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出会い
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「成海、この屋敷からは出ては駄目よ。屋敷から出ないのであれば、庭までは自由に動いていいわ。」
スミレはまだ小さい孫に言い聞かせていた。そして、空を見る。
「カスミいる?」
パキンと高い音と共に金色の豊かな髪の精霊が目の前に現れる。
「スミレ、久しぶりね。」
旧友に会ったような声色でくすくす笑う。
「私の孫なんだけど、しばらく護衛を頼めない?」
「他でもない、わが主の願い、聞き届けないはずないでしょう。」
「頼んだわ。成海、こちらに。」
少し離れた場所にいた少女を呼ぶ。彼女はびっくりしたように目をばたつかせていた。
カスミと呼ばれた精霊は、彼女を目を細めてみる。そして興味深く頷いた。
「これはこれは、珍しい毛色の子ね。人であって人で」
「カスミ!!」
スミレは大きな声で彼女の言葉をさえぎる。
「余計なことは言わないで。」
面白そうに笑うと彼女は消えた。
「姿を消して守っておくわ。」
そう言葉だけ残した。
スミレはふーとため息をつくと、優しげに成海をみた。
「あなたは人間よ。大丈夫。大丈夫。」
強めに抱きしめる。
「大丈夫・・・おばあちゃん。私外で遊んでくるね。」
寂しげに笑う。6歳の子供がこんな表情をさせているのね。とスミレは自嘲気味に
微笑んだ。しっかりしなければと。
「ピアスとイヤーカフは絶対はずさないでね。」
そういうと彼女の背をそっとおした。
成海はスミレから逃げるように庭に出た。大きな木のそばに行くとスルスルと上に上る。
「私は化け物なの?人間じゃないの?」
不安が胸をよぎり、苦しげに胸を押さえた。
優しいかぜが彼女の頬をなでる。ふと顔を上げると、カスミが優しげに見つめていた。
「さっきは、悪かったわ。化け物なんかじゃないわ・・・あなたは私たちに近しい存在。
可愛くて、可愛そうで、大切な愛しい子・・泣かないで。」
そっと、抱きしめてくれた。
「おばあちゃんが、泣くんだ。ごめんねって、いつも・・こんな力いらない・・・」
誰にももらしたことのない本音。カスミは笑う。
「その力はギフト、・・・プレゼントなのよ。もったいないわ。いらないなんて。
大丈夫。あなたにはすてきなバディが現れるから。」
そういうと彼女は消えた。
成海は涙をぬぐうと立ち上がった。庭を見渡す。すごく広い庭にため息が出た。
ふと、庭の端にぼろきれが見えた。成海は木を飛び降りる。そのぼろきれがすごく
気になった。
近くによって気がついた、それはぼろきれではなく、人だった。
銀色であろう髪は汚れて灰色に見える。細い白い手が見える。
もう少し近くよって、彼女はびっくりした。背中に白い羽が見えて、しかも片翼のみ
その片翼も折れ、血がにじんでいた。まだ乾いていない・・
成海は左耳のイヤーカフをはずす。そして目をつぶるとそっと傷口に手を当てた。
集中して力を流す・・・彼女の手からは金色の薄い膜が出て目の前の人間を包んだ。
しばらくすると、彼女の手ははじかれる。
痛みで目を開けると、恐怖や怒りのこもった目で見つめられていた。
「それだけ元気なら、もう大丈夫ね。」
成海はイヤーカフをつけた。左目が金色から黒い瞳に戻る。
ぎょっとした表情を向けられて彼女は苦笑した。
「お前、誰だ?」
心地よいテノールの声で男の子だと判断できた。薄汚れているが
きれいな青い瞳が彼女を捉える。整ったきれいな顔は女性化と思った。
が、成海は少しむっとした。
「助けてもらっておいて、ありがとうじゃないの?」
「・・・・・」
「ありがとう・・は?」
なんだか、理不尽に不快な気持ちをぶつけられるのに腹が立って別に
お礼なんていわれなくても良かったが、なんとなく強要してみた。
彼は、ふーっとため息をついた。
そして自分の体を見て驚いた。
「治してくれたのか?」
彼女は頷く。
「ぼろきれが落ちているかと思った。」
正直な感想。彼は思わず声を出して笑ったしまった。
目の前の少女は、自分が何者か判断する前に怪我を治した
そんなお人よし・・始めてみた。
「俺の名はギルバードだ。助けてくれて、ありがとう。」
羽が動くことにも驚いた。
「お前、すごいな。治癒士か、そんなに小さいのに。」
「んー何者なんだろうね?」
「変なやつ。」
そういうと二人とも笑った。
「小汚い小僧・・どうやってここに入った?小僧・・天空人だな?」
カスミが威圧をこめて言葉を発した。
成海はなんとなく不穏な空気を感じ、右耳のイヤーカフをはずす。
右目が赤くなる。それと同時に風の刃がギルバードを襲う。
成海はすばやくギルバードの前に両手を広げてたった。
見事に風の刃は彼女にかき消される。
「いきなり、襲うのは無しじゃないの?」
「敵か味方か分かるまで、背中を見せるものじゃないわよ。」
いつの間にか、スミレがそばに立っていた。
スミレは成海の頭に拳骨を落とす。
「勝手に、力を使わない!!」
頭を抑えて涙目で祖母を非難がましく見つめた。
「カスミもいきなり力を放たない。」
「「・・・・・・」」
理不尽だと二人は思ったが、これ以上怒られるのがいやなので
黙った。
スミレは、ギルバードの前に片膝をついた。
「カルラの息子ね。遅かったし、その姿はどうしたの?」
優しく見つめる目に、ギルバートは力を抜いた。
「母はここに来る途中に・・・俺を逃がすので精一杯でした。」
悔しそうに唇をかみ締めた。
スミレはそっとギルバートを抱きしめた。
「さ、みんなとりあえず、お茶にしましょ。」
スミレはギルバートの肩を抱いたまま成海を促した。
成海はとりあえずついていく。
部屋に入るとギルバートはすぐに風呂に連れて行かれた。
成海は客間に入るとソファーに座った。目の前にあるクッキーを一枚口に放り込む。
「んーなかなか。」
「こら!!行儀が悪い。」
スミレに怒られて、成海は舌を出した。
「ところで成海、あなたかなり上手に力制御できるようになっていたわね。」
鋭く射抜かれて、成海はしまったと思った。
「たまたま・・・」
「たまたまね。最近椿と翼遊んでいるみたいね。」
全てお見通しである祖母に若干引き気味の彼女は、肩をすくめた。
「いろいろやってます。」
成海の言葉に、スミレは深いため息をついた。
「成海、」
口を開きかけたときギルバートが入ってきた。
ギルバートの姿を見た瞬間、成海はぽかんと口をあけてしまった。
薄汚れて気がつかなかった。
確かに整った顔はしていた。でもここまでとは。
人間離れにもほどがないだろうかと。
そんな孫の姿を見て、スミレはやれやれと笑った。
ギルバートは改めて成海を見て驚いた。
「お前、なんで目の色変わるの?」
成海はそっとスミレから距離をとろうと腰を上げた。
即座にスミレに首根っこを掴まれる。
「イヤーカフはずしたのね?はずしたのね?力使ったの?どっち?」
笑顔で問われる・・・目の奥が笑ってない。
「どっちも。」
「は?体はどうもないの?」
スミレは成海の体をくまなく見つめる。
「今回は大丈夫みたい・・・」
ふーとため息がこぼれる。
「魔力も増えてない・・・・ギルバートこっちにきて。」
成海とギルバートの手を重ねる。
スミレは成海のイヤーカフをどちらもはずす。
成海の瞳の色が変わる。
「ギルバートに魔力を送って。」
成海は目を閉じると癒しの力を彼に送る。
「成海、もうひとつの力も。」
びくっと肩を揺らす。
「それは・・・危険じゃないの?」
「たぶん大丈夫。ゆっくりやって。」
成海は目をあけたまま、呼吸を整えた。
ゆっくり力を流す。そして、ギルバートを見た。
ギルバートは何事もないような顔色をしている。
むしろ、血色が良くなっている。
「????」
成海は自分の体も軽くなるのを感じた。
スミレは天を仰ぐ。
「なんて、幸運、なんて、奇跡・・・カルラ・・・カルラ・・・
ありがとう・・・」
涙がこぼれる。成海はぎょっとして彼から手を離し祖母に駆け寄ると、スミレは
彼女を抱きしめた。
「バディよ、ギルバートはあなたのバディ・・・こんなにはやくみつかるなんて。」
嬉しそうに笑った。成海はギルバートを見た。
ギルバートも泣いていた?なぜ?と思って目を凝らすとその理由が見えた。
彼の背には二つの羽がきれいに生えていたから。
「うっそ?」
思わず成海はうなってしまった。
スミレはまだ小さい孫に言い聞かせていた。そして、空を見る。
「カスミいる?」
パキンと高い音と共に金色の豊かな髪の精霊が目の前に現れる。
「スミレ、久しぶりね。」
旧友に会ったような声色でくすくす笑う。
「私の孫なんだけど、しばらく護衛を頼めない?」
「他でもない、わが主の願い、聞き届けないはずないでしょう。」
「頼んだわ。成海、こちらに。」
少し離れた場所にいた少女を呼ぶ。彼女はびっくりしたように目をばたつかせていた。
カスミと呼ばれた精霊は、彼女を目を細めてみる。そして興味深く頷いた。
「これはこれは、珍しい毛色の子ね。人であって人で」
「カスミ!!」
スミレは大きな声で彼女の言葉をさえぎる。
「余計なことは言わないで。」
面白そうに笑うと彼女は消えた。
「姿を消して守っておくわ。」
そう言葉だけ残した。
スミレはふーとため息をつくと、優しげに成海をみた。
「あなたは人間よ。大丈夫。大丈夫。」
強めに抱きしめる。
「大丈夫・・・おばあちゃん。私外で遊んでくるね。」
寂しげに笑う。6歳の子供がこんな表情をさせているのね。とスミレは自嘲気味に
微笑んだ。しっかりしなければと。
「ピアスとイヤーカフは絶対はずさないでね。」
そういうと彼女の背をそっとおした。
成海はスミレから逃げるように庭に出た。大きな木のそばに行くとスルスルと上に上る。
「私は化け物なの?人間じゃないの?」
不安が胸をよぎり、苦しげに胸を押さえた。
優しいかぜが彼女の頬をなでる。ふと顔を上げると、カスミが優しげに見つめていた。
「さっきは、悪かったわ。化け物なんかじゃないわ・・・あなたは私たちに近しい存在。
可愛くて、可愛そうで、大切な愛しい子・・泣かないで。」
そっと、抱きしめてくれた。
「おばあちゃんが、泣くんだ。ごめんねって、いつも・・こんな力いらない・・・」
誰にももらしたことのない本音。カスミは笑う。
「その力はギフト、・・・プレゼントなのよ。もったいないわ。いらないなんて。
大丈夫。あなたにはすてきなバディが現れるから。」
そういうと彼女は消えた。
成海は涙をぬぐうと立ち上がった。庭を見渡す。すごく広い庭にため息が出た。
ふと、庭の端にぼろきれが見えた。成海は木を飛び降りる。そのぼろきれがすごく
気になった。
近くによって気がついた、それはぼろきれではなく、人だった。
銀色であろう髪は汚れて灰色に見える。細い白い手が見える。
もう少し近くよって、彼女はびっくりした。背中に白い羽が見えて、しかも片翼のみ
その片翼も折れ、血がにじんでいた。まだ乾いていない・・
成海は左耳のイヤーカフをはずす。そして目をつぶるとそっと傷口に手を当てた。
集中して力を流す・・・彼女の手からは金色の薄い膜が出て目の前の人間を包んだ。
しばらくすると、彼女の手ははじかれる。
痛みで目を開けると、恐怖や怒りのこもった目で見つめられていた。
「それだけ元気なら、もう大丈夫ね。」
成海はイヤーカフをつけた。左目が金色から黒い瞳に戻る。
ぎょっとした表情を向けられて彼女は苦笑した。
「お前、誰だ?」
心地よいテノールの声で男の子だと判断できた。薄汚れているが
きれいな青い瞳が彼女を捉える。整ったきれいな顔は女性化と思った。
が、成海は少しむっとした。
「助けてもらっておいて、ありがとうじゃないの?」
「・・・・・」
「ありがとう・・は?」
なんだか、理不尽に不快な気持ちをぶつけられるのに腹が立って別に
お礼なんていわれなくても良かったが、なんとなく強要してみた。
彼は、ふーっとため息をついた。
そして自分の体を見て驚いた。
「治してくれたのか?」
彼女は頷く。
「ぼろきれが落ちているかと思った。」
正直な感想。彼は思わず声を出して笑ったしまった。
目の前の少女は、自分が何者か判断する前に怪我を治した
そんなお人よし・・始めてみた。
「俺の名はギルバードだ。助けてくれて、ありがとう。」
羽が動くことにも驚いた。
「お前、すごいな。治癒士か、そんなに小さいのに。」
「んー何者なんだろうね?」
「変なやつ。」
そういうと二人とも笑った。
「小汚い小僧・・どうやってここに入った?小僧・・天空人だな?」
カスミが威圧をこめて言葉を発した。
成海はなんとなく不穏な空気を感じ、右耳のイヤーカフをはずす。
右目が赤くなる。それと同時に風の刃がギルバードを襲う。
成海はすばやくギルバードの前に両手を広げてたった。
見事に風の刃は彼女にかき消される。
「いきなり、襲うのは無しじゃないの?」
「敵か味方か分かるまで、背中を見せるものじゃないわよ。」
いつの間にか、スミレがそばに立っていた。
スミレは成海の頭に拳骨を落とす。
「勝手に、力を使わない!!」
頭を抑えて涙目で祖母を非難がましく見つめた。
「カスミもいきなり力を放たない。」
「「・・・・・・」」
理不尽だと二人は思ったが、これ以上怒られるのがいやなので
黙った。
スミレは、ギルバードの前に片膝をついた。
「カルラの息子ね。遅かったし、その姿はどうしたの?」
優しく見つめる目に、ギルバートは力を抜いた。
「母はここに来る途中に・・・俺を逃がすので精一杯でした。」
悔しそうに唇をかみ締めた。
スミレはそっとギルバートを抱きしめた。
「さ、みんなとりあえず、お茶にしましょ。」
スミレはギルバートの肩を抱いたまま成海を促した。
成海はとりあえずついていく。
部屋に入るとギルバートはすぐに風呂に連れて行かれた。
成海は客間に入るとソファーに座った。目の前にあるクッキーを一枚口に放り込む。
「んーなかなか。」
「こら!!行儀が悪い。」
スミレに怒られて、成海は舌を出した。
「ところで成海、あなたかなり上手に力制御できるようになっていたわね。」
鋭く射抜かれて、成海はしまったと思った。
「たまたま・・・」
「たまたまね。最近椿と翼遊んでいるみたいね。」
全てお見通しである祖母に若干引き気味の彼女は、肩をすくめた。
「いろいろやってます。」
成海の言葉に、スミレは深いため息をついた。
「成海、」
口を開きかけたときギルバートが入ってきた。
ギルバートの姿を見た瞬間、成海はぽかんと口をあけてしまった。
薄汚れて気がつかなかった。
確かに整った顔はしていた。でもここまでとは。
人間離れにもほどがないだろうかと。
そんな孫の姿を見て、スミレはやれやれと笑った。
ギルバートは改めて成海を見て驚いた。
「お前、なんで目の色変わるの?」
成海はそっとスミレから距離をとろうと腰を上げた。
即座にスミレに首根っこを掴まれる。
「イヤーカフはずしたのね?はずしたのね?力使ったの?どっち?」
笑顔で問われる・・・目の奥が笑ってない。
「どっちも。」
「は?体はどうもないの?」
スミレは成海の体をくまなく見つめる。
「今回は大丈夫みたい・・・」
ふーとため息がこぼれる。
「魔力も増えてない・・・・ギルバートこっちにきて。」
成海とギルバートの手を重ねる。
スミレは成海のイヤーカフをどちらもはずす。
成海の瞳の色が変わる。
「ギルバートに魔力を送って。」
成海は目を閉じると癒しの力を彼に送る。
「成海、もうひとつの力も。」
びくっと肩を揺らす。
「それは・・・危険じゃないの?」
「たぶん大丈夫。ゆっくりやって。」
成海は目をあけたまま、呼吸を整えた。
ゆっくり力を流す。そして、ギルバートを見た。
ギルバートは何事もないような顔色をしている。
むしろ、血色が良くなっている。
「????」
成海は自分の体も軽くなるのを感じた。
スミレは天を仰ぐ。
「なんて、幸運、なんて、奇跡・・・カルラ・・・カルラ・・・
ありがとう・・・」
涙がこぼれる。成海はぎょっとして彼から手を離し祖母に駆け寄ると、スミレは
彼女を抱きしめた。
「バディよ、ギルバートはあなたのバディ・・・こんなにはやくみつかるなんて。」
嬉しそうに笑った。成海はギルバートを見た。
ギルバートも泣いていた?なぜ?と思って目を凝らすとその理由が見えた。
彼の背には二つの羽がきれいに生えていたから。
「うっそ?」
思わず成海はうなってしまった。
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