16 / 25
第十六話「生着の朝に」
しおりを挟む
2025年3月10日、午前6時。
聖マリア病院造血幹細胞移植センター・クリーンルーム。
移植後17日目の朝日が、静かに窓から差し込んでいた。
「美咲さん、おはようございます」 村井医師が完全防護服姿で入室してくる。 「今朝は、とても重要な採血データが出ています」
「先生…」 美咲は、やや緊張した面持ちで上体を起こす。
「6時採血の結果です」 医師はタブレットを手に、ゆっくりと読み上げ始める。
「血液検査詳細:
• 白血球:1,200/μL、前日比で300の上昇
• 好中球:580/μL、これが最も重要な数値です
• リンパ球:320/μL…」
「村井先生」 真理子が声を震わせる。 「この数値って…」
「はい」 医師は穏やかな笑みを浮かべる。 「好中球が初めて500を超えました。生着の重要な指標です」
「でも」 美咲が不安げに問いかける。 「まだ確定じゃないんですよね?」
「その通りです。500/μL以上を3日間継続して初めて、生着と判定できます」 医師は続ける。 「ただ、他の数値も非常に良好です。CRPは0.8まで低下し、炎症反応も改善。肝機能も正常範囲内です」
その時、モニターが点滅を始める。 早朝6時15分。 アトリエからの緊急通信だった。
「美咲!」 麗子の興奮した声が響く。 「今朝の数値、聞いたわ!」
「お姉ちゃん…こんな早くから」
「当然でしょ」 麗子の目が潤んでいる。 「私の細胞が、やっとあなたの中で目覚め始めたんだもの」
村井医師が咳払いをする。 「麗子さん、まだ感動は早いですよ。これからが正念場です」
「分かってます」 麗子は笑顔で答える。 「だから、“Rebirth” の最終調整も、急ピッチで進めているんです。」
午前7時、クリーンルーム。 朝の回診と詳細検査が始まっていた。
「バイタルサイン(7時):
• 体温:36.6℃
• 血圧:116/72mmHg
• 脈拍:76/分
• SpO2:99%」
看護師の森田が、新しい点滴バッグを準備しながら声をかける。 「美咲さん、今朝は食欲いかがですか?」
「はい、少し…」 美咲は微笑む。 「久しぶりにお粥が食べたいなって」
「それは素晴らしいサインですね」 村井医師が検査データを確認しながら入ってくる。 「口腔内の状態も改善していますから、流動食から開始してみましょう」
モニター越しの麗子が、アトリエから声を上げる。 「先生!私から妹へのプレゼントなんですが」
「またまた麗子さん」 医師は苦笑する。 「まだ感染リスクが…」
「違うんです」 麗子は真剣な表情で続ける。 「Black Dress “Rebirth” の制作過程を、ライブストリーミングで」
「それなら…」 医師は考えながら頷く。 「クリーンルーム内のモニターなら問題ありません」
「美咲」 麗子がカメラに近づく。 「今から、最後の仕上げを始めるの。このドレスは、あなたの生着と共に完成するわ」
「デザイン詳細:
• 特殊加工シルク仕上げ工程
• クリスタル最終配置
• 立体構造の調整」
真理子が静かに涙を拭う。 「これが、私たちの新しい物語の始まりね」
「7時30分の追加データが出ました」 村井医師が新しい数値を告げる。 「好中球:610/μL、さらに上昇しています」
午前8時、クリーンルーム。 大型モニターには、「Lumière」アトリエからの生中継が映し出されている。
「Black Dress “Rebirth” 最終工程: クリスタル配置 - Phase Final」 麗子の手元がクローズアップされる。
「美咲、見てて」 麗子は一粒一粒、慎重にクリスタルを配置していく。 「この螺旋状の配置は、DNAの二重らせんをイメージしたの」
「8時の検査データです」 村井医師が新しい数値を読み上げる。
「血液検査:
• 白血球:1,280/μL(+80)
• 好中球:640/μL(+30)
• リンパ球:350/μL
• CD34陽性細胞:1.8%
免疫系データ:
• タクロリムス血中濃度:11.2ng/mL
• キメリズム解析:ドナー型98%」
「先生」 美咲が小さな声で問いかける。 「この数値の意味は…」
「あなたの体内で」 医師は穏やかに説明を始める。 「麗子さんの造血幹細胞が、着実に根付き始めているということです」
モニター越しの麗子が作業の手を止める。 「ねぇ、美咲。このクリスタルの配置、分かる?」
「うん…」 美咲がモニターに近づく。 「まるで、星座みたい」
「そう、北斗七星よ」 麗子は微笑む。 「迷子になった時の道しるべ。私たちの道標」
「お姉ちゃん…」
その時、看護師の森田が朝食を運んでくる。 「本日の流動食です:
• おかゆ(全粥1/3量)
• だし汁
• ゼリー」
「美咲さん」 医師が声をかける。 「食事摂取も、回復の大切な指標です」
真理子は防護服越しに娘の手を握る。 「一口ずつ、ゆっくりでいいのよ」
午前9時、クリーンルーム。 朝食を終えた美咲の表情が、久しぶりに生気を帯びていた。
「朝食摂取状況:
• おかゆ:8割摂取
• だし汁:全量
• ゼリー:半量」 森田看護師が記録を取る。
「お粥、美味しかった…」 美咲の目に涙が浮かぶ。 「何か月ぶりかな」
「9時の検査データです」 村井医師が入室してくる。
「血液検査:
• 白血球:1,350/μL(+70)
• 好中球:680/μL(+40)
• リンパ球:380/μL
• 血小板:4.5×10⁴/μL
臓器機能:
• AST:30 IU/L
• ALT:26 IU/L
• T-Bil:0.7mg/dL」
モニターからは、麗子の作業音が響いている。 「美咲、このクリスタルの配置、あと30分で完成よ」
「お姉ちゃん、ずっと作業してるけど…」 美咲が心配そうに画面を見つめる。
「大丈夫」 麗子が顔を上げる。 「このドレスは、あなたの生着と共に完成させるって決めたの」
「バイタルチェックの時間です」 森田看護師が声をかける。
「9時バイタル:
• 体温:36.7℃
• 血圧:118/74mmHg
• 脈拍:72/分
• SpO2:99%
• 呼吸数:16回/分」
「先生」 真理子が医師に向き直る。 「この調子なら、明日には…」
「はい」 村井医師が頷く。 「このまま好中球数が維持されれば、明日で2日目。あと24時間で生着判定の可能性が高いですね」
「美咲!」 麗子の声が響く。 「最後のクリスタルよ。見ていて」
モニターには、漆黒のドレスの背面に、最後の一粒が輝きを放つ瞬間が映し出された。
午前10時、クリーンルーム。 朝日が部屋全体を明るく照らす中、モニターには完成したドレスが映し出されていた。
「Black Dress “Rebirth” 完成データ:
• 総制作時間:440時間
• 使用クリスタル:5000個 ・ジェットブラック:2000個 ・ブラックダイヤモンド:2000個 ・メタリックシルバー:1000個
• 特殊加工シルク使用量:12メートル
• 手縫い工程:180時間」
「10時の最新データです」 村井医師が新しい検査結果を手に入室する。
「血液検査:
• 白血球:1,420/μL(+70)
• 好中球:720/μL(+40)
• リンパ球:410/μL
• 血小板:4.8×10⁴/μL
• Hb:10.0g/dL
免疫系指標:
• キメリズム解析:ドナー型99%
• CD34陽性細胞:2.0%」
「美咲」 麗子がカメラに近づく。 「このドレスの背中のラインは、翼が生えるような形なの。新しい命が羽ばたく瞬間を表現したくて…」
「お姉ちゃん…」 美咲の声が震える。 「私の中の、お姉ちゃんの細胞も、今、羽ばたき始めてるんだね」
「そうね」 真理子が娘たちを見つめる。 「これが本当の意味での “Rebirth”…再生の物語ね」
「村井先生」 麗子が画面越しに問いかける。 「明日、生着が確定したら…」
「ええ」 医師が穏やかに微笑む。 「感染予防は必要ですが、防護服越しなら、直接の面会も検討できます」
その時、美咲のベッドサイドモニターが小さな音を鳴らす。
「10時30分 追加データ:
• 好中球:750/μL
• 網状赤血球:1.5%」
「生命の誕生は、光の誕生と同じ」 麗子が静かに言う。 「少しずつ、でも確実に、闇を照らしていく」
窓の外では、春の陽光が一段と輝きを増していた。 それは、新しい命の誕生を祝福するかのようだった。
「美咲さん、おはようございます」 村井医師が完全防護服姿で入室してくる。 「今朝は、とても重要な採血データが出ています」
「先生…」 美咲は、やや緊張した面持ちで上体を起こす。
「6時採血の結果です」 医師はタブレットを手に、ゆっくりと読み上げ始める。
「血液検査詳細:
• 白血球:1,200/μL、前日比で300の上昇
• 好中球:580/μL、これが最も重要な数値です
• リンパ球:320/μL…」
「村井先生」 真理子が声を震わせる。 「この数値って…」
「はい」 医師は穏やかな笑みを浮かべる。 「好中球が初めて500を超えました。生着の重要な指標です」
「でも」 美咲が不安げに問いかける。 「まだ確定じゃないんですよね?」
「その通りです。500/μL以上を3日間継続して初めて、生着と判定できます」 医師は続ける。 「ただ、他の数値も非常に良好です。CRPは0.8まで低下し、炎症反応も改善。肝機能も正常範囲内です」
その時、モニターが点滅を始める。 早朝6時15分。 アトリエからの緊急通信だった。
「美咲!」 麗子の興奮した声が響く。 「今朝の数値、聞いたわ!」
「お姉ちゃん…こんな早くから」
「当然でしょ」 麗子の目が潤んでいる。 「私の細胞が、やっとあなたの中で目覚め始めたんだもの」
村井医師が咳払いをする。 「麗子さん、まだ感動は早いですよ。これからが正念場です」
「分かってます」 麗子は笑顔で答える。 「だから、“Rebirth” の最終調整も、急ピッチで進めているんです。」
午前7時、クリーンルーム。 朝の回診と詳細検査が始まっていた。
「バイタルサイン(7時):
• 体温:36.6℃
• 血圧:116/72mmHg
• 脈拍:76/分
• SpO2:99%」
看護師の森田が、新しい点滴バッグを準備しながら声をかける。 「美咲さん、今朝は食欲いかがですか?」
「はい、少し…」 美咲は微笑む。 「久しぶりにお粥が食べたいなって」
「それは素晴らしいサインですね」 村井医師が検査データを確認しながら入ってくる。 「口腔内の状態も改善していますから、流動食から開始してみましょう」
モニター越しの麗子が、アトリエから声を上げる。 「先生!私から妹へのプレゼントなんですが」
「またまた麗子さん」 医師は苦笑する。 「まだ感染リスクが…」
「違うんです」 麗子は真剣な表情で続ける。 「Black Dress “Rebirth” の制作過程を、ライブストリーミングで」
「それなら…」 医師は考えながら頷く。 「クリーンルーム内のモニターなら問題ありません」
「美咲」 麗子がカメラに近づく。 「今から、最後の仕上げを始めるの。このドレスは、あなたの生着と共に完成するわ」
「デザイン詳細:
• 特殊加工シルク仕上げ工程
• クリスタル最終配置
• 立体構造の調整」
真理子が静かに涙を拭う。 「これが、私たちの新しい物語の始まりね」
「7時30分の追加データが出ました」 村井医師が新しい数値を告げる。 「好中球:610/μL、さらに上昇しています」
午前8時、クリーンルーム。 大型モニターには、「Lumière」アトリエからの生中継が映し出されている。
「Black Dress “Rebirth” 最終工程: クリスタル配置 - Phase Final」 麗子の手元がクローズアップされる。
「美咲、見てて」 麗子は一粒一粒、慎重にクリスタルを配置していく。 「この螺旋状の配置は、DNAの二重らせんをイメージしたの」
「8時の検査データです」 村井医師が新しい数値を読み上げる。
「血液検査:
• 白血球:1,280/μL(+80)
• 好中球:640/μL(+30)
• リンパ球:350/μL
• CD34陽性細胞:1.8%
免疫系データ:
• タクロリムス血中濃度:11.2ng/mL
• キメリズム解析:ドナー型98%」
「先生」 美咲が小さな声で問いかける。 「この数値の意味は…」
「あなたの体内で」 医師は穏やかに説明を始める。 「麗子さんの造血幹細胞が、着実に根付き始めているということです」
モニター越しの麗子が作業の手を止める。 「ねぇ、美咲。このクリスタルの配置、分かる?」
「うん…」 美咲がモニターに近づく。 「まるで、星座みたい」
「そう、北斗七星よ」 麗子は微笑む。 「迷子になった時の道しるべ。私たちの道標」
「お姉ちゃん…」
その時、看護師の森田が朝食を運んでくる。 「本日の流動食です:
• おかゆ(全粥1/3量)
• だし汁
• ゼリー」
「美咲さん」 医師が声をかける。 「食事摂取も、回復の大切な指標です」
真理子は防護服越しに娘の手を握る。 「一口ずつ、ゆっくりでいいのよ」
午前9時、クリーンルーム。 朝食を終えた美咲の表情が、久しぶりに生気を帯びていた。
「朝食摂取状況:
• おかゆ:8割摂取
• だし汁:全量
• ゼリー:半量」 森田看護師が記録を取る。
「お粥、美味しかった…」 美咲の目に涙が浮かぶ。 「何か月ぶりかな」
「9時の検査データです」 村井医師が入室してくる。
「血液検査:
• 白血球:1,350/μL(+70)
• 好中球:680/μL(+40)
• リンパ球:380/μL
• 血小板:4.5×10⁴/μL
臓器機能:
• AST:30 IU/L
• ALT:26 IU/L
• T-Bil:0.7mg/dL」
モニターからは、麗子の作業音が響いている。 「美咲、このクリスタルの配置、あと30分で完成よ」
「お姉ちゃん、ずっと作業してるけど…」 美咲が心配そうに画面を見つめる。
「大丈夫」 麗子が顔を上げる。 「このドレスは、あなたの生着と共に完成させるって決めたの」
「バイタルチェックの時間です」 森田看護師が声をかける。
「9時バイタル:
• 体温:36.7℃
• 血圧:118/74mmHg
• 脈拍:72/分
• SpO2:99%
• 呼吸数:16回/分」
「先生」 真理子が医師に向き直る。 「この調子なら、明日には…」
「はい」 村井医師が頷く。 「このまま好中球数が維持されれば、明日で2日目。あと24時間で生着判定の可能性が高いですね」
「美咲!」 麗子の声が響く。 「最後のクリスタルよ。見ていて」
モニターには、漆黒のドレスの背面に、最後の一粒が輝きを放つ瞬間が映し出された。
午前10時、クリーンルーム。 朝日が部屋全体を明るく照らす中、モニターには完成したドレスが映し出されていた。
「Black Dress “Rebirth” 完成データ:
• 総制作時間:440時間
• 使用クリスタル:5000個 ・ジェットブラック:2000個 ・ブラックダイヤモンド:2000個 ・メタリックシルバー:1000個
• 特殊加工シルク使用量:12メートル
• 手縫い工程:180時間」
「10時の最新データです」 村井医師が新しい検査結果を手に入室する。
「血液検査:
• 白血球:1,420/μL(+70)
• 好中球:720/μL(+40)
• リンパ球:410/μL
• 血小板:4.8×10⁴/μL
• Hb:10.0g/dL
免疫系指標:
• キメリズム解析:ドナー型99%
• CD34陽性細胞:2.0%」
「美咲」 麗子がカメラに近づく。 「このドレスの背中のラインは、翼が生えるような形なの。新しい命が羽ばたく瞬間を表現したくて…」
「お姉ちゃん…」 美咲の声が震える。 「私の中の、お姉ちゃんの細胞も、今、羽ばたき始めてるんだね」
「そうね」 真理子が娘たちを見つめる。 「これが本当の意味での “Rebirth”…再生の物語ね」
「村井先生」 麗子が画面越しに問いかける。 「明日、生着が確定したら…」
「ええ」 医師が穏やかに微笑む。 「感染予防は必要ですが、防護服越しなら、直接の面会も検討できます」
その時、美咲のベッドサイドモニターが小さな音を鳴らす。
「10時30分 追加データ:
• 好中球:750/μL
• 網状赤血球:1.5%」
「生命の誕生は、光の誕生と同じ」 麗子が静かに言う。 「少しずつ、でも確実に、闇を照らしていく」
窓の外では、春の陽光が一段と輝きを増していた。 それは、新しい命の誕生を祝福するかのようだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる