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二人きり
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「でも、チャイム……」
先生は私の腕をつかんだままじぃっと私を見ていた。なんだかドキドキしてきて顔が熱くなる。
「…わかりました。あと少しです。怒られない程度なら。」
そう伝えると先生はにっこりして、腕を離した。
「よかった。もう少し話していたいんだよ。」
その後は結構遅くまで話していた。何回も泣いてしまった。
その度に先生は私の頭をポンポンとしてくれた。
次の日学校に早く行った。私がくる時間は松倉先生がくる時間と同じだから。
今日の朝は松倉先生には会わなかった。でも、国語の授業があった。休み時間に松倉先生に会った。
「よぉ。」と手を挙げてきたから私も「こんにちは。」と手を挙げてハイタッチをした。その後気づかれなかったけど顔が真っ赤になった。
その日の放課後も空き教室に呼ばれた。今日は松倉先生と私、隣に座った。
私は冷静に今日あったことを報告した。「うん。」「そっか。」と、言われる度に安心して涙が出てきた。
「なんで泣くの?」
先生の一言でハッとした。
「え?」
「なんで俺がいるのに泣くの?」
そんな事言われて何をいえばいいのなわからなかった。
「俺がいるから、大丈夫だって。」
また、涙が出そうだった。
「先生が優しくしてくれるから、泣きたくなる。」と伝えると「なにそれー。」って笑ってくれた。私もおかしくて笑ってた。
先生の仕事が残っているらしくて、空き教室にパソコンを持ってきていた。
「ちょっとまってて。明日のプリントだけ作るから。」
と言って。カタカタとパソコンをいじる松倉先生は、いつも生徒の前に出ている松倉先生とは違った。
「_____。」
空き教室が静かになる。蛍光灯の音と時計の針、先生の打つキーボードの音だけが響く世界。
私は何をすればいいのかわからずただ、先生を見つめていた。
私の中での先生は、かなり大きい存在になっていた。
悩み事があれば松倉先生に頼っていて、泣いている時も先生がいる。
先生がいない世界なんて考えられない。
こうやって放課後に空き教室で話すのが、日課のようになっている。
今までの先生がいなかった人生、私は何をしていたのだろう?
この時間、家にいたら何をしていたっけ?
ボーッとしていたら、先生が「ふぅ。」と息をついた。
「ごめんね。終わったよ。」
「あ、大丈夫です。」
さっきまで考えていたことを思い出すと、先生の顔を見れなくなってしまう。
「?なんでこっちむいてないのー?」
先生、心が見えてるんですか?って言いたくなるくらい面白かった。
「なんでもないです。」
「そっか。」と笑っていた。
「それで、なんで泣いちゃうの?」
その質問は困った。本当に理由がわからない。
「わかりません。」
「うーーん。本人がそう言ってるならそうなんだろうな。」
今日は昨日よりも早く帰った。
家に帰って今日のことを思い返すとなぜかドキドキする。
お風呂から上がった時、隣のクラスの中村 かえで からLINEが来ていた。
先生は私の腕をつかんだままじぃっと私を見ていた。なんだかドキドキしてきて顔が熱くなる。
「…わかりました。あと少しです。怒られない程度なら。」
そう伝えると先生はにっこりして、腕を離した。
「よかった。もう少し話していたいんだよ。」
その後は結構遅くまで話していた。何回も泣いてしまった。
その度に先生は私の頭をポンポンとしてくれた。
次の日学校に早く行った。私がくる時間は松倉先生がくる時間と同じだから。
今日の朝は松倉先生には会わなかった。でも、国語の授業があった。休み時間に松倉先生に会った。
「よぉ。」と手を挙げてきたから私も「こんにちは。」と手を挙げてハイタッチをした。その後気づかれなかったけど顔が真っ赤になった。
その日の放課後も空き教室に呼ばれた。今日は松倉先生と私、隣に座った。
私は冷静に今日あったことを報告した。「うん。」「そっか。」と、言われる度に安心して涙が出てきた。
「なんで泣くの?」
先生の一言でハッとした。
「え?」
「なんで俺がいるのに泣くの?」
そんな事言われて何をいえばいいのなわからなかった。
「俺がいるから、大丈夫だって。」
また、涙が出そうだった。
「先生が優しくしてくれるから、泣きたくなる。」と伝えると「なにそれー。」って笑ってくれた。私もおかしくて笑ってた。
先生の仕事が残っているらしくて、空き教室にパソコンを持ってきていた。
「ちょっとまってて。明日のプリントだけ作るから。」
と言って。カタカタとパソコンをいじる松倉先生は、いつも生徒の前に出ている松倉先生とは違った。
「_____。」
空き教室が静かになる。蛍光灯の音と時計の針、先生の打つキーボードの音だけが響く世界。
私は何をすればいいのかわからずただ、先生を見つめていた。
私の中での先生は、かなり大きい存在になっていた。
悩み事があれば松倉先生に頼っていて、泣いている時も先生がいる。
先生がいない世界なんて考えられない。
こうやって放課後に空き教室で話すのが、日課のようになっている。
今までの先生がいなかった人生、私は何をしていたのだろう?
この時間、家にいたら何をしていたっけ?
ボーッとしていたら、先生が「ふぅ。」と息をついた。
「ごめんね。終わったよ。」
「あ、大丈夫です。」
さっきまで考えていたことを思い出すと、先生の顔を見れなくなってしまう。
「?なんでこっちむいてないのー?」
先生、心が見えてるんですか?って言いたくなるくらい面白かった。
「なんでもないです。」
「そっか。」と笑っていた。
「それで、なんで泣いちゃうの?」
その質問は困った。本当に理由がわからない。
「わかりません。」
「うーーん。本人がそう言ってるならそうなんだろうな。」
今日は昨日よりも早く帰った。
家に帰って今日のことを思い返すとなぜかドキドキする。
お風呂から上がった時、隣のクラスの中村 かえで からLINEが来ていた。
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