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騎士団自衛隊化計画
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お父様の執務室で王子との見合い話を聞かされた時、泣きそうになったよ。
「お父様、私も貴族の家に生まれ、政略結婚の意味は理解してますが、第一王子殿下は良い関係を持てる自信がありません」
「しかし、軍事卿である我が家と王家が繋がりを持たねば、多くの騎士達の地位が危うくなる」
うん。お父様の立場も理解できます。平和なリンデラ王国では、騎士達を金食い虫だの無用の長物だのというもの達もいる。
でも、軍隊って減らしたり無くしたら、有事の時不味いのに。
それに、自衛隊さん達は……。
「お父様。騎士とは国と民を守る者達です。戦いがないからと言って、国が安寧だとは思いません。不審者の警備や山火事や洪水で苦しむ民を助ける事もまた、騎士達の大切な仕事ではないのですか?」
つい、自衛隊さん達の事を思い出してしまった。
自衛隊さん達は有事の時は国を守る為に武器を持つけど、平和な時は不審船や国籍不明機の監視や災害派遣で多くの被災者の支援に奮闘している。
そして、この世界でも災害はあるし、不審者なんてわんさか居る。
「アレキサンドラ……」
お父様が驚いた顔で私を見ている。まずい事を言ったかしら?
次の日からお父様が、突然忙しそうに走り回っていた。
お母様やお兄様と忙しそうにしているお父様を心配していると、暫くしてからお父様が晴れやかな笑顔で
「アレキサンドラのお陰で騎士達の地位が上がったぞ」
と言った。
何のことかと首を捻ると、つい最近洪水被害を受けた領地に、災害派遣で騎士達を応援に行かせたところ、領地の人達やその領主に物凄く感謝され、騎士団の正式な任務になったようだ。
しかもその領地で被害者達への炊き出しを手伝ってくれた美人の娘さんが応援に来てくれた騎士と結婚したから、騎士達のモチベーションも上がり、災害に遭った所の復興も格段に速くなったらしい。
国民の騎士団への認識も変わり、組織としての有用性への理解も上がり、地位も向上した様だ。
この短い時間でそこまでするなんて、お父様、出来る人なんですね。
お陰で、私は第一王子との見合いもなくなり、ホッとしていたのに。
「婚約者候補?何ですか、それ」
暫くしてから、今度は王家からの打診があった。
「お父様、私も貴族の家に生まれ、政略結婚の意味は理解してますが、第一王子殿下は良い関係を持てる自信がありません」
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つい、自衛隊さん達の事を思い出してしまった。
自衛隊さん達は有事の時は国を守る為に武器を持つけど、平和な時は不審船や国籍不明機の監視や災害派遣で多くの被災者の支援に奮闘している。
そして、この世界でも災害はあるし、不審者なんてわんさか居る。
「アレキサンドラ……」
お父様が驚いた顔で私を見ている。まずい事を言ったかしら?
次の日からお父様が、突然忙しそうに走り回っていた。
お母様やお兄様と忙しそうにしているお父様を心配していると、暫くしてからお父様が晴れやかな笑顔で
「アレキサンドラのお陰で騎士達の地位が上がったぞ」
と言った。
何のことかと首を捻ると、つい最近洪水被害を受けた領地に、災害派遣で騎士達を応援に行かせたところ、領地の人達やその領主に物凄く感謝され、騎士団の正式な任務になったようだ。
しかもその領地で被害者達への炊き出しを手伝ってくれた美人の娘さんが応援に来てくれた騎士と結婚したから、騎士達のモチベーションも上がり、災害に遭った所の復興も格段に速くなったらしい。
国民の騎士団への認識も変わり、組織としての有用性への理解も上がり、地位も向上した様だ。
この短い時間でそこまでするなんて、お父様、出来る人なんですね。
お陰で、私は第一王子との見合いもなくなり、ホッとしていたのに。
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