【完結】パラレルハーレム・トラベラー

きゅちゃん

文字の大きさ
31 / 33

砂漠の夜と3人の遊戯

しおりを挟む
砂漠の夜が更け、サフィーラとリリアが俺の腕の中で眠りに落ちていた。先程まで愛し合ったサフィーラの赤い髪が火の光に揺れ、寝顔が穏やかに見える。サフィーラとの熱い時間が、俺の心に新たな力を与えていた。

すると、岩陰の向こうからミレアとセリーナが顔を出す。ミレアの銀髪が火の光に輝き、セリーナの茶髪が肩に揺れる。2人が俺に近づき、ミレアが剣を地面に立てて言う。

「悠斗、サフィーラと楽しそうだったな。私も我慢できなくなった。次は私とだろ?」

セリーナが書物と杖を抱え、頬を膨らませて割り込む。

「悠斗、私だって待ってたよ! ミレアちゃんより先に私でいいよね?」

俺が少し困惑しながら笑い、言う。

「ミレア、セリーナ、2人とも落ち着けよ。サフィーラが寝たばかりで……でも、いいよ。どうするんだ?」

ミレアがセリーナを睨み、提案する。

「セリーナ、私と勝負だ。悠斗を先にイカせたほうが勝ちで、負けたほうはお預け。どうだ?」

セリーナが目を輝かせ、返す。

「ミレアちゃん、それ面白そう! でも、私、負けないよ。悠斗、私に任せてね!」  

俺が苦笑しながら言う。

「待て待て、俺を争うのか? でも、面白そうだな。こうしよう。2人が互いに責め合って、先にイッたほうがお預け。ゲームだよ。公平だろ?」

ミレアが剣を置いてニヤリと笑う。

「悠斗、いいアイデアだ。私、セリーナに負けないよ」

セリーナが書物と杖を脇に置き、元気に頷く。

「悠斗、私、ミレアちゃんを先にイカせるよ。見ててね!」  

2人が砂に座り、向かい合う。ミレアがセリーナの服の裾をつかみ、セリーナがミレアの肩に手を置く。ミレアが先に動き、セリーナの胸に手を滑らせて軽く揉む。セリーナが体を震わせ、小さく喘ぐ。

「んっ……ミレアちゃん、そこっ……ずるいよ……!」

セリーナが反撃し、ミレアの首筋に唇を這わせる。ミレアが肩を震わせ、低く呻く。


「……ひあっ……!」

ミレアがセリーナの太ももに手を這わせ、内側を強く撫でる。セリーナが足を跳ねさせ、声が漏れる。

「あぁっ……ミレアちゃん、そこっ……やばいよぉ……!」

セリーナがミレアの胸を両手でつかみ、乳首を指で軽くつまむ。ミレアが体を仰け反らせ、喘ぐ。

「んっ……セリーナ、お前、強気だなっ……負けないよ……!」  

2人が互いに責め合い、息が荒くなり、ぴちゃぴちゃといやらしい音が響く。俺が火のそばで見守る中、ミレアがセリーナの腰に手を回し、背中を爪で引っかく。セリーナが「ひゃっ!」と叫び、反撃でミレアの耳に息を吹きかける。ミレアが「くっ……!」と呻き、2人の動きが激しくなる。ミレアがセリーナの太ももをさすり、セリーナがミレアの首に強く吸い付く。すると、2人が同時に体を硬直させ、声を上げて絶頂に達してしまった。それはほとんど同時だった。ミレアが息を切らし、言う。

「セリーナ、お前……イッたぞ……!」

セリーナが顔を赤らめ、笑う。

「ミレアちゃん、あなたもだよ……これ、どうするの?」  

俺が笑いながら言う。

「2人とも同時にイッたなら、引き分けだな。じゃあ、こうしよう。俺が横になって、ミレアは俺の顔にまたがれ。セリーナは騎乗位で腰を振れ。2人とも楽しめるだろ?」

ミレアが目を輝かせ、言う。

「悠斗、それいいな。......ちょっと恥ずかしいけど」

セリーナが頬を赤らめ、頷く。

「悠斗、私、騎乗位で頑張るよ……私だって恥ずかしいけど、嬉しいよ」

俺が砂に横になり、ミレアが俺の顔の上にまたがる。彼女の銀髪が俺の視界に揺れ、鍛えられた太ももが俺の頭を挟む。俺が彼女の下半身に舌を這わせ、敏感な部分を軽く吸う。ミレアが腰を震わせ、低く喘ぐ。

「悠斗っ……口、そこっ……気持ちいい……!」

俺が舌を動かし、彼女の内側を舐め上げると、ミレアが俺の髪をつかんで体を仰け反らせる。

「んっ……悠斗、うまいなっ……もっとだよ……!」

ミレアが腰を振るたび、俺の舌が彼女を刺激し、彼女が絶頂に達して叫ぶ。

「悠斗っ……最高だっ……!」  

同時に、セリーナが俺の腰にまたがり、騎乗位で動き始める。彼女の茶髪が揺れ、茶色の瞳が恥ずかしそうに俺を見つめる。俺が彼女の腰を軽く支えると、セリーナがゆっくり腰を下ろし、熱い吐息を漏らす。

「悠斗っ……入っちゃったよ……恥ずかしい……!」

セリーナが腰を振り始め、ぎこちない動きが徐々に大胆になる。俺が下から彼女を突き上げると、セリーナが俺の胸に手を置いて喘ぐ。

「あぁっ……悠斗、深いよっ……気持ちいい……!」

彼女がリズムを速め、俺にしがみつくように動き、絶頂に達して叫ぶ。

「悠斗っ……大好きだよっ……!」  

ミレアが俺の顔から降り、息を整えて寄りかかる。

「悠斗、お前、すごいな。口でこんな気持ちいいなんて……創造神なんかに負けたくないよ」

セリーナが俺の胸に倒れ込み、顔を赤らめて言う。

「悠斗、私もだよ。腰振ってると、悠斗と繋がってる感じがして……頑張れるよ。創造神、倒そうね」

俺が2人を抱き寄せ、言う。

「ミレア、セリーナ、お前たちのことも大好きだよ。この旅の行く末はわからないけど、時間の許す限り一緒にいたい」  

そうしているうちにミレアとセリーナが俺の腕の中で眠りに落ちる。  
砂漠の風が静かに吹き抜け、火が小さく揺れる中、たぶん次はレイラが来るよな ...この流れだと...などと俺は考えていた。なんかもう、幸せだけど...干からびて死ぬかも...
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...