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祭りの後
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パーティーの後。
夜がふけた頃、地下牢の壁に鎖で繋がれた状態でエリスはゼウリス達を睨み付けた。
「気分はどうかな?魔女ヒロイン」
「アタシは魔女じゃない。みんなに愛されるヒロインで、この世界でたった1人幸せになれるの」
暗く、ジメジメした地下牢に響くエリスの声は反響して非常に耳障りだ。
「罪人として処刑されるのにか?」
アルレスの言葉に眉を吊り上げ、泡を飛ばして叫ぶ。
「こんなバッドエンド、さっさとリセットしてオープニングから始めれば、またみんなアタシだけを好きになるのよ」
ガチャガチャと鎖がうるさい音を立てるが、エリスの魔力はまるで感じない。
「聖女の杖なしで?確かにお前は魔力を持っていた。だが、身の丈に合わない力を闇雲に使い、何度も時間を捻じ曲げて来た為、その力は失われた」
ゼウリスの言葉に、エリスは真っ青になった。
牢に放り込まれてからずっと魔力を貯めようとしていたが、何も感じない。
封魔具のせいかと思っていたが、カサカサになった雑巾を絞っても何も出ない、と同じ感覚だ。
そう。エリスの魔力は完全に枯渇したのだ。
「そして、未来とは不確定なもの。今までは始めた場所から何一つ変わらない選択をして来たからお前が知る未来になっていたが、今回は違う」
オルセウスの感情のこもらない声が死刑宣告のように響く。
「アルレスが身動き出来ない中で足掻き、トーラス侯爵が命をかけて時間を巻き戻して過去を変えた」
消し去った過去では、ミルフィリアの処刑をアルレスが変え、結果はミルフィリアを死なせてしまったが、オルセウスが動く時間を稼いだ。
そして、過去に戻ったオルセウス達は可能な限り過去を変え、エリスの知らない世界を作り上げ、ゼウリスが未来を完全に変えた。
夜がふけた頃、地下牢の壁に鎖で繋がれた状態でエリスはゼウリス達を睨み付けた。
「気分はどうかな?魔女ヒロイン」
「アタシは魔女じゃない。みんなに愛されるヒロインで、この世界でたった1人幸せになれるの」
暗く、ジメジメした地下牢に響くエリスの声は反響して非常に耳障りだ。
「罪人として処刑されるのにか?」
アルレスの言葉に眉を吊り上げ、泡を飛ばして叫ぶ。
「こんなバッドエンド、さっさとリセットしてオープニングから始めれば、またみんなアタシだけを好きになるのよ」
ガチャガチャと鎖がうるさい音を立てるが、エリスの魔力はまるで感じない。
「聖女の杖なしで?確かにお前は魔力を持っていた。だが、身の丈に合わない力を闇雲に使い、何度も時間を捻じ曲げて来た為、その力は失われた」
ゼウリスの言葉に、エリスは真っ青になった。
牢に放り込まれてからずっと魔力を貯めようとしていたが、何も感じない。
封魔具のせいかと思っていたが、カサカサになった雑巾を絞っても何も出ない、と同じ感覚だ。
そう。エリスの魔力は完全に枯渇したのだ。
「そして、未来とは不確定なもの。今までは始めた場所から何一つ変わらない選択をして来たからお前が知る未来になっていたが、今回は違う」
オルセウスの感情のこもらない声が死刑宣告のように響く。
「アルレスが身動き出来ない中で足掻き、トーラス侯爵が命をかけて時間を巻き戻して過去を変えた」
消し去った過去では、ミルフィリアの処刑をアルレスが変え、結果はミルフィリアを死なせてしまったが、オルセウスが動く時間を稼いだ。
そして、過去に戻ったオルセウス達は可能な限り過去を変え、エリスの知らない世界を作り上げ、ゼウリスが未来を完全に変えた。
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