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昔は羽振りが良い時もあったのです

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 突き上げる快感に、圭吾の膝はがくがくと震えだし、もはや、立っていることができなくなってきた。

 ベッドに仰向けになると、さっきまでおとなしかったマユミが嘘のように、M字に開脚した間に頭を沈めて、ソーセージを口中に入れてもみしだく。

 口中の生温かさと、なめらかな舌先に愛撫されるたび、圭吾の我慢も限界に達しそうになる。

 ベッドシーツを掴み上げ、なんとか発射をこらえようとする。

 そのまま白液をぶちまけたら、行為にうぶなマユミがあまりにかわいそうだ。

「くっあっ、だめだ。出るから、口を離すんだ…マユミちゃん」

 それでも、マユミは白い前歯にくわえたまま、離そうとはしなかった。

 圭吾は上半身を持ち上げると、マユミの結い上げた茶色の髪をつかんでいた。

 豊かなボリューム感のある髪は、さらさらとしていて、手触りがよい。

 さらにうなじに手を触れると、興奮したマユミの肌のほとばしる熱気を感じた。

 マユミはもう麻痺をしている、目の前にあるものにしか頭にないのだと、圭吾は察した。

「マユミちゃん、出ちゃいますからね…」

 マユミは、その台詞を待っていたかのように、発射ボタンを押す如く、軽く前歯に力を込めた。

 圭吾の亀頭は破水して、マユミの口内に液が飛び散っていった。

「くうっはっ!」

 マユミはむせて、白い液を圭吾のズボンに吐き出してした。

 マユミはしばらく圭吾の股に顔を埋めたまま荒い息をしてたが、現状に気づいたのか、

「ごめんなさい…」と慌てて棚のティッシュ箱を取り出して、圭吾のズボンをふき始めた。

 それでも、当然、ズボンには体液の痕とニオイが充満している。

「ご、ごめんなさい。お客さんに迷惑ばかりかけてしまって」
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