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次の日の朝、ハティは自分が寝ていた木から降りると、できるだけ自分の体が隠れられそうな茂みや草の生えた場所を選んで慎重に移動し始めた。自分でも余裕を持って倒せる魔物は倒して、まだ戦ったことのない魔物は避けて進んでいく。
この世界に来て初日に見つけられた川か、他の水場を見つけるまではこのスタンスで行こうと決めて、それから数日、ハティは日が暮れるまで移動しては近くの木の上で寝るという日々を過ごした。
そして移動を始めてから4日経ったある日、ハティは開けた場所で湖を見つけた。
「おぉ!これならいろんな魔物が集まってくるな、ここにしよう!」
そこには半径500mほどの、大きな湖があった。湖の端から木が生い茂っている場所まで50mほど背の低い草しか生えていない地面が広がっていたが、一本だけ、ポツンと大きな果実を生らせた木が生えていたので、ハティはそこなら魔物も集まりやすいだろうと、そこをしばらくは拠点にすることにする。
「登ってみると今までの木と違って太い分ゆっくりできるスペースもあっていいな!ここが見つかって良かった。」
ちなみに今のハティのステータスは、
ーーーーーーーーーーーーー
ハティ
ステータス
HP 40
MP 1
STR 20
VIT 14
INT 8
DEX 10
AGI 11
スキル
吸収
分裂
繁殖
消化速度up Lv2
形態変化 Lv4
硬化 Lv3
ユニークスキル
慈愛
ーーーーーーーーーーーーー
能力の吸収と消化の吸収を同時に行うと余計に時間がかかるので、ハティは次の拠点が見つかるまでは道中倒した魔物には能力の吸収のみを行っていた。その結果スキルは形態変化と硬化だけが上がっていた。
「相手のステータスを見れるスキルみたいなのがあればここまで慎重にならずに済むんだけど、こればっかりはなぁ・・・。あのブラックベアーを倒せるようになってきたらちゃんと本格的にこの世界を回り始めてもいいと思うんだけど、どれくらいステータスが上がったら倒せるんだ?」
物語に良く出てくるようななんでもありの世界とは違って、この世界にはきちんとルールがある。この世界シャーロームを創造したアハヴァーでもそれを無視することはできない。(そもそもそのルールを定めたのがアハヴァーなのだが)
アハヴァーがある目的のために創造したハティも、他のどの生物も持たない吸収のスキルと、ユニークスキルである慈愛を持たせることで、それ以上の能力を付与することはできなかった。そもそも吸収のスキル自体が無限の可能性を秘めているので、それだけでほとんど目一杯だったのだ。
「いつか鑑定のスキルを手に入れるしかないな。それまでは今まで通り、ちゃんと余裕を持って相手できるって安心できるまではこのままで行こう。」
そう決めたハティは、暗くなるまでいつも通りスキルの練習をしながら新しい魔物はいないか、あたりに目をやるのだった。
この世界に来て初日に見つけられた川か、他の水場を見つけるまではこのスタンスで行こうと決めて、それから数日、ハティは日が暮れるまで移動しては近くの木の上で寝るという日々を過ごした。
そして移動を始めてから4日経ったある日、ハティは開けた場所で湖を見つけた。
「おぉ!これならいろんな魔物が集まってくるな、ここにしよう!」
そこには半径500mほどの、大きな湖があった。湖の端から木が生い茂っている場所まで50mほど背の低い草しか生えていない地面が広がっていたが、一本だけ、ポツンと大きな果実を生らせた木が生えていたので、ハティはそこなら魔物も集まりやすいだろうと、そこをしばらくは拠点にすることにする。
「登ってみると今までの木と違って太い分ゆっくりできるスペースもあっていいな!ここが見つかって良かった。」
ちなみに今のハティのステータスは、
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ハティ
ステータス
HP 40
MP 1
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INT 8
DEX 10
AGI 11
スキル
吸収
分裂
繁殖
消化速度up Lv2
形態変化 Lv4
硬化 Lv3
ユニークスキル
慈愛
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能力の吸収と消化の吸収を同時に行うと余計に時間がかかるので、ハティは次の拠点が見つかるまでは道中倒した魔物には能力の吸収のみを行っていた。その結果スキルは形態変化と硬化だけが上がっていた。
「相手のステータスを見れるスキルみたいなのがあればここまで慎重にならずに済むんだけど、こればっかりはなぁ・・・。あのブラックベアーを倒せるようになってきたらちゃんと本格的にこの世界を回り始めてもいいと思うんだけど、どれくらいステータスが上がったら倒せるんだ?」
物語に良く出てくるようななんでもありの世界とは違って、この世界にはきちんとルールがある。この世界シャーロームを創造したアハヴァーでもそれを無視することはできない。(そもそもそのルールを定めたのがアハヴァーなのだが)
アハヴァーがある目的のために創造したハティも、他のどの生物も持たない吸収のスキルと、ユニークスキルである慈愛を持たせることで、それ以上の能力を付与することはできなかった。そもそも吸収のスキル自体が無限の可能性を秘めているので、それだけでほとんど目一杯だったのだ。
「いつか鑑定のスキルを手に入れるしかないな。それまでは今まで通り、ちゃんと余裕を持って相手できるって安心できるまではこのままで行こう。」
そう決めたハティは、暗くなるまでいつも通りスキルの練習をしながら新しい魔物はいないか、あたりに目をやるのだった。
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