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5年生6月
サンタさんのトナカイさん(上)
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そうしばらくサンタさんのことを教えてもらったり、わたし達のこともお話したりして、みんなで楽しく過ごしました。
そして最後にトナカイさん達にも会わせてもらいます。
サンタさんの家の隣に小屋があって、そこに3頭暮らしていました。
前に会った時より、わたしは大分大きくなりました。
だからイメージよりも、トナカイさんは小さめに見えました。
それでもわたしよりずっと大きいです。
ここのトナカイさん達は、2mくらいの大きさです。
こちらにいるトナカイさんは大きい方なんだそうです。
そうおじいちゃんが教えてくれました。
わたしくらいの大きさの子もいるそうです。
サンタさんのトナカイさんは、みんな首にリボンとベルを付けています。
鈴とベルではちょっと違うけど、テトリちゃんもお揃いみたいだね。
わたしは元気にあいさつをします。
「トナカイさん、お久しぶりです。
わたし、6年前にも来たみかんだよ」
4歳の時にも会っているので、そういいました。
トナカイさん達、覚えてくれているかな?
トナカイさん達は、しっかりお返事を返してくれました。
でも今のわたしには、何ていっているのかわかりません。
言葉がわからないって、さびしいね。
おじいちゃん達はちゃんとアイテムを変えているので、言葉が通じています。
わたしだけわからないというのが不思議な気分です。
そしてもう魔法のありがたさがわかります。
わたしが動物とお話している時、お友達もこんな気持ちでいるのかな?
うらやましくて、もどかしい気持ちです。
そうそう、おばあちゃんとお母さんのアイテムはカチューシャで、おじいちゃんは帽子になっています。
その帽子には、おじいちゃんの名前の椎の樹の刺繍が入っています。
帽子の形は自分で自由に選ぶことができるそうです。
おじいちゃんはハットタイプ。
おじいちゃんくらいの歳では、この形をかぶっている人が多いです。
他には、つばめくんはシルクハットにしていました。
つばめくんのお母さんに似合うってほめられるから、その形にしているそうです。
確かにつばめくんに似合ってかわいく見えるよ。
でもめったに選ぶ人がいないので、周りからはめずらしいっていわれています。
そう男の人と女の人では、違うアイテムもあります。
ペンダントもバッジになるんだよ。
みんながそんなアイテムを使ってお話しているトナカイさん達。
えーと名前は、ヨセフさん、ジョンさん、トニーさんだったかな。
1晩中空を飛べるだけあって、トナカイさん達はたくましそうです。
でも顔は優しそうだよ。
「ヨセフ達、元気だったかい?」
おじいちゃんがそう聞くと、トナカイさん達はうなずきました。
その様子から、仲良しみたいです。
トナカイさんがとっても喜んでいるように見えます。
おばあちゃんも何度も来てるっていっていたけど、おじいちゃんもそうみたいです。
一緒に来ているのかな?
わたしもこうやってせっかく会えたんだから、トナカイさん達とお話ができたらよかったのになあ。
そうがっかりしたけれど、こういう時のことを思い出しました。
そうだ!テトリちゃんにお願いすればいいんだよね。
そう探すと、そのテトリちゃんはヨセフさんの前にいました。
感動して瞳をキラキラさせています。
そういえばテトリちゃんにトナカイさんの話をしたら、とっても張り切っていたよね。
そして今まで見たことがある中で、1番熱心に話しかけます。
「こんにちは。私、テトリです。
トナカイさんのことを聞いて、会えるのをとっても楽しみにしていたんです」
その言葉を聞くと、ヨセフさんは何かをいって座りました。
「ええっ!?いいんですか?」
そうテトリちゃんが確認すると、ヨセフさんはうなずきます。
そこでテトリちゃんはうれしそうに、そして慎重に背中に乗ります。
その様子から、さっきヨセフさんが何ていったのかがわかりました。
背中に乗ってもいいよって、歓迎してくれたんだね。
わたしも前に、そのヨセフさんに乗せてもらいました。
あの時わたしもとってもうれしかったよ。
だから今のテトリちゃんの気持ちがわかります。
そうテトリちゃんは、トナカイさんと仲良くなれたみたいで楽しそうです。
そんなテトリちゃん達を見ていたわたしに、お母さんが聞きました。
「あら、みかんは行かなくていいの?」
その言葉で、わたしははっとします。
そうだ!わたしもトナカイさんとお話したいんだったよ。
「うん!お話してくる」
そうお母さんにいって、テトリちゃん達のところに駆けていきます。
「わたしも仲間に入れて!」
そうお決まりの言葉をいうと、トナカイさん達はすぐにわたしも入れてくれました。
ヨセフさん達は、わたしのことを覚えてくれていました。
こういうお仕事をしているから、出会った人のことを忘れないそうです。すごいね。
テトリちゃんに通訳してもらいながら、しばらくみんなでお話しました。
トナカイさんはわたしの言葉をわかっています。
だからテトリちゃんは、トナカイさんの言葉をわたしに教えてくれます。
3頭の中で、ヨセフさんがリーダーだそうです。
そういわれてみると、ヨセフさんは体も1番大きいです。
「一晩で国中を回れるなんて、すごく早く飛べるんだね」
わたしがそういうと、トニーさんが答えてくれました。
「飛行機くらいの速さで飛べるって、本当に速いですね」
そう訳してくれた後に、テトリちゃん自身も感心しました。
飛行機って、1番速い乗り物だもんね。
わたしも思っていた以上の速さにびっくりしました。
でもその速さでプレゼントを配れるのかな?って不思議に思いました。
「あれ?でもそんなに速く飛んだら、サンタさんが一軒一軒に寄れないよね?」
サンタさんが枕元にプレゼントを置いていってくれるって聞いているけど?
それはヨセフさんが答えてくれます。
「そうするととても時間がかかるので、プレゼントは空から撒くそうです。
プレゼントの入った袋を逆さまにすると、きちんと子ども達のところへ届くように、神様がしてくれたそうですよ」
そのお話に、わたしはますます感心します。
すごいなあ。
神様はサンタさんのお仕事を、本当に色々助けてくれているんだね。
そして最後にトナカイさん達にも会わせてもらいます。
サンタさんの家の隣に小屋があって、そこに3頭暮らしていました。
前に会った時より、わたしは大分大きくなりました。
だからイメージよりも、トナカイさんは小さめに見えました。
それでもわたしよりずっと大きいです。
ここのトナカイさん達は、2mくらいの大きさです。
こちらにいるトナカイさんは大きい方なんだそうです。
そうおじいちゃんが教えてくれました。
わたしくらいの大きさの子もいるそうです。
サンタさんのトナカイさんは、みんな首にリボンとベルを付けています。
鈴とベルではちょっと違うけど、テトリちゃんもお揃いみたいだね。
わたしは元気にあいさつをします。
「トナカイさん、お久しぶりです。
わたし、6年前にも来たみかんだよ」
4歳の時にも会っているので、そういいました。
トナカイさん達、覚えてくれているかな?
トナカイさん達は、しっかりお返事を返してくれました。
でも今のわたしには、何ていっているのかわかりません。
言葉がわからないって、さびしいね。
おじいちゃん達はちゃんとアイテムを変えているので、言葉が通じています。
わたしだけわからないというのが不思議な気分です。
そしてもう魔法のありがたさがわかります。
わたしが動物とお話している時、お友達もこんな気持ちでいるのかな?
うらやましくて、もどかしい気持ちです。
そうそう、おばあちゃんとお母さんのアイテムはカチューシャで、おじいちゃんは帽子になっています。
その帽子には、おじいちゃんの名前の椎の樹の刺繍が入っています。
帽子の形は自分で自由に選ぶことができるそうです。
おじいちゃんはハットタイプ。
おじいちゃんくらいの歳では、この形をかぶっている人が多いです。
他には、つばめくんはシルクハットにしていました。
つばめくんのお母さんに似合うってほめられるから、その形にしているそうです。
確かにつばめくんに似合ってかわいく見えるよ。
でもめったに選ぶ人がいないので、周りからはめずらしいっていわれています。
そう男の人と女の人では、違うアイテムもあります。
ペンダントもバッジになるんだよ。
みんながそんなアイテムを使ってお話しているトナカイさん達。
えーと名前は、ヨセフさん、ジョンさん、トニーさんだったかな。
1晩中空を飛べるだけあって、トナカイさん達はたくましそうです。
でも顔は優しそうだよ。
「ヨセフ達、元気だったかい?」
おじいちゃんがそう聞くと、トナカイさん達はうなずきました。
その様子から、仲良しみたいです。
トナカイさんがとっても喜んでいるように見えます。
おばあちゃんも何度も来てるっていっていたけど、おじいちゃんもそうみたいです。
一緒に来ているのかな?
わたしもこうやってせっかく会えたんだから、トナカイさん達とお話ができたらよかったのになあ。
そうがっかりしたけれど、こういう時のことを思い出しました。
そうだ!テトリちゃんにお願いすればいいんだよね。
そう探すと、そのテトリちゃんはヨセフさんの前にいました。
感動して瞳をキラキラさせています。
そういえばテトリちゃんにトナカイさんの話をしたら、とっても張り切っていたよね。
そして今まで見たことがある中で、1番熱心に話しかけます。
「こんにちは。私、テトリです。
トナカイさんのことを聞いて、会えるのをとっても楽しみにしていたんです」
その言葉を聞くと、ヨセフさんは何かをいって座りました。
「ええっ!?いいんですか?」
そうテトリちゃんが確認すると、ヨセフさんはうなずきます。
そこでテトリちゃんはうれしそうに、そして慎重に背中に乗ります。
その様子から、さっきヨセフさんが何ていったのかがわかりました。
背中に乗ってもいいよって、歓迎してくれたんだね。
わたしも前に、そのヨセフさんに乗せてもらいました。
あの時わたしもとってもうれしかったよ。
だから今のテトリちゃんの気持ちがわかります。
そうテトリちゃんは、トナカイさんと仲良くなれたみたいで楽しそうです。
そんなテトリちゃん達を見ていたわたしに、お母さんが聞きました。
「あら、みかんは行かなくていいの?」
その言葉で、わたしははっとします。
そうだ!わたしもトナカイさんとお話したいんだったよ。
「うん!お話してくる」
そうお母さんにいって、テトリちゃん達のところに駆けていきます。
「わたしも仲間に入れて!」
そうお決まりの言葉をいうと、トナカイさん達はすぐにわたしも入れてくれました。
ヨセフさん達は、わたしのことを覚えてくれていました。
こういうお仕事をしているから、出会った人のことを忘れないそうです。すごいね。
テトリちゃんに通訳してもらいながら、しばらくみんなでお話しました。
トナカイさんはわたしの言葉をわかっています。
だからテトリちゃんは、トナカイさんの言葉をわたしに教えてくれます。
3頭の中で、ヨセフさんがリーダーだそうです。
そういわれてみると、ヨセフさんは体も1番大きいです。
「一晩で国中を回れるなんて、すごく早く飛べるんだね」
わたしがそういうと、トニーさんが答えてくれました。
「飛行機くらいの速さで飛べるって、本当に速いですね」
そう訳してくれた後に、テトリちゃん自身も感心しました。
飛行機って、1番速い乗り物だもんね。
わたしも思っていた以上の速さにびっくりしました。
でもその速さでプレゼントを配れるのかな?って不思議に思いました。
「あれ?でもそんなに速く飛んだら、サンタさんが一軒一軒に寄れないよね?」
サンタさんが枕元にプレゼントを置いていってくれるって聞いているけど?
それはヨセフさんが答えてくれます。
「そうするととても時間がかかるので、プレゼントは空から撒くそうです。
プレゼントの入った袋を逆さまにすると、きちんと子ども達のところへ届くように、神様がしてくれたそうですよ」
そのお話に、わたしはますます感心します。
すごいなあ。
神様はサンタさんのお仕事を、本当に色々助けてくれているんだね。
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