり、彼はその美しい花弁に指を這わした。

 エドナの口から吐息混じりの喘ぎ声が漏れる。

「あぁ……もっと……」

という声を聞きながら彼は優しく蜜壺の中をかき回していく。

 ぐちゅりという音が響き渡る。

 ウィリアムはもう片方の手で彼女の乳房を揉みしだき、指先で乳首を転がすように愛撫していく。

 エドナは悦びの声をあげながら腰をくねらせた。

「もう我慢できない……」

と彼女が言うやいなや、ウィリアムは一気に自分の男根を挿入した。

 彼のモノが入ってくる感覚に身悶えしながら、彼女は絶頂を迎える。

 痙攣するように膣内が収縮すると同時に、熱い液体が流れ出る感覚がエドナを襲う。

「ああんっ」

と声を上げる彼女だったが、ウィリアムはそのまま激しく腰を打ちつけ始める。

 子宮の奥まで突かれるような感覚に、エドナは息もできないほどの快感に襲われた。

「ああっ!ダメェ!」

と言って絶頂に達するが、それでもなおウィリアムの動きは止まらなかった。

「お願い……私を休ませて……」

という懇願の言葉も虚しく、彼はひたすらにピストン運動を繰り返す。

 やがて彼の精液が大量に吐き出されるのを感じて、彼女は再び絶頂を迎えてしまう。

「あぁ……ウィリアム様……」

 身体中が熱くなって、熱の波に飲み込まれていく感覚に陥るエドナ。

 ウィリアムはそんな彼女を優しく抱きしめながら口づけをする。

「愛しているよ……」

 彼の囁きが聞こえる。

 愛し合い続けたふたりは疲れ果てて眠りについた。

 エドナは幸せそうな表情で眠りについており、そんな彼女の寝顔を見ながらウィリアムは微笑む。

 そして彼は優しくエドナを抱き寄せて眠りについた。


 翌日、ふたりは朝食を食べながら幸せなひと時を過ごした。

 ウィリアムの提案で、ふたりは一緒に中庭に出て散歩をすることにした。

 春の日差しを浴びて歩くうちに、自然と笑顔がこぼれてきた。

「こんな穏やかな時間は久しぶりだね……」

と言うウィリアムにエドナは頷いて答えた。

「あなたと出会えた奇跡に感謝したい気分です」

と彼女が言うと、ウィリアムはエドナを抱きしめて言った。

「ずっと一緒にいよう……いつまでも……」

 エドナは彼の胸に顔を埋めながら嬉しそうに微笑む。

 ふたりはしばらくそのままの状態で抱き合っていた。

 その後も彼らは幸せな時間を過ごしていった。

 そして、彼らの愛はますます深まっていくのであった。


☆☆☆☆☆ おわり ☆☆☆☆☆

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