4 / 4
第4話 師匠の教え
しおりを挟むガイラに剣を教えてもらうことになったレイン……
そして特訓が始まるー……
「それで師匠……あなたの流儀は何ですか?」と聞くレイン。
ガイラは一瞬黙り込んでこうこたえた。
「……いいか?レイン!よく聞け?本当に強いヤツ流儀はいらないんだ。
たしかに流儀つまり型は応用はきく、けどな型があれば動きがよまれやすくなる。
そんで難しい攻撃かきたらどうする?
俺が言いたいのは流儀は応用はきくが、対応はしづらくなるんだ。
型にハマらないやつが強いんだ。
俺が教えるのは流儀じゃない……自分で回避する強さだ」
それを聞いたレインは少し気合いが入り、
「はい!」
と返事をする。
「だから、強くなるためには戦いつづけろ。とりあえず最初は剣は持たせないから覚悟しろ!
森を10周してこい、まずは生き延びるための対応力を磨けそれは剣をもたなくてもだ!」
それを聞いてレインは何も持たずに森を走っていく。この森は少し険しくなっており走りづらいこれは
基礎体力の向上にもなるだろう。
…………
そして、10分くらいたっただろうかさすがにまだ疲れてはいないが……その時だった。
レインの前に凶暴そうな熊が現れた。
この地特有の熊、ウルフベアーだ。
2mを超える大きい熊だ。
その瞬間レインの頭に師匠の言葉がよぎった。
「どんな攻撃にも対応する強さ……」
ドカッ!!ボンッ!
「くっ……いっ……てぇ」
レインは熊に殴られたお腹に爪痕が……
そこから血がでている。
近くにあった木の枝をとり、
くまの横の木を蹴ってとび、
「くらえ!木雷矢(もくらいや)!」
グサッ
雷をおびた木は矢のようにとび、くまの目に突き刺さった。
うがあああと悲鳴をあげる熊。
その間に
膝裏を石をあてその上から本気の蹴りをいれた。
みごとにくまは大勢をくずしてたおれた。
「ごめんなくまちゃん、少し寝ててな?雷縛り(かみなりしばり)!」
ビリビリとクマの体に雷が走る。そして気絶する。
「ふぅ、まだこの距離か……後先長いな」といってまた走り出す」
その時だった……
???「ねぇ、君すごいね今の見てたよ」
と、声がした。
木の上に少年がいる。いかにも怪しい。
「だれ?何者だ!」とレインが聞く
すると……
「僕?クスッ(笑い)魔術士だ」
その少年はそういった。
レインは驚いてその少年に電磁砲という攻撃をするがその少年は回避する。
そして、木に触れこういった「呪術……この森全体が貴様の敵だ」といった
そしたら、木が伸びレインに突っ込んでくる。
なっ?と様子のレイン
当然だ。普通木は伸びないのだから
そして謎の少年はその場去る。
「おい!まてよ!逃げる気か!」
伸びた木で少年はみえなくなった。
次回レインは森を10周しきることができるのだろうか
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
義妹がピンク色の髪をしています
ゆーぞー
ファンタジー
彼女を見て思い出した。私には前世の記憶がある。そしてピンク色の髪の少女が妹としてやって来た。ヤバい、うちは男爵。でも貧乏だから王族も通うような学校には行けないよね。
魅了の対価
しがついつか
ファンタジー
家庭事情により給金の高い職場を求めて転職したリンリーは、縁あってブラウンロード伯爵家の使用人になった。
彼女は伯爵家の第二子アッシュ・ブラウンロードの侍女を任された。
ブラウンロード伯爵家では、なぜか一家のみならず屋敷で働く使用人達のすべてがアッシュのことを嫌悪していた。
アッシュと顔を合わせてすぐにリンリーも「あ、私コイツ嫌いだわ」と感じたのだが、上級使用人を目指す彼女は私情を挟まずに職務に専念することにした。
淡々と世話をしてくれるリンリーに、アッシュは次第に心を開いていった。
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる