性欲至上主義

双葉紫明

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第一発

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 皆様は性欲が強い方でしょうか?そして実生活に置いて、何らかの幸せなパートナーシップを築いているでしょうか?ここでは僕の個人的な経験や現状を披瀝する事によって、誰かの鬱屈しがちな行き場のない性欲について「ああ、自分だけではないんだ」と感じていただけたら幸いである。

 まず個人的な僕の性欲のあり方について話して行こうと思う。

 僕は基本的に性欲が強い方だと思う。初めて射精したのは小学校6年生の頃だから、普通だと思う。精神的に幼かった事もあり、それが好きな女の子と結びつく事はなく、ただ周囲の「ちんこからカルピスが出る」とか「ティッシュタイム」とかの情報に踊らされて試してみた感じで、実感としては「朝起きるとちんこが勃ってて痛くて小便すると治る」みたいな感覚を持っていた。だからネタは父親のSM小説で、長芋を局部に入れられた女性が痒さに悶えるものであった。僕にはセックスの場でそうした加虐志向がまったく無くて、少しでも痛そうだったりすると萎えてしまうのですが、それはその小説のせいかもしれません。
 中学生の頃は部活に新聞配達と忙しかったし、そんなにオナニーに勤しんだ記憶はありません。好きな子は居たし、好きなアイドルも出来たけど、そういう想像はしないでなんか悪者に襲われたところをヒーローに変身して助ける、みたいな妄想ばかりしてました。幼かったのです。
 しかし中3くらいから、ぼちぼち周囲にやったやらないの噂が出て来るし、女子の身体も成熟して来ます。それでもなんだかそれは、別世界の出来事みたくて、やはり好きな子が性的対象になる事はありませんでした。
 しかし高校生になると、身長も一気に伸びて勃起頻度も高まって来ます。授業中の居眠りで勃起してしまう様になると困りました。男子クラスだったけど、誰かに悟られては恥ずかしい。ちょうどその頃義理の父親は運送業を自営していて、母親とまだ小さかった末っ子を連れて夜中に出て行ってしまうので、僕はその部屋に忍び込んでカラオケマシーンで好きな洋楽ロックのテープをかけて歌の練習をしていたのですが、ついでに見つけた洋ものポルノでオナニーするのが習慣になりました。僕は結構モテて彼女も出来ましたが、そこまで持って行く難しさ云々の前に彼女の裸すら想像した事がなく、依然現実の女性は性的な対象外でした。たぶん射精にそこまでの快楽性を見出してなくて、勃ち過ぎて困るから抜いておく、という極めて実利的なルーティンでしかなく、そういう側面は今もあって案外男の性欲の本質はそこにあり、そうであるなら僕みたいな男は健全で、女性の理解によっては自己肯定感を持てる気もするのですが、残念ながら僕はそうなってはいません。
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