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日本編
第16話 厚狭(あさ)防衛線:死の堆積と青白い浄化
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思ったよりも早い・・・。
距離にして約20~30キロメートル先。 広島の本隊に先んじて防府(ほうふ)の防衛線を食い破り、山口県を西進していた先遣隊の軍団だ。 地平線を埋め尽くす黒い染みとなってこちらへ進軍してきているのが、肉眼でもはっきりと分かる。
さらにその遥か先、直線距離で約150キロメートル離れた広島方面の上空は、アシッドライトが放つ不気味な光と硝煙によって、昼間だというのにどす黒い紫色の雲に覆われていた。あちらには、まだ100万を超える本隊が控えているはずだ。
「折原様、ケイジとイエヤスは、ここから5キロ前方の『厚狭(あさ)防衛ライン』にて待機中です。彼らはその陣地から、さらに15キロ先を進む敵の先遣隊を既に射程内に捉えています。厚狭防衛ラインは、イエヤスが築いた三段構えの電磁フェンスと、ケイジが配置した大口径砲座によって固められています。通常個体なら10万までなら理論上は完封可能です」
エリシオンが指し示したモニターの端には、設置された重火器のスペックが表示されていた。
『155mm電磁加速面制圧砲改式・通称耕作者(ティラー)2』
それはケイジ自らがつい最近の九州制圧戦後、すぐ設計改良に噛んだという、狂気じみた兵器だった。
通常の火薬式ではなく、電力によって初速を極限まで引き上げた磁気加速砲(レールガン)であり、特筆すべきはその「弾丸」にある。
着弾直前に空中で炸裂し、数千個のタングステン鋼の礫(つぶて)を広範囲に撒き散らす「制圧散弾」。 一本道に押し込められたゾンビの群れに対し、この砲座は「個体」を狙い撃つ必要すら持たない。
放たれた礫の嵐は、地上のあらゆる有機物を文字通りミンチに変え、進軍路の土壌ごとゾンビを「細切れに耕す」。 ケイジがこの巨大な砲台を「殺戮の自動農機具」と自虐的に、あるいは誇らしげに呼ぶ理由が、その絶大な殲滅範囲(キルゾーン)の広さを見て理解できた。 彼にとってこれはもはや、敵との戦闘ではない。害虫に汚染された土地を「清掃」し、強制的に大地へと還すための「開墾作業」なのだ。
この兵器の「原型」こそが、九州制圧戦において戦線を支え、多大な犠牲を払いながらも最終的な勝利をもぎ取った立役者だった。 当時の武器ですら凄まじい破壊力だったが、それをさらに効率的な「処理機」へと凶悪に進化させたのが、目の前の『耕作者』だ。
通常個体なら10万までなら理論上は完封可能というエリシオンの言葉も、この鉄の嵐を降らせる「農機具」の実力を見れば、納得がいくのかもしれない。
エリシオンの淡々とした報告に、折原は目を細めて遠方の黒い染みを見つめた。
「……本隊が来れば、この鉄の嵐さえも飲み込まれかねないな。『耕作者』が鉄を吐き出し続ける限界と、奴らの命が尽きる限界。その残酷なチキンレースに勝てるかどうかが、分かれ目になる。」
折原がそう呟き、目前の「黒い波」を凝視したタイミングだった。 要塞の至る所から、空気を震わせる地鳴りのような砲声が響き始めた。
先遣隊の先端が、ついに厚狭の「キルゾーン」に足を踏み入れたのだ。
ドォォォォォォォォン!!
大気を強引に引き裂くような、重厚な爆鳴が竜王山の山頂まで突き抜けてきた。
折原が手元の戦術モニターへ視線を落とすと、そこには高高度ドローンが捉えた、空を裂くような巨大な火線が映し出されていた。
厚狭の要塞各所に配置された『耕作者』の巨大な砲身が、一斉に火を噴き、その閃光が超高感度カメラのセンサーを白く焼き切らんばかりに輝いている。
次いで、20キロメートル先の地平線で、凄まじい「光の柱」がいくつも突き上がった。
大口径砲座から放たれた砲弾が、のろのろと這い寄るゾンビの軍団へ、正確無比に突き刺さったのだ。
着弾の瞬間、黒い染みの一部が内側から弾け飛ぶ。
肉眼でもはっきりとわかるほど広大な「空白」が群れの中に穿たれるが、後続の黒い波は、仲間の死骸など意に介さず、ただ機械的にその穴を埋めていく。
「ケイジによる第一斉射、着弾を確認」
エリシオンがコンソールを叩くと、戦術ディスプレイにドローンからの接写映像が拡大表示された。 黒い濁流のど真ん中に、タングステンの礫(つぶて)が「鋼鉄の雨」となって降り注ぎ、有機物の波を無残な肉片へと耕していく光景が、無慈悲なまでの高精細(ハイビジョン)で映し出される。
「敵先遣隊の先頭集団、推計五〇〇〇体以上を消失確認。……ですが、これはまだ挨拶に過ぎません」
エリシオンの冷静な分析を聞きながら、折原は戦術ディスプレイを脳内で展開した。 敵の進軍速度は時速20キロメートル前後。このままの速度なら、物理的に防衛ラインに接触するのは約1時間後のはずだ。
だが、ケイジたちが選んだのは「待ち」の戦術ではなかった。
彼らが運用する大口径砲座の最大有効射程は、優に20キロメートルを超える。敵がこちらの庭に足を踏み入れるより遥か手前、アウトレンジからの先制攻撃でその頭数を削り取る。
砲撃が始まったとばかりに更に早く走り寄るゾンビの群れにとって、この20キロメートルの空白地帯は、逃げ場のない一方的な処刑場へと変貌していた。
そして、厚狭の地形はその絶望をさらに深める。 山々に挟まれた沿岸部の狭い平地は、広大な「黒い波」を強制的に細い「一本の濁流」へと変え、群れの横隊を寸断する。 これにより、本来数の暴力で押し潰すはずのゾンビたちは、狭い一本道にぎゅう詰めとなり、縦長に伸びた「的」と化したのだ。
モニターに映る凄まじい殲滅の光景を見つめ、折原は静かに独り言ちた。
「……始まったか」
エリシオンが展望デッキのコンソールに指を滑らせると、メインモニターに戦域を滞空する高高度ドローンの映像が展開された。
サーマルカメラが捉える厚狭(あさ)の防衛ラインは、押し寄せるゾンビの「冷たい黒」と、要塞が放つ「熱い光」が激しく火花を散らす戦場と化している。
そのドローン映像の中心で、ひときわ激しい火線が踊っていた。
他の防衛ユニットが地面にアンカーを打ち込み、固定砲座として安定した射撃を繰り返す中、ただ一人、豪快に規格外の挙動を見せる影がある。
「ハッハァ! 露払いにしては上等な数じゃねえか!!」
ドローンの集音マイクが、爆音と共にケイジの野太い笑い声を拾い上げる。
彼は、本来なら戦車に搭載するような超重量級の大口径砲座を、事もなげにその右肩へと担ぎ上げていた。
固定砲座のような「待ち」の射撃ではない。
ケイジは押し寄せる黒い波に対し、自ら距離を詰めるように突き進みながら、肩の砲を咆哮させているのだ。
ドォォン! と一弾放つたびに、反動でケイジの巨躯がわずかに揺れるが、彼はそれを強引にねじ伏せ、次弾を装填する。
「……期待を裏切らないな」
折原の口角が、わずかに上がった。
会って日は浅いが、あれが彼の『普通』だということはよく分かったよ。イエヤスが盾なら、ケイジはまさしく、すべてをなぎ倒す最強の鉾だ」
遠方で弾ける光の柱と、前線で暴れ狂うケイジの火線。その圧倒的な破壊力を目にし、折原は小さく息を吐いた。
「……こちらの味方でよかった。もし、ヴァリシオン達がこちらに来てくれなかったら、今頃……九州制圧戦の完遂どころか、広島からの物量に押し潰され、九州全域が再び地獄に逆戻りしていただろう。せっかく取り戻した平和も、復興の兆しも、すべてが黒い波の下に埋もれていたはずだ。」
そこまで口にして、折原は自分の指先が微かに震えていることに気づいた。 かつて折原が戦国シミュレーションゲームにはまっていた時期、画面の向こう側で戦略を練っていた頃、兵の損失はただの数値に過ぎなかった。だが、今は違う。鼻をつく死臭と硝煙、そして、展望デッキの冷たい風(……俺は今、リセットのきかない『命の集積』を転がしているんだ) その実戦の重圧が、冷たい電流のように背筋を駆け抜けた。
「折原様……?」 エリシオンが異変を察したように歩み寄ったその時、司令ルーム内を明るい声が満たした。
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さらにその遥か先、直線距離で約150キロメートル離れた広島方面の上空は、アシッドライトが放つ不気味な光と硝煙によって、昼間だというのにどす黒い紫色の雲に覆われていた。あちらには、まだ100万を超える本隊が控えているはずだ。
「折原様、ケイジとイエヤスは、ここから5キロ前方の『厚狭(あさ)防衛ライン』にて待機中です。彼らはその陣地から、さらに15キロ先を進む敵の先遣隊を既に射程内に捉えています。厚狭防衛ラインは、イエヤスが築いた三段構えの電磁フェンスと、ケイジが配置した大口径砲座によって固められています。通常個体なら10万までなら理論上は完封可能です」
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それはケイジ自らがつい最近の九州制圧戦後、すぐ設計改良に噛んだという、狂気じみた兵器だった。
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通常個体なら10万までなら理論上は完封可能というエリシオンの言葉も、この鉄の嵐を降らせる「農機具」の実力を見れば、納得がいくのかもしれない。
エリシオンの淡々とした報告に、折原は目を細めて遠方の黒い染みを見つめた。
「……本隊が来れば、この鉄の嵐さえも飲み込まれかねないな。『耕作者』が鉄を吐き出し続ける限界と、奴らの命が尽きる限界。その残酷なチキンレースに勝てるかどうかが、分かれ目になる。」
折原がそう呟き、目前の「黒い波」を凝視したタイミングだった。 要塞の至る所から、空気を震わせる地鳴りのような砲声が響き始めた。
先遣隊の先端が、ついに厚狭の「キルゾーン」に足を踏み入れたのだ。
ドォォォォォォォォン!!
大気を強引に引き裂くような、重厚な爆鳴が竜王山の山頂まで突き抜けてきた。
折原が手元の戦術モニターへ視線を落とすと、そこには高高度ドローンが捉えた、空を裂くような巨大な火線が映し出されていた。
厚狭の要塞各所に配置された『耕作者』の巨大な砲身が、一斉に火を噴き、その閃光が超高感度カメラのセンサーを白く焼き切らんばかりに輝いている。
次いで、20キロメートル先の地平線で、凄まじい「光の柱」がいくつも突き上がった。
大口径砲座から放たれた砲弾が、のろのろと這い寄るゾンビの軍団へ、正確無比に突き刺さったのだ。
着弾の瞬間、黒い染みの一部が内側から弾け飛ぶ。
肉眼でもはっきりとわかるほど広大な「空白」が群れの中に穿たれるが、後続の黒い波は、仲間の死骸など意に介さず、ただ機械的にその穴を埋めていく。
「ケイジによる第一斉射、着弾を確認」
エリシオンがコンソールを叩くと、戦術ディスプレイにドローンからの接写映像が拡大表示された。 黒い濁流のど真ん中に、タングステンの礫(つぶて)が「鋼鉄の雨」となって降り注ぎ、有機物の波を無残な肉片へと耕していく光景が、無慈悲なまでの高精細(ハイビジョン)で映し出される。
「敵先遣隊の先頭集団、推計五〇〇〇体以上を消失確認。……ですが、これはまだ挨拶に過ぎません」
エリシオンの冷静な分析を聞きながら、折原は戦術ディスプレイを脳内で展開した。 敵の進軍速度は時速20キロメートル前後。このままの速度なら、物理的に防衛ラインに接触するのは約1時間後のはずだ。
だが、ケイジたちが選んだのは「待ち」の戦術ではなかった。
彼らが運用する大口径砲座の最大有効射程は、優に20キロメートルを超える。敵がこちらの庭に足を踏み入れるより遥か手前、アウトレンジからの先制攻撃でその頭数を削り取る。
砲撃が始まったとばかりに更に早く走り寄るゾンビの群れにとって、この20キロメートルの空白地帯は、逃げ場のない一方的な処刑場へと変貌していた。
そして、厚狭の地形はその絶望をさらに深める。 山々に挟まれた沿岸部の狭い平地は、広大な「黒い波」を強制的に細い「一本の濁流」へと変え、群れの横隊を寸断する。 これにより、本来数の暴力で押し潰すはずのゾンビたちは、狭い一本道にぎゅう詰めとなり、縦長に伸びた「的」と化したのだ。
モニターに映る凄まじい殲滅の光景を見つめ、折原は静かに独り言ちた。
「……始まったか」
エリシオンが展望デッキのコンソールに指を滑らせると、メインモニターに戦域を滞空する高高度ドローンの映像が展開された。
サーマルカメラが捉える厚狭(あさ)の防衛ラインは、押し寄せるゾンビの「冷たい黒」と、要塞が放つ「熱い光」が激しく火花を散らす戦場と化している。
そのドローン映像の中心で、ひときわ激しい火線が踊っていた。
他の防衛ユニットが地面にアンカーを打ち込み、固定砲座として安定した射撃を繰り返す中、ただ一人、豪快に規格外の挙動を見せる影がある。
「ハッハァ! 露払いにしては上等な数じゃねえか!!」
ドローンの集音マイクが、爆音と共にケイジの野太い笑い声を拾い上げる。
彼は、本来なら戦車に搭載するような超重量級の大口径砲座を、事もなげにその右肩へと担ぎ上げていた。
固定砲座のような「待ち」の射撃ではない。
ケイジは押し寄せる黒い波に対し、自ら距離を詰めるように突き進みながら、肩の砲を咆哮させているのだ。
ドォォン! と一弾放つたびに、反動でケイジの巨躯がわずかに揺れるが、彼はそれを強引にねじ伏せ、次弾を装填する。
「……期待を裏切らないな」
折原の口角が、わずかに上がった。
会って日は浅いが、あれが彼の『普通』だということはよく分かったよ。イエヤスが盾なら、ケイジはまさしく、すべてをなぎ倒す最強の鉾だ」
遠方で弾ける光の柱と、前線で暴れ狂うケイジの火線。その圧倒的な破壊力を目にし、折原は小さく息を吐いた。
「……こちらの味方でよかった。もし、ヴァリシオン達がこちらに来てくれなかったら、今頃……九州制圧戦の完遂どころか、広島からの物量に押し潰され、九州全域が再び地獄に逆戻りしていただろう。せっかく取り戻した平和も、復興の兆しも、すべてが黒い波の下に埋もれていたはずだ。」
そこまで口にして、折原は自分の指先が微かに震えていることに気づいた。 かつて折原が戦国シミュレーションゲームにはまっていた時期、画面の向こう側で戦略を練っていた頃、兵の損失はただの数値に過ぎなかった。だが、今は違う。鼻をつく死臭と硝煙、そして、展望デッキの冷たい風(……俺は今、リセットのきかない『命の集積』を転がしているんだ) その実戦の重圧が、冷たい電流のように背筋を駆け抜けた。
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