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魔法使い
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昔々あるところに人間がいました。
人間は本をよく読むと出てくる魔法が疑問で疑問で仕方ありませんでした。
そんなものがあるなら一度行ってみたいと思っていました。
「ほうきは空をとんだりしないし杖から魔法は出たりしないわ」
そんなある時空から魔法使いが降ってきました。
「あいたた」
「うわっ誰よ」
「こんにちは、ぼく魔法使い」
「今から君を魔法の世界に連れて行ってあげよう」
「胡散臭いけどいいわ、連れて行かれてあげる」
二人は魔法の国までひとっ飛びで向かいました。
「ここが魔法の国なのね」
「そうだよ」
ほうきは空を飛んだり杖から魔法が出たりしています。
「私昔から信じてなかったのよね」
「ん?」
「魔法」
そういい出した途端にほうきは空から真っ逆さまに落ちました。
杖は棒きれと化しました。
魔法使いの偉そうな人はただの老人と化しました。
「ほらやっぱり」
「魔法なんてないじゃない」
「なんてことだ・・・」
全て張りぼてのようにバタバタと崩れ落ちて行きました。
「やっぱり、魔法の国なんてないんだわ」
「ほんとうだ、ぼくは明日からどうしたらいいんだ」
「私の友達にでもなればいいんじゃないかしら」
「これでただの人間同士よ」
「それもそうか、よろしく」
そして人間は自力で家路に着きましたとさ。
人間は本をよく読むと出てくる魔法が疑問で疑問で仕方ありませんでした。
そんなものがあるなら一度行ってみたいと思っていました。
「ほうきは空をとんだりしないし杖から魔法は出たりしないわ」
そんなある時空から魔法使いが降ってきました。
「あいたた」
「うわっ誰よ」
「こんにちは、ぼく魔法使い」
「今から君を魔法の世界に連れて行ってあげよう」
「胡散臭いけどいいわ、連れて行かれてあげる」
二人は魔法の国までひとっ飛びで向かいました。
「ここが魔法の国なのね」
「そうだよ」
ほうきは空を飛んだり杖から魔法が出たりしています。
「私昔から信じてなかったのよね」
「ん?」
「魔法」
そういい出した途端にほうきは空から真っ逆さまに落ちました。
杖は棒きれと化しました。
魔法使いの偉そうな人はただの老人と化しました。
「ほらやっぱり」
「魔法なんてないじゃない」
「なんてことだ・・・」
全て張りぼてのようにバタバタと崩れ落ちて行きました。
「やっぱり、魔法の国なんてないんだわ」
「ほんとうだ、ぼくは明日からどうしたらいいんだ」
「私の友達にでもなればいいんじゃないかしら」
「これでただの人間同士よ」
「それもそうか、よろしく」
そして人間は自力で家路に着きましたとさ。
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