地球に落ちた(元)神様〜移住先で自由気ままな人生はじめました〜

涼月あん

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24☆ 侵略の始まりは5

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アイドルを作ろうーーー 

手始めに俺とグレーモンは【バーチャルアイドル】を作る事にした。

グレーモンは、アテナーシャのフィギュアは見たが、実物を見ていない。アテナーシャフィギュアは、実際のアテナーシャとは違い、日本アニメ風に作られている。

実は⋯誰にも見せていないフィギュアは二体ある。そのうちの一つは、初めにもらったフィギュア。この一体だけは⋯実物のアテナーシャそのままに作られている。フィギュアというより小さな《アテナーシャ像》だ。

『フトダマ神渾身の作品だ!』と本人も太鼓判!今にも動き出しそうなアテナーシャ像。息をしてるか?とか本当は生きているのでは?と疑ったくらいだ。その破壊力は凄い!見ると⋯萌えすぎて【キュン死🖤】してしまうレベル!

飾りたいところだが⋯常に見ると⋯俺のハートがもたないので⋯箱にしまって時々鑑賞する。

時々、箱から出して⋯見つめる⋯萌え萌えキュン死🖤からの⋯見つめる⋯また萌え萌えキュン死🖤を⋯繰り返すこと⋯むげん回?

もう一つは⋯むふっ秘密だ!

とにかく⋯この二体は、ぜっ~~~たいに!門外不出だ!

ーーー
 
グレーモンと話し合い【バーチャルアイドル】は、アテナーシャフィギュアをもとに日本アニメ風に作ることにした。その方が、グレーモンが空想しやすいと言っていたからだ。

ちょうど邪悪神連合軍の中に、【日本アイドルオタク】がいた。グレーモンの友達だそうだ。

彼【クリエーモン】の持っている【空想を映像化する神力】を使い、バーチャルアイドルを映像化してもらうことになった。

「俺はメフィスタだ。よろしく頼む」

『俺っちは、クリエーモン。よろぴくー!アイドルを作るなんて⋯夢のようだに!どんなアイドルにしようかに⋯?ぶふぉっ🖤』

「僕ちゃんの妄想神力の出番だぞ!今から⋯神力うでが鳴るぜ~ぃ!」

ここの二神ふたりに任せて⋯大丈夫か心配になったが⋯。俺が作るよりいい物が出来るだろう。
(俺が作ると⋯リアルアテナーシャになるからな⋯かなり危険だ)

ーーー

その後、グレーモンとクリエーモンがバーチャルアイドル映像を作っている現場に居合わせた。

「う~ん⋯妄想🖤妄想🖤妄想🖤」

『はぁ~⋯クリエート🖤クリエート🖤クリエート🖤』

「ふァァァーー🖤妄想~神力~出力~!」

『ひャャャーー🖤クリエート~神力~受け取り~!からの⋯空想改造🖤』

グレーモンとクリエーモンは目をつむって、両手を繋ぎ⋯お互いの胸の前で合わせ⋯おでこをピッタリ合わせて⋯叫んでいた。

見た目は⋯グレーモンは金髪の美少年だ。クリエーモンは、銀縁眼鏡をかけていて、黒髪の美青年。

《お前ら⋯恋人同士か?》と思わずツッコミたくなるようなシュチュエーションだった。しかも⋯叫んでいるが⋯あと少しでキス出来そうなほど⋯近い。

何だか⋯のようだな⋯。

⋯俺なりにセリフを当てはめてみよう⋯。

「う~ん⋯クリエ!我慢出来ない!好きだ🖤」

『はぁ~⋯ぐっちゃん!私も好きだ!世界で一番🖤』

「ふァァァーー僕ちゃんも~世界で~一番好き~🖤」

『ひャャャーー俺っちだって負けないほど~好きだ~!もう離さない🖤』

⋯⋯そこで⋯このシュチュエーションを想像している君達⋯俺と同じくセリフを当てはめて楽しんでくれ⋯。

俺は⋯叫んでいる状況を見ているだけで飽きたので、出来上がったら、知らせてもらうことにし、その場をあとにした。

ーーー

その二日後、完成したと報告を受けたので、早速映像を確認する。

仕上がりは、日本アニメ風。金髪から毛先にむかってピンク色にグラデーションした髪色、濃い青にキラキラの大きな瞳、さくらんぼ色した唇、ふっくらな頬。
体型は⋯フィギュアそのまま⋯手足は細く長い。⋯胸は⋯デカいな⋯ムムこれは⋯いかんハレンチだな⋯。

フリフリのフリルたっぷりの膝丈のスカート(ミニスカートは俺がNGを出した)、リボンがいっぱいの洋服だ。
クリエーモン言わく、大好きな某アイドル〇〇クロをイメージして映像化したそうだ。

(姿は、アテナーシャの特徴を捉えているが⋯実物とは違うので少し安心した⋯俺のアテナーシャが、皆に広がるのは嫌だった。もっとも⋯あの可愛いアテナーシャを実写化は出来ないだろう。映像では⋯あの清麗なオーラを捉えることは出来ない。アテナーシャは⋯なんてったって【俺のアイドル】だからな!)

「メフィスタ⋯どうだ?僕ちゃんは成功したと思うんだけど⋯?」

「ああ、可愛いぞ。これならば、みんな夢中になること間違いなしだな!声もかわいいな」

「本当?良かった~!声は僕ちゃんの幼なじみ、ミミちゃんなんだ!」

グレーモンは心配そうに聞いてきたが、仕上がりは上々だった。俺の感想を聞いて、安堵していた。

『これからどうアイドル活動するだに?』

「アイドル活動?」

『うんにゃ。歌を歌ったり踊ったり、コンサートを開いたり、握手会をしたり⋯バーチャルだから⋯握手会は無理だに⋯。なら⋯じゃんけん大会やゲーム大会したり⋯催し物も満載なアイドル活動をオススメするだに!あとは⋯アイドルグッズを作って売るのもありだに?俺っちは⋯応援うちわを⋯ぐふっ🖤』

「クリエーモンに⋯まかせる⋯」

俺にはアイドル活動がよくわからなかったので、プロデュースはクリエーモンに全部任せた。

ただ仮想アイドルなので、アテナーシャの名前をそのまま使わず、【アーシャ】とした。

ついにニューアイドルが誕生した!
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