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聖武器
花と十字架の想い 45話
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ローレルから魔族の話を聞いて、一晩が経過。
朝になり、シオン達は玉座の間に集まっていた。その理由は聖武器の在り処の件だった。
ガイラルディア「朝早くから集まってもらってすまない。
聖武器の在り処、ひとつだが突きとめる事が出来た」
シオン「本当ですか!?」
ガイラルディア「ああ。その場所はここから東…エオスの森という場所にある。
森のどこにあるかまではわからないが、
どうも奥に行かせないようにしている仕掛けがあるようでな。
普通の森にそんなものはない」
行かせない仕掛け。奥に何かあると考えた方が良いだろう。
アイリス「私達は、そちらに向かえばいいのですね…?」
ネメシア「ええ。何があるかはわからないから、お気をつけて」
シスル「…場所がわかったんならここに用はないだろ。早く行くぞ」
そう言ってシスルが早々に立ち去ろうとしたとき…
ローレル「おい、お前~!」
ローレルが前に出てきて呼び止めた。
ローレル「…お前のその、ディスペアの力。
解かってるかもしれねえが、使いすぎるな。というか、マジで使うな!」
魔王の力の危険さを知っているからこその、ローレルの忠告だった。
アイリスたちも王様に言われてはいたが
シスルは聞いていなかったため、ローレルが今伝えたのだ。
シスル「…わかってる。この力は、人間には大きすぎる。
酷使すれば、人間の姿には戻れなくなる…」
分かってくれたかと安心したのも束の間…次に紡がれた言葉は…
シスル「でもな、悔いはない! 魔王の首さえ、取れればそれで!
………魔王を殺せないなら生きている意味もない。魔王を殺せるなら、死んでもいい」
最後の方は小声だった。そのまま黙って退出して行ってしまった。
リナリア「…シスル……」
シオン「…シスルの事は俺達でなんとか止めます。それでは、失礼します」
ローレル「…はぁ…頼むぜ。お前等も気をつけろよ~?」
全員が頷いて城を後に知る。
ローレル「…ガイラルディア王、あいつ、シスルの事なにか知ってますよね?」
ガイラルディア「…だが、今ここでは…」
ふ、とネメシアの方に目をやる。
ローレル「俺が調べとく。あいつの身になにがあったのか、あいつが誰なのか、な」
ネメシア「ローレル? 何の話??」
ローレル「こっちの話だっ。お姫様は気にすんなよっ」
話から省かれたことでローレルの足をネメシアが踏みつけた。
ローレル「いってえええ!?」
そのころ、外に出たシオンたち一行。
シオン「おい、シスル。早いって、待てって!!」
早足で行ってしまうシスルをシオンが必死に呼び止める。
シスル「お前等が遅いだけだろ」
相変わらず態度がそっけない。シオンもため息をつく。
思い出されるレオノティスとシュロの仲裁。ある意味それよりも難しい…。
レオノティス「…チームワークも何もあったものじゃないな…」
シュロ「君も、最初の頃は一人で行動したりしてただろ」
レオノティス「お前が俺を避けるから、いない方が良いだろうと思ってな」
シュロ「煩いなっ、それはもう忘れてくれ!
僕のせいでチームワークが乱れてたみたいじゃないか!」
間違いではないだろう、と、レオノティスが呟く。
後ろのそのやりとりを聞いていた他も苦笑い。
ブローディア「次、何の聖武器だろうね?」
アスター「…杖? とかか?」
フクシア「王道武器~だね。でも、森だし確かに杖みたいな魔術系かもしれないね」
そんな話をしながら城下ので口まで来ると、出口の辺りに女の子が立っていた。
アイリス「…あなたは?」
長い金髪をなびかせてシオン達の前に立って顔を上げる。
ローズ「私はローズ! シオン、アイリス、ブローディア、フクシア、アスター、
レオノティス、リナリア、シスル、バカ、貴方達の事は知ってるわ」
この中に名前が挙がってない者…。
シュロ「…まさかとは思うが、馬鹿とは僕の事か?」
ローズ「あなた以外に誰がいるのよ、
馬鹿でアホでマヌケで尻に敷かれてて噛ませ犬だって、カイヤ様が言ってたの!」
酷い言われよう。で、なぜか上がったカイヤの名。
シオン「カイヤ!? 逆刃十架のカイヤの事か!?」
アイリス「ええっ!? 逆刃十架の部下!?」
早速口を滑らせた。ローズは口を滑らせることが多い。
ローズ「あ、ヤバ…ばれちゃった…
こっほん!! それはともかく、森に行っても聖武器を探し出すのは難しいよ!」
レオノティス「仕掛けの事か? そんなに難しいのか?」
ローズ「だって、聖武器のあるエリアの入口にはパスワード入力装置があるもん。
パスワード「シュタルカーヴィレ」って入力しないと開かないんだから!」
・・・・・・・・・・・・・・・
長めの沈黙。
シオン「…こほん。君は、どうやってそれを知ったんだ?」
ローズ「それはカイヤ様からの情報……
あっ、しまった! 言っちゃった! バレたらカイヤ様に怒られる…!」
シュロ「バカは君の方だろ…;;;;」
慌てふためくローズにシュロが呆れて話す。
ローズ「ちょっとシュロ! カイヤ様に会っても自分たちで解いたって事にしてよね!
どうせパスワードのヒントは森の中にあったんだから!」
シュロ「なんで僕に頼むんだ!?」
ローズ「じゃね!!」
シュロの言い分も無視して転移で立ち去ってしまった。
シオン「……ま、まあ、仕掛けの解き方は解かったし、良かった、のか?」
リナリア「よ、良かったんじゃないかしら…」
戸惑う一行。その中で明らかにへこんでいるシュロが。
レオノティス「カイヤも的を射た事を言うな」
シュロ「僕のどこが馬鹿でアホでマヌケで尻に敷かれてて噛ませ犬だって言うんだ!?」
ブローディアが「まあまあ」と間に割って入る。
アイリス「逆刃十架の部下なんて…」
シオン「ああ、これまで以上に気をつけたほうがいいかもしれない」
改めて気を引き締めて、城下を後にした。次の目的地は「エオスの森」だ。
そのころ、ローレルはセイクレイ城が関わっていた国を調べて書庫にこもっていた。
ローレル(…これは、ネメシアの婚約者がいた城だったよな。
…国王は確か、かつての英雄の誰かの血を引き継いでいたはず)
ページをめくり続けていると今はなきネメシアの婚約者や国王の事も書いてあった。
ローレル(似てるけど違うな。でも、似すぎじゃ……。!??)
気になるページに目が留まった。そのページを見たとたん、手が止まった。
ローレル(…あの時確かこいつも城には…まさか、魔王の肉体は元々…
魔王の目的は力慣らしと、魔王の肉体をあいつに移すため…!? じゃあ、あいつは……)
ありったけの思考を巡らせて辿り着いた真実。
それに気づいて喜びと、かつての英雄たちの判断を恨んだ。
もっと別の、封印の方法はなかったのか…と。
朝になり、シオン達は玉座の間に集まっていた。その理由は聖武器の在り処の件だった。
ガイラルディア「朝早くから集まってもらってすまない。
聖武器の在り処、ひとつだが突きとめる事が出来た」
シオン「本当ですか!?」
ガイラルディア「ああ。その場所はここから東…エオスの森という場所にある。
森のどこにあるかまではわからないが、
どうも奥に行かせないようにしている仕掛けがあるようでな。
普通の森にそんなものはない」
行かせない仕掛け。奥に何かあると考えた方が良いだろう。
アイリス「私達は、そちらに向かえばいいのですね…?」
ネメシア「ええ。何があるかはわからないから、お気をつけて」
シスル「…場所がわかったんならここに用はないだろ。早く行くぞ」
そう言ってシスルが早々に立ち去ろうとしたとき…
ローレル「おい、お前~!」
ローレルが前に出てきて呼び止めた。
ローレル「…お前のその、ディスペアの力。
解かってるかもしれねえが、使いすぎるな。というか、マジで使うな!」
魔王の力の危険さを知っているからこその、ローレルの忠告だった。
アイリスたちも王様に言われてはいたが
シスルは聞いていなかったため、ローレルが今伝えたのだ。
シスル「…わかってる。この力は、人間には大きすぎる。
酷使すれば、人間の姿には戻れなくなる…」
分かってくれたかと安心したのも束の間…次に紡がれた言葉は…
シスル「でもな、悔いはない! 魔王の首さえ、取れればそれで!
………魔王を殺せないなら生きている意味もない。魔王を殺せるなら、死んでもいい」
最後の方は小声だった。そのまま黙って退出して行ってしまった。
リナリア「…シスル……」
シオン「…シスルの事は俺達でなんとか止めます。それでは、失礼します」
ローレル「…はぁ…頼むぜ。お前等も気をつけろよ~?」
全員が頷いて城を後に知る。
ローレル「…ガイラルディア王、あいつ、シスルの事なにか知ってますよね?」
ガイラルディア「…だが、今ここでは…」
ふ、とネメシアの方に目をやる。
ローレル「俺が調べとく。あいつの身になにがあったのか、あいつが誰なのか、な」
ネメシア「ローレル? 何の話??」
ローレル「こっちの話だっ。お姫様は気にすんなよっ」
話から省かれたことでローレルの足をネメシアが踏みつけた。
ローレル「いってえええ!?」
そのころ、外に出たシオンたち一行。
シオン「おい、シスル。早いって、待てって!!」
早足で行ってしまうシスルをシオンが必死に呼び止める。
シスル「お前等が遅いだけだろ」
相変わらず態度がそっけない。シオンもため息をつく。
思い出されるレオノティスとシュロの仲裁。ある意味それよりも難しい…。
レオノティス「…チームワークも何もあったものじゃないな…」
シュロ「君も、最初の頃は一人で行動したりしてただろ」
レオノティス「お前が俺を避けるから、いない方が良いだろうと思ってな」
シュロ「煩いなっ、それはもう忘れてくれ!
僕のせいでチームワークが乱れてたみたいじゃないか!」
間違いではないだろう、と、レオノティスが呟く。
後ろのそのやりとりを聞いていた他も苦笑い。
ブローディア「次、何の聖武器だろうね?」
アスター「…杖? とかか?」
フクシア「王道武器~だね。でも、森だし確かに杖みたいな魔術系かもしれないね」
そんな話をしながら城下ので口まで来ると、出口の辺りに女の子が立っていた。
アイリス「…あなたは?」
長い金髪をなびかせてシオン達の前に立って顔を上げる。
ローズ「私はローズ! シオン、アイリス、ブローディア、フクシア、アスター、
レオノティス、リナリア、シスル、バカ、貴方達の事は知ってるわ」
この中に名前が挙がってない者…。
シュロ「…まさかとは思うが、馬鹿とは僕の事か?」
ローズ「あなた以外に誰がいるのよ、
馬鹿でアホでマヌケで尻に敷かれてて噛ませ犬だって、カイヤ様が言ってたの!」
酷い言われよう。で、なぜか上がったカイヤの名。
シオン「カイヤ!? 逆刃十架のカイヤの事か!?」
アイリス「ええっ!? 逆刃十架の部下!?」
早速口を滑らせた。ローズは口を滑らせることが多い。
ローズ「あ、ヤバ…ばれちゃった…
こっほん!! それはともかく、森に行っても聖武器を探し出すのは難しいよ!」
レオノティス「仕掛けの事か? そんなに難しいのか?」
ローズ「だって、聖武器のあるエリアの入口にはパスワード入力装置があるもん。
パスワード「シュタルカーヴィレ」って入力しないと開かないんだから!」
・・・・・・・・・・・・・・・
長めの沈黙。
シオン「…こほん。君は、どうやってそれを知ったんだ?」
ローズ「それはカイヤ様からの情報……
あっ、しまった! 言っちゃった! バレたらカイヤ様に怒られる…!」
シュロ「バカは君の方だろ…;;;;」
慌てふためくローズにシュロが呆れて話す。
ローズ「ちょっとシュロ! カイヤ様に会っても自分たちで解いたって事にしてよね!
どうせパスワードのヒントは森の中にあったんだから!」
シュロ「なんで僕に頼むんだ!?」
ローズ「じゃね!!」
シュロの言い分も無視して転移で立ち去ってしまった。
シオン「……ま、まあ、仕掛けの解き方は解かったし、良かった、のか?」
リナリア「よ、良かったんじゃないかしら…」
戸惑う一行。その中で明らかにへこんでいるシュロが。
レオノティス「カイヤも的を射た事を言うな」
シュロ「僕のどこが馬鹿でアホでマヌケで尻に敷かれてて噛ませ犬だって言うんだ!?」
ブローディアが「まあまあ」と間に割って入る。
アイリス「逆刃十架の部下なんて…」
シオン「ああ、これまで以上に気をつけたほうがいいかもしれない」
改めて気を引き締めて、城下を後にした。次の目的地は「エオスの森」だ。
そのころ、ローレルはセイクレイ城が関わっていた国を調べて書庫にこもっていた。
ローレル(…これは、ネメシアの婚約者がいた城だったよな。
…国王は確か、かつての英雄の誰かの血を引き継いでいたはず)
ページをめくり続けていると今はなきネメシアの婚約者や国王の事も書いてあった。
ローレル(似てるけど違うな。でも、似すぎじゃ……。!??)
気になるページに目が留まった。そのページを見たとたん、手が止まった。
ローレル(…あの時確かこいつも城には…まさか、魔王の肉体は元々…
魔王の目的は力慣らしと、魔王の肉体をあいつに移すため…!? じゃあ、あいつは……)
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