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初めてスライムを倒した日から3日後、ハティは未だにスライムだけを狩り続けていた。
「よし、またスライムが来たな。」
絶対に地上でスライム以外の魔物と遭遇したくないハティは、同じ木の上でスライムが来るまではじっとして、今みたいにスライムを発見すると木から下りて狩りに行く。
初めと違う所は、もう草むらに隠れてスライムの「水飲み」が終わるのを待たなくなったことだろう。
「行くぞっ、形態変化!」
ハティはスキル形態変化を使って、飛び上がった瞬間体を薄く広く伸ばして、相手のスライムに覆い被さる。
実は初めてスライムを倒した際に相手を包み込んだとき、ハティは体を精一杯引き伸ばしただけで、今ほど自由に体の形を変えることはできていなかった。しかし形態変化を覚えて練習することで、かなり自由に体の形を変えることができるようになったのだ。
何十匹かスライムを吸収してきたハティのSTRはそこそこ上がったので、ノーダメージの状態のスライムでも、簡単に包み込んで押さえつけて潰すことができるようになっていた。
「・・・よし。仕留めれたな。やっぱりこの方法が一番倒しやすい。」
始めは体の一部をナイフのようにして切り裂こうとしたり、ハンマーのようにして潰そうとしたハティだったが、もとがスライムボディなので、形は変わってもスライムをブニッとつつくか、ポヨッと打ち付けるだけに終わってしまっていた。
情けなくなってヘコんだ後からは、ずっとこの方法でスライムたちを圧死させて吸収するようになった。
・・・
「ちゃんと残さず取り込めたし、戻るか。」
あれからハティは小動物の死骸を吸収するスライムを見て、自分も魔物を消化して体に吸収できることを知っていた。近くにスライムの死骸ばかり置きっぱなしにすると他のスライムが来なくなるのではと、あれからスライムを倒しては川に流していたハティは、手間が省けるということで体に吸収することにしていた。
ちなみにハティのステータスはここまで上がっていた。
ーーーーーーーーーーーーー
ハティ
ステータス
HP 15
MP 1
STR 7
VIT 1
INT 5
DEX 4
AGI 5
スキル
吸収
分裂
消化速度up Lv1
形態変化 Lv2
ユニークスキル
慈愛
ーーーーーーーーーーーーー
紙防御で知性もないスライムばかり狩っていたので、MP,VIT、INTも上がることなくそのままで、HP、STRがある程度、DEX,AGIがほんの少しだけ上がっていた。
スキルも同じものを使い続けるとレベルが上がるようで、形態変化がLv2に上がっていた。消化速度upは、スライムを取り込む作業を繰り返す内についたようだ。
「けっこうHPも増えたし、力もついたみたいだからゴブリンとかも積極的に倒して行きたいんだけど、このままじゃ一撃で仕留められなければ僕が一撃でやられるよな、どうしようか・・・。STRが20くらいになれば体当たり一発で倒せるかな?」
そう悩んでいると、茂みがガサガサと音を立てて、一匹の魔物が姿を現した。
「お!ガメラだ!こいつを吸収したらVITも上がるだろう!」
現われたのはカメのような姿をした魔物のガメラだった。体を硬い甲羅で覆われた魔物で、殻に篭ると天敵のゴブリンでも倒せないので生存率の高い魔物だ。その辺のスライムも、取り付いてくる前に重い体で踏み潰せば問題なかったのだが、相手が悪かった。
ハティはのそのそと歩くガメラに飛びつくと、ガメラの顔を覆って息をできなくした。びっくりしたガメラは顔を引っ込めるが、もちろん顔に引っ付いているので剥がれない。しばらくもがいた後、ガメラは息絶えた。
ハティはガメラを吸収すると、木の上に戻ってステータスを確認する。
「おおっ!」
ーーーーーーーーーーーーー
ハティ
ステータス
HP 17
MP 1
STR 8
VIT 3
INT 5
DEX 4
AGI 5
スキル
吸収
分裂
消化速度up Lv1
形態変化 Lv2
硬化 Lv1
ユニークスキル
慈愛
ーーーーーーーーーーーーー
HP,STR,VITがそれぞれ上がっていた。それに加えて外殻を持っている魔物がしばしば持っている硬化も手に入れていた。
「これならあと何匹がガメラを倒せたらゴブリンも怖くないな!やっと先が見えてきたぞ・・・。」
ようやくこれから森の中でも安心して移動できそうな目処が立ってきたハティは、明るい気持ちで眠りに着いた。
「よし、またスライムが来たな。」
絶対に地上でスライム以外の魔物と遭遇したくないハティは、同じ木の上でスライムが来るまではじっとして、今みたいにスライムを発見すると木から下りて狩りに行く。
初めと違う所は、もう草むらに隠れてスライムの「水飲み」が終わるのを待たなくなったことだろう。
「行くぞっ、形態変化!」
ハティはスキル形態変化を使って、飛び上がった瞬間体を薄く広く伸ばして、相手のスライムに覆い被さる。
実は初めてスライムを倒した際に相手を包み込んだとき、ハティは体を精一杯引き伸ばしただけで、今ほど自由に体の形を変えることはできていなかった。しかし形態変化を覚えて練習することで、かなり自由に体の形を変えることができるようになったのだ。
何十匹かスライムを吸収してきたハティのSTRはそこそこ上がったので、ノーダメージの状態のスライムでも、簡単に包み込んで押さえつけて潰すことができるようになっていた。
「・・・よし。仕留めれたな。やっぱりこの方法が一番倒しやすい。」
始めは体の一部をナイフのようにして切り裂こうとしたり、ハンマーのようにして潰そうとしたハティだったが、もとがスライムボディなので、形は変わってもスライムをブニッとつつくか、ポヨッと打ち付けるだけに終わってしまっていた。
情けなくなってヘコんだ後からは、ずっとこの方法でスライムたちを圧死させて吸収するようになった。
・・・
「ちゃんと残さず取り込めたし、戻るか。」
あれからハティは小動物の死骸を吸収するスライムを見て、自分も魔物を消化して体に吸収できることを知っていた。近くにスライムの死骸ばかり置きっぱなしにすると他のスライムが来なくなるのではと、あれからスライムを倒しては川に流していたハティは、手間が省けるということで体に吸収することにしていた。
ちなみにハティのステータスはここまで上がっていた。
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ハティ
ステータス
HP 15
MP 1
STR 7
VIT 1
INT 5
DEX 4
AGI 5
スキル
吸収
分裂
消化速度up Lv1
形態変化 Lv2
ユニークスキル
慈愛
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紙防御で知性もないスライムばかり狩っていたので、MP,VIT、INTも上がることなくそのままで、HP、STRがある程度、DEX,AGIがほんの少しだけ上がっていた。
スキルも同じものを使い続けるとレベルが上がるようで、形態変化がLv2に上がっていた。消化速度upは、スライムを取り込む作業を繰り返す内についたようだ。
「けっこうHPも増えたし、力もついたみたいだからゴブリンとかも積極的に倒して行きたいんだけど、このままじゃ一撃で仕留められなければ僕が一撃でやられるよな、どうしようか・・・。STRが20くらいになれば体当たり一発で倒せるかな?」
そう悩んでいると、茂みがガサガサと音を立てて、一匹の魔物が姿を現した。
「お!ガメラだ!こいつを吸収したらVITも上がるだろう!」
現われたのはカメのような姿をした魔物のガメラだった。体を硬い甲羅で覆われた魔物で、殻に篭ると天敵のゴブリンでも倒せないので生存率の高い魔物だ。その辺のスライムも、取り付いてくる前に重い体で踏み潰せば問題なかったのだが、相手が悪かった。
ハティはのそのそと歩くガメラに飛びつくと、ガメラの顔を覆って息をできなくした。びっくりしたガメラは顔を引っ込めるが、もちろん顔に引っ付いているので剥がれない。しばらくもがいた後、ガメラは息絶えた。
ハティはガメラを吸収すると、木の上に戻ってステータスを確認する。
「おおっ!」
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ハティ
ステータス
HP 17
MP 1
STR 8
VIT 3
INT 5
DEX 4
AGI 5
スキル
吸収
分裂
消化速度up Lv1
形態変化 Lv2
硬化 Lv1
ユニークスキル
慈愛
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HP,STR,VITがそれぞれ上がっていた。それに加えて外殻を持っている魔物がしばしば持っている硬化も手に入れていた。
「これならあと何匹がガメラを倒せたらゴブリンも怖くないな!やっと先が見えてきたぞ・・・。」
ようやくこれから森の中でも安心して移動できそうな目処が立ってきたハティは、明るい気持ちで眠りに着いた。
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