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出会い
~未来(イマ)に至るためのプレリュード~ 19話
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フェズ「死黒乱!!」
魔物の討伐にフェズが参加してくれているのだが…。
フェズ「闇の矢を放つ…ダークアロー!! さあ! 次はどいつだ!!」
ゼファ「……楽しそうだね」
エルブ「こ、怖…い」
サラテリ「……あたしだって…! 光よ降り注げ…シャインスコール!!」
負けじとサラテリが敵を蹴散らす。
セピア「何を張り合ってるんですの」
エピナール「闘争心に火が点きましたね」
フロスティ「サラテリは騎士の家系じゃ。根にある対抗心が燃えたのじゃろう」
グラファイト「仕方ないな…もう」
それで気合が入って魔物討伐に気合が入るなら良いが…。
フェズ「影よ爆発せよ…シャドウバースト!」
サラテリ「光閃華!!」
オペラ「……二人だけでも大丈夫そうですね」
ゼファ「……鳴り響け全てに…ノーブルベル!!」
とはいえ何もしないのもあれだったので、ゼファも万等属性を放つ。
ゼルシェード「お前もだいぶ万等属性に慣れたな」
そんなこんなで、多くいた魔物は一掃。
それから数日後、クレセディアの有名地。
サクラの見える場所でインフェヌムが率いていた魔物達も共に来ていた。
ゼファ「フェズ。この前は敵の制圧ありがとう。」
サラテリ「あの魔物結構強いんだよー? やるじゃん!」
褒めてはいるんだけど、あの時一番張り合っていたのはサラテリだ。
プリムローズ「笑ってたね。戦ってるとき」
フェズ「戦ってると、生きてるって思うんだよ。
俺が生きてれば、弟達も生きるなら…って」
これを戦闘狂という。
グラファイト「生きる意味って人それぞれだし、
死にたいと思わずに済むなら、何でもいいと思うよ」
グラファイトはこういうところ、優しいんだよな。
フェズ「ゼファ、また暗殺されそうになったって聞いたぞ…」
ゼファ「ああ、三零士が助けてくれたけどね」
セピア「…貴方だけでも撃退できますわよね?」
エピナール「まあまあ、私達で頑張りましょうよ」
…あの時とはまた別で、ちゃんとした人間から殺されそうだった。
まあ、よくある話。
フェズ「……俺より先に死ぬなよ。」
ゼファ「君にこれ以上、誰かを失う悲しみは与えないよ」
さすがにフェズにこれ以上、誰かを失わせるのは、な…。
エルブ「……あの…そんなに心配なら、フェズさんも零士になりませんか?」
エルブの提案。
フェズはしばらく無言だったが、それ以外は納得のようだ。
サラテリ「それいいじゃん!」
プリムローズ「私、フェズと一緒に仕事したい。」
……プリムローズに懐かれている。兄と妹の図だ。
フロスティ「兄のお守りは大変じゃぞ? お転婆じゃからの。」
エピナール「それは貴方もですよ、姫様。ゼファ様よりはマシですけど」
ゼファのお転婆にはなかなか勝てる王族はいない。
グラファイト「愚痴なら聞くから。なれば?」
セピア「貴方の実力なら務まりますわよ」
その場にいる全員が期待で見ている。
フェズ「だああ! 分かったよ、なる。なってやるから!!」
見事に乗せられたな、フェズは。
サラテリ「これで四零士になるんだね! フェズは何、紅零士かな?」
グラファイト「僕らの色が元なんだけどさ。ゼファが決めた。」
発案者はプリムローズだったが、決定したのはゼファだ。
ゼファ「うんうん、君は紅零士だね。
それでいいかな?」
フェズ「……ああ、今から俺は紅零士フェズだ。
最期まで、お前らと戦い抜くと誓う」
これでやっと四零士が揃った。
ゼファとも、傭兵の立場よりは関わりやすくなるだろう。
インフェヌム「中々賑やかになったな」
オペラ「ゼファ様の護衛は、いっぱいいますね。」
ゼファ「うん。…護衛以前に、仲間だけどね。大切な。インフェヌムも。
オペラの事も、婚約者以前に、大切な人だよ」
それは……
オペラ「ぜ、ゼファ様。…私もです。
婚約者でなくても、きっとあなたの事を好きになっていました」
ゼルシェード「フッ……失うなよ、ゼファ」
その晩。久しぶりにエルブはセピアに色々作法の指導されていたのだが…。
やっぱりセピアの圧と言うか、それは結構疲れるようで…。
城の通路。外にかけられている橋のような道なのだが、
そこでエルブはうなだれていた。
エルブ「はぁ……やっぱりセピアさん怖いよ…;;;」
フェズ「どうしたよ?」
この声は…戦闘狂のフェズ!
エルブ「え、え、あ、いやその!」
フェズ「セピアだろ? あいつこえーよな;;;」
あ、あれ…? 雰囲気が…。
フェズ「疲れてんだろ。大丈夫か?」
エルブ「え、あ、はい…」
凄く優しそうな顔で話してくれている。
フェズ「何か、弟みたいなんだよな。ほっとけねーっていうか」
エルブ「……ありがとうございます、フェズさん」
フェズ「紳士対応ねぇ…貴族の養子だもんな。
…お前の思う紳士でいいんじゃねーの? 無理に万人と同じじゃなくても」
エルブ「え…」
そんな発言にぽかんとしてしまった。
フェズ「ま、疲れたらいつでも相談に乗るから、
頑張れよ。エルブ」
エルブ「は、はい!」
翌日……。
サラテリ「はあ!? もう一回言ってみなさいよ!!」
フェズ「ドレス着たってめかしこんだって、大して変わんねーって言ったんだよ」
サラテリ「何ですってーー!!? あーやだやだ、デリカシーないんだから!」
何の騒ぎだ、朝っぱらから。
ゼファ「どうしたんだい?」
フロスティ「フェズがサラテリにデリカシー皆無な事を言い出したのじゃ」
グラファイト「ちょっと……もう…」
セピア「ワタクシはサラテリの応援に入りますわ」
エピナール「私もサラテリさんで」
エルブ「…えっと、どうして応援なんて話に…」
いや、だって…もう。
ゼルシェード「あいつら、戦闘に入るだろう」
プリムローズ「いいの?」
ゼファ「うーん………たまには本気でぶつからせたら?」
いいのかい。
フロスティ「頑張るのじゃー!」
ゼルシェード「どっちを応援してるんだ」
フロスティ「どっちもじゃ」
サラテリ「煌蝶凛!」
フェズ「悪命絶!!」
レイピアと剣が衝突する。
サラテリ「ぜーったい後悔させてやる! 光の涙…シャインティア!」
フェズ「こっちの台詞だ! 闇の矢を放つ…ダークアロー!」
魔法まで…。
サラテリ「だいったい、あんたはいっつもデリカシーが欠けてるっていうか!
見た目はいいのにねー! 戦闘になると狂ってるしー!」
フェズ「黙れよ、まな板」
…いや、サラテリは…胸はある方だと思うんだけれど????
と言うか、その言葉は…
サラテリ「あーあ……言っちゃいけない事言ったよ。
絶対に倒す! 銀の棘よ突き刺せ…シルバーソーン!」
フェズ「ちっ! この!」
サラテリの逆鱗に触れた。というか、女性の逆鱗では…。
フェズ「倒されるのはお前だろ! 暗黒連義!!」
女性相手に容赦ないな。いや、サラテリがマジすぎるから仕方ないんだけど。
フロスティ「…戦闘不能になるまでやらせるのか?」
プリムローズ「死なない程度にしてほしいなぁ…」
グラファイト「その前に止めるよ。…あれ?」
歩いてきたのはオペラだ。ゼファに会いに来たのだろう。
オペラ「えっと…何が起きてるんですか?」
ゼファ「フェズとサラテリが手合わせと言う名の死合いをしてるよ!」
なぜ笑顔なんだ。そして「しあい」の字が違う気がする。
オペラ「手、手合わせにしては…本気すぎませんか!?」
ゼルシェード「時にはぶつかる事も大事だ。やらせておけ」
セピア「悪いのはフェズですわ。」
エピナール「女性に対してあれは…;;;」
見ていなかったオペラとしては、はてなが何個も浮上している状態だ。
エルブ「でも、両者とも譲りませんね」
譲る=負けだからなぁ…。
サラテリ「くっ……この戦い、絶対に負けたくない!!」
フェズ「無駄に体力ありすぎんだよ…動けない程度に力を奪えれば…!!」
…ん??? まずいのでは…。
ゼルシェード「……この二人が、四零士じゃ最強だな」
え? え? と一瞬思ったが、その理由はすぐに分かった。
それ、は、この二人の決意に応えてしまったのだ。
サラテリ「勝利の光!」
フェズ「飢えの痛み!」
能力覚醒!
プリムローズ「え、え、こんなことで!?」
グラファイト「い、いや、今の覚悟に応えたって事は…その効果は!?」
「絶対に勝つ」ことと、「動けないほど力を奪う」こと。
フェズ「がっ!? 何だ、今のは…っ」
フェズ、戦闘不能。
サラテリ「な、にこれ…力が、全く入らない…っ」
サラテリも無理だろう。
ゼルシェード「……両成敗だな」
オペラ「お、お二人とも! 今回復します!!」
ゼファ「お疲れ様。頭は冷えたかい?」
………
サラテリ「ごめん、ゼファ…」
フェズ「ムキになりすぎた…」
まったくだ。でも、まあ、結果として、能力を覚えられたから、良いのかな???
エピナール「お二人のは、どういう効果だったんですか?」
サラテリ「あたしのは、勝負事の絶対勝利。
発動すれば、相手は絶対に負ける。
戦闘不能か、殺すかは、あたしが調整できるみたい」
フェズ「俺のは、相手の体力を限界まで削る。
戦闘不能とは言えねぇが、殴られただけでも瀕死になるまで削るから、まあ立てなくなるな」
うわぁ……。チートだ。
オペラ「…はい、回復終わりましたよ。」
エルブ「大丈夫ですか、お二人とも」
オペラ「サラテリさんの方は、回復できるまで時間がかかったんですけれど…」
? 能力(スキル)の影響か???
フェズ「……多分、しばらく経たないと、回復しても効果ねぇんだと思う」
やっぱりチート。
グラファイト「朝から何やってるんだよ。まったく……」
プリムローズ「今日は任務ないから良かったけど、
明日はあるかもしれないから、体調万全にしておいてね!」
こっぴどく叱られて、この場は治まった。
ちなみに……
サラテリ「どうかな!? この紙飾り!!」
プリムローズ「どこで買ったの?」
フェズ「似合ってねえって」
などと言おうものなら…
サラテリ「勝利の……」
フェズ「謝るから、勝利の光はやめろ」
能力を使われそうになると謝るようになった。
逆に言えば、使われないのならいつまでも謝らない。
ゼファ「平和だね」
グラファイト「…え? 平和なの?」
ゼファ「平和だよね?」
フロスティ「平和じゃな」
セピア「平和な方ですわよ」
エピナール「そうですね」
エルブ「ええ……」
オペラ「ふふ、にぎやかですけどね;;;」
オペラ、グラファイト、エルブだけは普通の感性を持っていてほしい。
魔物の討伐にフェズが参加してくれているのだが…。
フェズ「闇の矢を放つ…ダークアロー!! さあ! 次はどいつだ!!」
ゼファ「……楽しそうだね」
エルブ「こ、怖…い」
サラテリ「……あたしだって…! 光よ降り注げ…シャインスコール!!」
負けじとサラテリが敵を蹴散らす。
セピア「何を張り合ってるんですの」
エピナール「闘争心に火が点きましたね」
フロスティ「サラテリは騎士の家系じゃ。根にある対抗心が燃えたのじゃろう」
グラファイト「仕方ないな…もう」
それで気合が入って魔物討伐に気合が入るなら良いが…。
フェズ「影よ爆発せよ…シャドウバースト!」
サラテリ「光閃華!!」
オペラ「……二人だけでも大丈夫そうですね」
ゼファ「……鳴り響け全てに…ノーブルベル!!」
とはいえ何もしないのもあれだったので、ゼファも万等属性を放つ。
ゼルシェード「お前もだいぶ万等属性に慣れたな」
そんなこんなで、多くいた魔物は一掃。
それから数日後、クレセディアの有名地。
サクラの見える場所でインフェヌムが率いていた魔物達も共に来ていた。
ゼファ「フェズ。この前は敵の制圧ありがとう。」
サラテリ「あの魔物結構強いんだよー? やるじゃん!」
褒めてはいるんだけど、あの時一番張り合っていたのはサラテリだ。
プリムローズ「笑ってたね。戦ってるとき」
フェズ「戦ってると、生きてるって思うんだよ。
俺が生きてれば、弟達も生きるなら…って」
これを戦闘狂という。
グラファイト「生きる意味って人それぞれだし、
死にたいと思わずに済むなら、何でもいいと思うよ」
グラファイトはこういうところ、優しいんだよな。
フェズ「ゼファ、また暗殺されそうになったって聞いたぞ…」
ゼファ「ああ、三零士が助けてくれたけどね」
セピア「…貴方だけでも撃退できますわよね?」
エピナール「まあまあ、私達で頑張りましょうよ」
…あの時とはまた別で、ちゃんとした人間から殺されそうだった。
まあ、よくある話。
フェズ「……俺より先に死ぬなよ。」
ゼファ「君にこれ以上、誰かを失う悲しみは与えないよ」
さすがにフェズにこれ以上、誰かを失わせるのは、な…。
エルブ「……あの…そんなに心配なら、フェズさんも零士になりませんか?」
エルブの提案。
フェズはしばらく無言だったが、それ以外は納得のようだ。
サラテリ「それいいじゃん!」
プリムローズ「私、フェズと一緒に仕事したい。」
……プリムローズに懐かれている。兄と妹の図だ。
フロスティ「兄のお守りは大変じゃぞ? お転婆じゃからの。」
エピナール「それは貴方もですよ、姫様。ゼファ様よりはマシですけど」
ゼファのお転婆にはなかなか勝てる王族はいない。
グラファイト「愚痴なら聞くから。なれば?」
セピア「貴方の実力なら務まりますわよ」
その場にいる全員が期待で見ている。
フェズ「だああ! 分かったよ、なる。なってやるから!!」
見事に乗せられたな、フェズは。
サラテリ「これで四零士になるんだね! フェズは何、紅零士かな?」
グラファイト「僕らの色が元なんだけどさ。ゼファが決めた。」
発案者はプリムローズだったが、決定したのはゼファだ。
ゼファ「うんうん、君は紅零士だね。
それでいいかな?」
フェズ「……ああ、今から俺は紅零士フェズだ。
最期まで、お前らと戦い抜くと誓う」
これでやっと四零士が揃った。
ゼファとも、傭兵の立場よりは関わりやすくなるだろう。
インフェヌム「中々賑やかになったな」
オペラ「ゼファ様の護衛は、いっぱいいますね。」
ゼファ「うん。…護衛以前に、仲間だけどね。大切な。インフェヌムも。
オペラの事も、婚約者以前に、大切な人だよ」
それは……
オペラ「ぜ、ゼファ様。…私もです。
婚約者でなくても、きっとあなたの事を好きになっていました」
ゼルシェード「フッ……失うなよ、ゼファ」
その晩。久しぶりにエルブはセピアに色々作法の指導されていたのだが…。
やっぱりセピアの圧と言うか、それは結構疲れるようで…。
城の通路。外にかけられている橋のような道なのだが、
そこでエルブはうなだれていた。
エルブ「はぁ……やっぱりセピアさん怖いよ…;;;」
フェズ「どうしたよ?」
この声は…戦闘狂のフェズ!
エルブ「え、え、あ、いやその!」
フェズ「セピアだろ? あいつこえーよな;;;」
あ、あれ…? 雰囲気が…。
フェズ「疲れてんだろ。大丈夫か?」
エルブ「え、あ、はい…」
凄く優しそうな顔で話してくれている。
フェズ「何か、弟みたいなんだよな。ほっとけねーっていうか」
エルブ「……ありがとうございます、フェズさん」
フェズ「紳士対応ねぇ…貴族の養子だもんな。
…お前の思う紳士でいいんじゃねーの? 無理に万人と同じじゃなくても」
エルブ「え…」
そんな発言にぽかんとしてしまった。
フェズ「ま、疲れたらいつでも相談に乗るから、
頑張れよ。エルブ」
エルブ「は、はい!」
翌日……。
サラテリ「はあ!? もう一回言ってみなさいよ!!」
フェズ「ドレス着たってめかしこんだって、大して変わんねーって言ったんだよ」
サラテリ「何ですってーー!!? あーやだやだ、デリカシーないんだから!」
何の騒ぎだ、朝っぱらから。
ゼファ「どうしたんだい?」
フロスティ「フェズがサラテリにデリカシー皆無な事を言い出したのじゃ」
グラファイト「ちょっと……もう…」
セピア「ワタクシはサラテリの応援に入りますわ」
エピナール「私もサラテリさんで」
エルブ「…えっと、どうして応援なんて話に…」
いや、だって…もう。
ゼルシェード「あいつら、戦闘に入るだろう」
プリムローズ「いいの?」
ゼファ「うーん………たまには本気でぶつからせたら?」
いいのかい。
フロスティ「頑張るのじゃー!」
ゼルシェード「どっちを応援してるんだ」
フロスティ「どっちもじゃ」
サラテリ「煌蝶凛!」
フェズ「悪命絶!!」
レイピアと剣が衝突する。
サラテリ「ぜーったい後悔させてやる! 光の涙…シャインティア!」
フェズ「こっちの台詞だ! 闇の矢を放つ…ダークアロー!」
魔法まで…。
サラテリ「だいったい、あんたはいっつもデリカシーが欠けてるっていうか!
見た目はいいのにねー! 戦闘になると狂ってるしー!」
フェズ「黙れよ、まな板」
…いや、サラテリは…胸はある方だと思うんだけれど????
と言うか、その言葉は…
サラテリ「あーあ……言っちゃいけない事言ったよ。
絶対に倒す! 銀の棘よ突き刺せ…シルバーソーン!」
フェズ「ちっ! この!」
サラテリの逆鱗に触れた。というか、女性の逆鱗では…。
フェズ「倒されるのはお前だろ! 暗黒連義!!」
女性相手に容赦ないな。いや、サラテリがマジすぎるから仕方ないんだけど。
フロスティ「…戦闘不能になるまでやらせるのか?」
プリムローズ「死なない程度にしてほしいなぁ…」
グラファイト「その前に止めるよ。…あれ?」
歩いてきたのはオペラだ。ゼファに会いに来たのだろう。
オペラ「えっと…何が起きてるんですか?」
ゼファ「フェズとサラテリが手合わせと言う名の死合いをしてるよ!」
なぜ笑顔なんだ。そして「しあい」の字が違う気がする。
オペラ「手、手合わせにしては…本気すぎませんか!?」
ゼルシェード「時にはぶつかる事も大事だ。やらせておけ」
セピア「悪いのはフェズですわ。」
エピナール「女性に対してあれは…;;;」
見ていなかったオペラとしては、はてなが何個も浮上している状態だ。
エルブ「でも、両者とも譲りませんね」
譲る=負けだからなぁ…。
サラテリ「くっ……この戦い、絶対に負けたくない!!」
フェズ「無駄に体力ありすぎんだよ…動けない程度に力を奪えれば…!!」
…ん??? まずいのでは…。
ゼルシェード「……この二人が、四零士じゃ最強だな」
え? え? と一瞬思ったが、その理由はすぐに分かった。
それ、は、この二人の決意に応えてしまったのだ。
サラテリ「勝利の光!」
フェズ「飢えの痛み!」
能力覚醒!
プリムローズ「え、え、こんなことで!?」
グラファイト「い、いや、今の覚悟に応えたって事は…その効果は!?」
「絶対に勝つ」ことと、「動けないほど力を奪う」こと。
フェズ「がっ!? 何だ、今のは…っ」
フェズ、戦闘不能。
サラテリ「な、にこれ…力が、全く入らない…っ」
サラテリも無理だろう。
ゼルシェード「……両成敗だな」
オペラ「お、お二人とも! 今回復します!!」
ゼファ「お疲れ様。頭は冷えたかい?」
………
サラテリ「ごめん、ゼファ…」
フェズ「ムキになりすぎた…」
まったくだ。でも、まあ、結果として、能力を覚えられたから、良いのかな???
エピナール「お二人のは、どういう効果だったんですか?」
サラテリ「あたしのは、勝負事の絶対勝利。
発動すれば、相手は絶対に負ける。
戦闘不能か、殺すかは、あたしが調整できるみたい」
フェズ「俺のは、相手の体力を限界まで削る。
戦闘不能とは言えねぇが、殴られただけでも瀕死になるまで削るから、まあ立てなくなるな」
うわぁ……。チートだ。
オペラ「…はい、回復終わりましたよ。」
エルブ「大丈夫ですか、お二人とも」
オペラ「サラテリさんの方は、回復できるまで時間がかかったんですけれど…」
? 能力(スキル)の影響か???
フェズ「……多分、しばらく経たないと、回復しても効果ねぇんだと思う」
やっぱりチート。
グラファイト「朝から何やってるんだよ。まったく……」
プリムローズ「今日は任務ないから良かったけど、
明日はあるかもしれないから、体調万全にしておいてね!」
こっぴどく叱られて、この場は治まった。
ちなみに……
サラテリ「どうかな!? この紙飾り!!」
プリムローズ「どこで買ったの?」
フェズ「似合ってねえって」
などと言おうものなら…
サラテリ「勝利の……」
フェズ「謝るから、勝利の光はやめろ」
能力を使われそうになると謝るようになった。
逆に言えば、使われないのならいつまでも謝らない。
ゼファ「平和だね」
グラファイト「…え? 平和なの?」
ゼファ「平和だよね?」
フロスティ「平和じゃな」
セピア「平和な方ですわよ」
エピナール「そうですね」
エルブ「ええ……」
オペラ「ふふ、にぎやかですけどね;;;」
オペラ、グラファイト、エルブだけは普通の感性を持っていてほしい。
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