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旅立ち
花と十字架の想い 6話
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ジェイドだけでなく、カイヤにすら太刀打ちが出来なかった。
あげく、ブローディアの兄は媒体に、
クロッカスのあの事件はおもしろそうだったからなどと…
シオンの中の苦しみは、かなり大きかった。が…
シオン「…とりあえず街に戻ろう。かなり時間かかったしな。
これからのこと、話しておこう!」
明るく言い放ったシオンに応えるようにアイリスとブローディアは頷いた。
ブローディア「じゃあ酒場にまず行かない? 色々あってお腹空いちゃった」
アイリス「うん、そうだね」
ブローディアだって辛いはずなのに、明るく振る舞う。
ブローディア「じゃあ決まりっ」
走り出した途端ブローディアがこける。
まあ、転んでも運がよすぎるのか
ブローディアは断じて怪我をしないようなので心配ないが。
カルビ「気をつけるルビ~」
シオン「ははっ、じゃあ行くか」
街に向かって歩き出す。
酒場に来て、席につく。
ブローディア「はい、カルビ」
カルビ「ルビルビ~♪」
カルビに少し料理を分ける。雑食なのか、人が食べれるものなら食べれるようだ。
アイリス「これからどうする…?」
シオン「そうだな…魔族…しかも精鋭部隊の逆刃十架か…
ここからだとあちこちに村やら町やらあるから、どこに行けばいいのか…」
すると、目の前で食べ続けていたブローディアが口を開く。
ブローディア「次どこに行った方がいいのか、占ってあげよっか?」
任せて、と言わんばかりに笑顔で言うから、任せてみることにした。
シオン「じゃあ…頼む」
ブローディア「うん…」
武器の杖を構える。さっきまで転びまくって、
つい今まで食べまくっていたことは思えないほど、神秘的な雰囲気が感じられた。
ブローディア「彼の者の名はシオン…彼の行くべき場を示せ…彼の会うべき者を示せ…」
すると、杖の先端の中心にあるオーブが光り、何か映った。
アイリス「このシルエットは…人?」
光が弱まる。
ブローディア「ふぅ……分かったよ。
えっと、ミネルヴァ村にいる「シュロ」って人に会うべきみたい」
いつものブローディアに戻る。
シオン「ミネルヴァ村か…ここからだと、西の方角か…」
アイリスが地図を覗きこむ。
アイリス「これならそんなに遠くもないし、なんとか行けそうだね」
シオン「ああ。今日はもう遅いから宿屋に泊って、明日出発しよう」
その日はもう疲れていたので、宿屋に入った。ブローディアとアイリスは同室。
アイリス「あ、あの…ブローディア…?」
ブローディア「ん~?」
アイリスが戸惑っている理由…
ブローディアが荷物を投げて高い棚の上に置いてしまっていること。
アイリス「お、降ろせなくならない?」
ブローディア「あっ…またやっちゃった…」
癖らしい。
アイリス「もう…降ろせなかったら、シオンに手伝ってもらおう…」
もう寝よう~とブローディアが言うので、もう寝ることにした。
夜中…シオンは部屋の中でカイヤの言葉を思い出していた。
シオン「…………」
カイヤ『おもしろそうだったから……ですよ』
シオン(おもしろそうだったから、俺に「あの剣」を渡した…そして、クロッカスを……)
「…俺が…心を強く持てていれば、「あの剣」を持ったところで…
あんな悲劇は起こらなかったのに…
………風に当たってくるか…」
ブローディアはベッドに潜ったまま、悩んでいた。
ブローディア(今どんな状況なのか…お兄ちゃんの姿だけはこのオーブに映らない…
お兄ちゃんが魔王なんて思いたくない…でも、嘘には思えない…)
「助けたいよ…お兄ちゃん……」
ボソッと呟く。
アイリスはこっそり部屋を抜け出して、街の噴水近くにいた。
アイリス(ルシファー…裏切り者…
いまだになにも思い出せないけど…私は誰かを裏切ったの…?
あの人たちは、どうして私を狙うの…?)
「…みんなと居たら、危険に巻き込んでしまうかもしれない…けど…」
そこへ…
シオン「アイリス…? もう夜中だぞ」
アイリス「あ、シオン…」
シオン「暗い顔するなよ。また危険がどうだとか思ってたのか?」
シオンには嘘をつけない、とアイリスは思った。
シオン「一緒に居た方がはるかに安全だ。アイリスはもう仲間だしな」
アイリス「うんっ」
その頃、ヘルクロス城では…
アメシス「そうですか…フロックス様の妹…」
ジェイド「そいつがフロックス様に会ったりしたらあとあと厄介だ。
特に今はまだ記憶が戻ってしまう可能性がある。早めに殺しておくべきだろう…」
物騒なことをさらっと言うジェイド。
カイヤ「私の推測では、彼女もシオンさんたちと行動を共にしそうですし、
助かりますね…」
その後、魔王に呼ばれていたため謁見の間まで向かう。
魔王フロックス「来たな…」
カイヤ「何か御用ですか…フロックス様」
魔王フロックス「ああ…ジェイドとカイヤ…
お前たちが2年前に使ったという呪剣・ウロボロス…それを探しだしてきてもらいたい」
その場にいる全員がジェイドとカイヤの方に目を向ける。
ジェイド「分かりました、フロックス様」
カイヤ「仰せのままに…」
ジェイドとカイヤはその場から転移して、呪剣の捜索に向かった。
あげく、ブローディアの兄は媒体に、
クロッカスのあの事件はおもしろそうだったからなどと…
シオンの中の苦しみは、かなり大きかった。が…
シオン「…とりあえず街に戻ろう。かなり時間かかったしな。
これからのこと、話しておこう!」
明るく言い放ったシオンに応えるようにアイリスとブローディアは頷いた。
ブローディア「じゃあ酒場にまず行かない? 色々あってお腹空いちゃった」
アイリス「うん、そうだね」
ブローディアだって辛いはずなのに、明るく振る舞う。
ブローディア「じゃあ決まりっ」
走り出した途端ブローディアがこける。
まあ、転んでも運がよすぎるのか
ブローディアは断じて怪我をしないようなので心配ないが。
カルビ「気をつけるルビ~」
シオン「ははっ、じゃあ行くか」
街に向かって歩き出す。
酒場に来て、席につく。
ブローディア「はい、カルビ」
カルビ「ルビルビ~♪」
カルビに少し料理を分ける。雑食なのか、人が食べれるものなら食べれるようだ。
アイリス「これからどうする…?」
シオン「そうだな…魔族…しかも精鋭部隊の逆刃十架か…
ここからだとあちこちに村やら町やらあるから、どこに行けばいいのか…」
すると、目の前で食べ続けていたブローディアが口を開く。
ブローディア「次どこに行った方がいいのか、占ってあげよっか?」
任せて、と言わんばかりに笑顔で言うから、任せてみることにした。
シオン「じゃあ…頼む」
ブローディア「うん…」
武器の杖を構える。さっきまで転びまくって、
つい今まで食べまくっていたことは思えないほど、神秘的な雰囲気が感じられた。
ブローディア「彼の者の名はシオン…彼の行くべき場を示せ…彼の会うべき者を示せ…」
すると、杖の先端の中心にあるオーブが光り、何か映った。
アイリス「このシルエットは…人?」
光が弱まる。
ブローディア「ふぅ……分かったよ。
えっと、ミネルヴァ村にいる「シュロ」って人に会うべきみたい」
いつものブローディアに戻る。
シオン「ミネルヴァ村か…ここからだと、西の方角か…」
アイリスが地図を覗きこむ。
アイリス「これならそんなに遠くもないし、なんとか行けそうだね」
シオン「ああ。今日はもう遅いから宿屋に泊って、明日出発しよう」
その日はもう疲れていたので、宿屋に入った。ブローディアとアイリスは同室。
アイリス「あ、あの…ブローディア…?」
ブローディア「ん~?」
アイリスが戸惑っている理由…
ブローディアが荷物を投げて高い棚の上に置いてしまっていること。
アイリス「お、降ろせなくならない?」
ブローディア「あっ…またやっちゃった…」
癖らしい。
アイリス「もう…降ろせなかったら、シオンに手伝ってもらおう…」
もう寝よう~とブローディアが言うので、もう寝ることにした。
夜中…シオンは部屋の中でカイヤの言葉を思い出していた。
シオン「…………」
カイヤ『おもしろそうだったから……ですよ』
シオン(おもしろそうだったから、俺に「あの剣」を渡した…そして、クロッカスを……)
「…俺が…心を強く持てていれば、「あの剣」を持ったところで…
あんな悲劇は起こらなかったのに…
………風に当たってくるか…」
ブローディアはベッドに潜ったまま、悩んでいた。
ブローディア(今どんな状況なのか…お兄ちゃんの姿だけはこのオーブに映らない…
お兄ちゃんが魔王なんて思いたくない…でも、嘘には思えない…)
「助けたいよ…お兄ちゃん……」
ボソッと呟く。
アイリスはこっそり部屋を抜け出して、街の噴水近くにいた。
アイリス(ルシファー…裏切り者…
いまだになにも思い出せないけど…私は誰かを裏切ったの…?
あの人たちは、どうして私を狙うの…?)
「…みんなと居たら、危険に巻き込んでしまうかもしれない…けど…」
そこへ…
シオン「アイリス…? もう夜中だぞ」
アイリス「あ、シオン…」
シオン「暗い顔するなよ。また危険がどうだとか思ってたのか?」
シオンには嘘をつけない、とアイリスは思った。
シオン「一緒に居た方がはるかに安全だ。アイリスはもう仲間だしな」
アイリス「うんっ」
その頃、ヘルクロス城では…
アメシス「そうですか…フロックス様の妹…」
ジェイド「そいつがフロックス様に会ったりしたらあとあと厄介だ。
特に今はまだ記憶が戻ってしまう可能性がある。早めに殺しておくべきだろう…」
物騒なことをさらっと言うジェイド。
カイヤ「私の推測では、彼女もシオンさんたちと行動を共にしそうですし、
助かりますね…」
その後、魔王に呼ばれていたため謁見の間まで向かう。
魔王フロックス「来たな…」
カイヤ「何か御用ですか…フロックス様」
魔王フロックス「ああ…ジェイドとカイヤ…
お前たちが2年前に使ったという呪剣・ウロボロス…それを探しだしてきてもらいたい」
その場にいる全員がジェイドとカイヤの方に目を向ける。
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