依存の魔法使い

豚骨

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第1章 奇跡の始まり

治療後のあれこれ

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「えっと、それでミズリ、《上位回復》スキルの方はどれくらい開ければ使えそう?」

『そうですね、体感ではあと数時間休めば使えそうですが、精神集中が結構大変でしたので日に何度もは難しいかも知れません。』

「あ~それなんですけどね、多分集中がキツかったのは本来治療の対象じゃ無いのをイメージで無理矢理に治療して貰ったからだと思います。」

『はぁ、それはどういう事です?ギイ様がそうされたんなら必要な事だったのだと推察しますが。』

「うん、スキルが病気の原因だったからね、本当ならスキル自体を回復スキルで害を及ばさない様に改変出来たら良かったんですけど。

スキル自体をどうにかするなんてのは、最初から他のスキルに何か作用する様なスキルでも保有してないと・・明らかに無理だと思ったんですよね。
私の奇跡ですら、スキルを付与する時になら内容を弄れても、既に保有してるスキルの内容は弄れないだろうと思いましてね。(・・今後出来る様に成るかも知れないけど)

それでも、どうにかしなければいけないと考えた結果、完全には無理でもイメージさえ強ければ多少の介入をするくらいは出来るのでは、と思ってね。
私を信じてくれてるミズリに、更に私が出来ると断言する事で、出来るんだと心から信じ込んで貰いました。

そうやってスキルを無理矢理に強力なイメージで不安定な状態にしてるタイミングで、スキル保有者自身にスキルの調整をして貰ったんです。生半可な集中ではそれも難しそうでしたけどね。

一か八かの挑戦でしたが、最終的に成功した様で良かったです。

ですが、本来無理な事をやってる訳で、ミズリの負担が増えるのも最初から解っていたんです。

すいません、ミズリならば期待に応えてくれると甘えてしまいました。」

苦笑しながら言い終わった私を

『私を信頼して頼って下さったのですね。ええ、良いんです。もっともっと甘えて下さいね。何でも致しますから。ギイ様が望む事ならどんな事でも。』

そう言いながら、恍惚とした顔のミズリが抱き寄せた。ちょっと抱きしめる力が強いって、胸で窒息しちゃうから。でも抵抗出来ないパラダイスが此処には有るんです。フフフ。

・・・グフ、そろそろ息がホントにヤバい。

『ミズリ様、ご主人様が息を出来て無いのでは無いですか?ピクピクしてますけど。』


『きゃあ、ギイ様大丈夫ですか!!』

クイース、ナイスだ。自分では抜けられない恐ろしい罠だった。ふぅ、また罠に掛かっても良いと思ってます。はい。

「あ~苦し気持ちよかった、あ、違う違う、そうじゃない。ん、ん、ゴホン。

つまりミズリ、明日にでも簡単な怪我を治して見てどれくらいで連続して掛けれるかスキルの検証をしよう。

それと、信じた事でスキルの再調整が負担は掛かったけど、出来るって事が分かったんだ。
次は明確に狙ってスキルを不安定にするイメージでやれば負担が減少すると思いますからね。

これはミズリのもう1つの新スキルにぴったりじゃないですかね?」

ニヤリと笑う私の言葉に、ハッとした顔でミズリが応える。

『流石はギイ様です。』

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