依存の魔法使い

豚骨

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第2章 報復

魔法使いの末路 4

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さて、そろそろかな?

用意していた船に乗り込み、島に近付いて行きます。

勿論魔法使いが登った大木に近い場所から上陸して行きます。

隔離空間に住んでる奴隷の皆に協力して貰い、商業船として体裁を整えます。

魔法使いの近く迄来たら態と大声で船員(所有奴隷)に声を掛けます。

「おーい、水が見付からないなら出航するから戻ってこーい。」

その言葉に魔法使いが瞬時に反応します。

『待って、遭難して居るの。助けて下さい~。』

それこそ必死で、乾いた喉を気にせず叫びながら声を張ります。
正に最後の希望に掛けているのでしょう。

返事を返しておきます。

「何だ、誰か居るのか~?何処だ~?」

魔法使いは此処です助けて下さいと言う合間で、最後のプライドとして漏らした服を魔法で乾燥させている様です。

さて、ここからは責任者として交渉です。

「何だ、怪我人か。助けてやらん事も無いんだが、あんた幾ら出せる?」

『今は手持ちは金貨2、3枚しか。』

「そりゃあ少なすぎる。いや、あんた水が有る場所を知ってるかい?」

『ごめんなさい、多分この島には真水は無いと思います。』

「あんたその格好なら水球の魔法は使えるんじゃ無いか?」

『其れが、私は水系統の素質が無くて使えないんです。』

勿論知ってる。何時も連れていた盾職のカイが水球担当だった事も確認済みだ。

「何だ、使えねぇなあ。船に乗ってた魔法を使える奴が病気でくたばっちまって俺らの分もギリ何だ。水が無いなら悪いが諦めてくれ。」

『待って下さい。私ももう体力がギリギリ何です何でもしますから船に乗せて下さい。』

「何でもって言われてもなぁ、水が足りねぇんだよ。1人増やしたらそれこそ生きるか死ぬかの航海に成っちまう。」

『何でも。本当に何でもしますから。』

「うーん。乗せるなら、乗組員全員の命を掛けるだけのメリットが欲しいからなぁ~。あんたが大貴族や大商家の娘とかなら考えるけどなぁ。・・・あとは生涯奴隷に成るとか?」

『成ります。此処から逃げれるなら死ぬまで奴隷でも何でも良いです。』

「大丈夫か?生涯奴隷は文字通り解放なんて無いんだぞ?何されるかも分からないし、主人には絶対服従なんだぞ?自死すら出来ないんだぞ?」

『それでも此処に居るよりはマシです。』

余程フェリに恐怖して居る様だ、速くこの島から出たいのが分かる。
私としても無駄にサバイバル適正の高いコイツにこれ以上時間を掛けたくは無い為、ここら辺で終わらせようと思う。
但し、島から脱出してから言動を翻す可能性が有りますからねぇ、この場で契約をしてしまいましょうか。

実は喜ぶべき事に隔離空間に住む奴隷の中に《隷属付与》持ちが出現した。
ただ、ね。

隔離空間内の教会でスキルを獲得させた迄は良かったんですが・・
私の奇跡に新たな恩恵がががが・・・

彼には申し訳なく思って居ります。
ステータス確認したのが《隷属付与》のスキル保持者出現って知らせを受けてからだったんですよねぇ~。
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