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EP2 卵に潜む悪意8 青い月を見上げて
遠呂の助言
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指先がずっと冷たい。夢なんて見ていない、現実にいるはずなのにどこか現実味がない。
夏輝と共に勝手知ったるK県支部の廊下を帰宅のために出口に向けて歩いている。
あの煙を吸い込んで以降、酷く不安でたまらない。今も夏輝の服の裾をギュっと掴んでいる。
「ラテア、大丈夫?顔真っ青だよ」
不意に足を止め、夏輝が振り返って俺の顔を覗き込む。
「……なんか、やっぱり煙を吸ってからおかしくて。グリーゾスの言ってた魂が希薄な状態なんだと思う。薬のせいで」
どうしたらこの漠然とした不安、希薄感は晴れるのだろうか。あれからいくらグリーゾスと会話しようとしても全くうんともすんとも言わない。
瑞雪に言われた検査については調整が終わり次第明日にでも行う予定となった。確かに、あの人のよさそうな俵と無口ながらまともそうな権田であれば俺も安心……とまではいかないが我慢できそうだった。
何より今度は夏輝が付き添ってくれると言っていたし。
「なんや?お二人さん何かお困りですかぁ?」
「「ひぇ!?」」
唐突に背後にひょっこりと男が現れる。ついでに俺と夏輝の尻を思いっきり手で掴んでこねくり回す。
「ほーん、フレッシュな尻やなぁ。ええやん!」
背後を振り向くと黒髪おかっぱに糸目の男。胡散臭さが半端ないそいつは確か遠呂だったか。
瑞雪が気をつけろと言っていたやつだ。俺と夏輝は慌てて男から二人して距離を取る。俺に至ってはぐるぐると喉の奥で唸りを上げ、牙を剥き出しにしていた。
「ちょいちょい!そんな反応は傷つくやろ?挨拶がてら軽いスキンシップをと思っただけやのにぃー」
遠呂は悪びれもせず肩をすくめ、愉快そうにけたけたと笑っていた。
「初対面でケツ揉むやつがいるか!?常識的に考えろ!」
相手がこの支部で一番強い羊飼いだとか知るか。朝陽以下の馬鹿がいるとは思いたくない。
羊飼いは多分精神破綻者か社会不適合者しかいないに違いない。夏輝がやたらと眩しく見える。
「えっと……何か御用でしょうか?」
「遠呂や」
遠呂はそう言ってにこにこと笑みを浮かべつつ夏輝に手を差し出してくる。夏輝はやや気後れしつつも手を差し出す。
するとがっちりと手を掴み、ぶんぶんと上下に大げさにふって握手をする。俺は夏輝の後ろに隠れその様子を見ていた。
「ほんで、こー見えてもうちはここの筆頭羊飼いなんやで。後輩たちが何んや悩んでいるようやから、力になれることもあるかもしれへんと声をかけたっちゅうに。さっきからそこの猟犬ちゃんの挙動がおかしいみたいやな?」
俺と夏輝は顔を互いに見合わせる。
「どうする……?朝陽みたいなやつとかだったら困るぞ」
「流石にないんじゃないかな?と思いたいけど」
「でも見るからに胡散臭いぜ。糸目だぜ」
そう、春乃宮兄弟のせいで俺たちはいまいち瑞雪以外のココ所属の羊飼いについて懐疑的だった。
「あんの双子とんでもないことしでかしたやろ?はぁ……。信じてもらえへんのは悲しいなぁ。あんさんたち瑞雪についてる新人やろ?瑞雪も今は使い物にならへんみたいやし、困ってるならとりあえず相談してみるのも手だと思わへん?間違ってるやろか?」
確かに、遠呂の提案はもっともだ。何より。
(どこかで嗅いだことがある匂いがする気がする)
明らかに胡散臭いし、信じちゃいけない匂いがするのに、それに混ざってほんのかすかに嗅いだことのある香りがする。割と、日常的に嗅いでいるような気がする。
記憶を頼りに呼び起こす。しばし考え、思い出す。
(八潮に似た匂いだ)
二人は全く異なるのに、何となくそう思った。そしてほんの少し八潮に似た香りがしたのだ。それはとても安心する匂いで、不安定になっているからか余計にそう感じた。
「まあ……話してもいいぜ。夏輝」
夏輝が俺の顔を見てお伺いを立ててきたので、俺は話していいと促す。
「わかったよ」
いつも夏輝は俺の意見とか、言葉を尊重してくれる。こと俺に関する事はそうだ。
「賢明な判断だな」
遠呂は俺達に対し満足げな顔をする。信用できるんだか出来ないんだかわからない匂いだ。俺自身不安定だからそこら辺の判断も正しいのかわからない。
そして俺たちは遠呂に今日起こったこと、そして共鳴現象の事を全て話した。特に隠すこともないと思うし。
遠呂は以外にも真摯に聞いてくれた。にやけ面も鳴りを潜め、真面目な面持ちだった。
「なるほどなぁ。確かに見たところ魂の色が薄いな。例の薬物は生物の多様性を引き出す薬とか何とか言ってたやろか。うちの支部の設備じゃ確かに詳細調べるっちゅうのは難しそうやなぁ。本部ならいけそうやけどうちは絶対に行きたぁないしなぁ」
俵達も言っていたが、本部と支部の設備差は相当のようだった。思えばこの間本部に行ったときもK県支部とは比べ物にならないくらいフロア数も広さもあったっけ。
「まぁ、とはいえ他の人よりはウチはそーゆうことには詳しいで?。この支部では間違いなく一番や」
「だったらどうすればいいか教えてくれよ。魂が希薄、不安定なんだと思うんだけど」
一刻も早くこの不安を拭いたくて俺は縋るように遠呂に助言を求める。握りしめた夏輝の服の裾はもうぐしゃぐしゃだ。
地下で窓はなく、外は見えない。閉塞感が余計に俺を不安にさせているのかもしれなかった。
「そうやなぁ。一番即席で簡単に魂を濃くする方法はあるっちゃあるな。自己の認識は他人からの認識に依る部分が大きい。自分だけで自己を保つのはヒトという存在は難しい。せやから、よーするに親しい相手を頼れっちゅーことや。それで魂とは情報や。己と親しい相手の情報を自分の中に入れる。これやな」
すらすらぺらぺらと遠呂は喋ること喋ること。まあ、要するに親しいやつを頼れってことだということはわかった。
「親しい相手の情報を俺の中に入れるってどういうことだ?」
夏輝に触れていたいとか、匂いを嗅ぐと安心するとか煙を嗅いでからすごく感じるからそういう意味だろうか?
一応遠呂に問うと、遠呂は極めて真剣な表情で俺と夏輝を見た。
「せやなぁ、例えば相手の体液を自分の中に取り込むっちゅーか。精液とか、唾液とか。セックスで中だししてもらうとか」
「はあ!?」
俺は思わず大声を上げる。たまに通る事務員は一瞬大声に驚くものの、またかという表情で通り過ぎていく。
だって、だって、セックスって!
「お、俺たちは別に付き合ってもいないんですよ!?ら、ラテアだって嫌に決まって」
「そもそも嫌とかそういう問題じゃないだろ……!」
俺はずずいと遠呂に掴みかかろうとする。夏輝はと言えば耳まで真っ赤になって可哀そうに。
こういった話に本当に耐性がないんだろう。俺?ロセとアレウのせいで無駄に慣れちまった。こいつはあいつらと同類なのか?
「まあまあ。うちは一番簡単に解決する方法を教えただけやし。よー考えてみ?精液ちゅうのは情報の塊なんや。一番効率がいいやで?」
掴みかかった俺に対し、遠呂はただ胡散臭い笑みを浮かべたままだ。
「それにラテアくんは、別に嫌とは言ってないやろ?ま、うちが今アドバイス出来ることなんてそれくらいやな。あとはよろしくやりなはれ。ちなみに取り込んだ魂の力を借りるたびに不安定になるやさかい。対処療法って奴や。夏輝くんはちゃんと面倒を見てやるんやで。ちなみにうちがまとめて抱いてやってもええんやよ?あんさんたちが望むならな」
くつくつと愉し気に笑う遠呂。ロセとはまた違ったタイプの好色家らしい。ロセは種族的なものもあるだろうが、こいつは地球人だ。
「やっぱり羊飼いって碌な奴がいねえ」
ため息をつき、大きく肩を下げる。まあ、嘘はついてないんだろう。これで嘘だったら秋雨に本気で文句を言うしかない。
いや、そもそも!夏輝の精液を貰うなんて一言も言っていない。それなら我慢したほうがましだ。だって年頃の男子だぞ。可愛い女の子とそういうことを慕いに決まっている。
俺たちは友達であっても恋人じゃないし、そもそも俺は男なのだから。夏輝と互いに気まずそうに顔を見合わせる。そんな俺たちをただ遠呂は笑っていた。
夏輝と共に勝手知ったるK県支部の廊下を帰宅のために出口に向けて歩いている。
あの煙を吸い込んで以降、酷く不安でたまらない。今も夏輝の服の裾をギュっと掴んでいる。
「ラテア、大丈夫?顔真っ青だよ」
不意に足を止め、夏輝が振り返って俺の顔を覗き込む。
「……なんか、やっぱり煙を吸ってからおかしくて。グリーゾスの言ってた魂が希薄な状態なんだと思う。薬のせいで」
どうしたらこの漠然とした不安、希薄感は晴れるのだろうか。あれからいくらグリーゾスと会話しようとしても全くうんともすんとも言わない。
瑞雪に言われた検査については調整が終わり次第明日にでも行う予定となった。確かに、あの人のよさそうな俵と無口ながらまともそうな権田であれば俺も安心……とまではいかないが我慢できそうだった。
何より今度は夏輝が付き添ってくれると言っていたし。
「なんや?お二人さん何かお困りですかぁ?」
「「ひぇ!?」」
唐突に背後にひょっこりと男が現れる。ついでに俺と夏輝の尻を思いっきり手で掴んでこねくり回す。
「ほーん、フレッシュな尻やなぁ。ええやん!」
背後を振り向くと黒髪おかっぱに糸目の男。胡散臭さが半端ないそいつは確か遠呂だったか。
瑞雪が気をつけろと言っていたやつだ。俺と夏輝は慌てて男から二人して距離を取る。俺に至ってはぐるぐると喉の奥で唸りを上げ、牙を剥き出しにしていた。
「ちょいちょい!そんな反応は傷つくやろ?挨拶がてら軽いスキンシップをと思っただけやのにぃー」
遠呂は悪びれもせず肩をすくめ、愉快そうにけたけたと笑っていた。
「初対面でケツ揉むやつがいるか!?常識的に考えろ!」
相手がこの支部で一番強い羊飼いだとか知るか。朝陽以下の馬鹿がいるとは思いたくない。
羊飼いは多分精神破綻者か社会不適合者しかいないに違いない。夏輝がやたらと眩しく見える。
「えっと……何か御用でしょうか?」
「遠呂や」
遠呂はそう言ってにこにこと笑みを浮かべつつ夏輝に手を差し出してくる。夏輝はやや気後れしつつも手を差し出す。
するとがっちりと手を掴み、ぶんぶんと上下に大げさにふって握手をする。俺は夏輝の後ろに隠れその様子を見ていた。
「ほんで、こー見えてもうちはここの筆頭羊飼いなんやで。後輩たちが何んや悩んでいるようやから、力になれることもあるかもしれへんと声をかけたっちゅうに。さっきからそこの猟犬ちゃんの挙動がおかしいみたいやな?」
俺と夏輝は顔を互いに見合わせる。
「どうする……?朝陽みたいなやつとかだったら困るぞ」
「流石にないんじゃないかな?と思いたいけど」
「でも見るからに胡散臭いぜ。糸目だぜ」
そう、春乃宮兄弟のせいで俺たちはいまいち瑞雪以外のココ所属の羊飼いについて懐疑的だった。
「あんの双子とんでもないことしでかしたやろ?はぁ……。信じてもらえへんのは悲しいなぁ。あんさんたち瑞雪についてる新人やろ?瑞雪も今は使い物にならへんみたいやし、困ってるならとりあえず相談してみるのも手だと思わへん?間違ってるやろか?」
確かに、遠呂の提案はもっともだ。何より。
(どこかで嗅いだことがある匂いがする気がする)
明らかに胡散臭いし、信じちゃいけない匂いがするのに、それに混ざってほんのかすかに嗅いだことのある香りがする。割と、日常的に嗅いでいるような気がする。
記憶を頼りに呼び起こす。しばし考え、思い出す。
(八潮に似た匂いだ)
二人は全く異なるのに、何となくそう思った。そしてほんの少し八潮に似た香りがしたのだ。それはとても安心する匂いで、不安定になっているからか余計にそう感じた。
「まあ……話してもいいぜ。夏輝」
夏輝が俺の顔を見てお伺いを立ててきたので、俺は話していいと促す。
「わかったよ」
いつも夏輝は俺の意見とか、言葉を尊重してくれる。こと俺に関する事はそうだ。
「賢明な判断だな」
遠呂は俺達に対し満足げな顔をする。信用できるんだか出来ないんだかわからない匂いだ。俺自身不安定だからそこら辺の判断も正しいのかわからない。
そして俺たちは遠呂に今日起こったこと、そして共鳴現象の事を全て話した。特に隠すこともないと思うし。
遠呂は以外にも真摯に聞いてくれた。にやけ面も鳴りを潜め、真面目な面持ちだった。
「なるほどなぁ。確かに見たところ魂の色が薄いな。例の薬物は生物の多様性を引き出す薬とか何とか言ってたやろか。うちの支部の設備じゃ確かに詳細調べるっちゅうのは難しそうやなぁ。本部ならいけそうやけどうちは絶対に行きたぁないしなぁ」
俵達も言っていたが、本部と支部の設備差は相当のようだった。思えばこの間本部に行ったときもK県支部とは比べ物にならないくらいフロア数も広さもあったっけ。
「まぁ、とはいえ他の人よりはウチはそーゆうことには詳しいで?。この支部では間違いなく一番や」
「だったらどうすればいいか教えてくれよ。魂が希薄、不安定なんだと思うんだけど」
一刻も早くこの不安を拭いたくて俺は縋るように遠呂に助言を求める。握りしめた夏輝の服の裾はもうぐしゃぐしゃだ。
地下で窓はなく、外は見えない。閉塞感が余計に俺を不安にさせているのかもしれなかった。
「そうやなぁ。一番即席で簡単に魂を濃くする方法はあるっちゃあるな。自己の認識は他人からの認識に依る部分が大きい。自分だけで自己を保つのはヒトという存在は難しい。せやから、よーするに親しい相手を頼れっちゅーことや。それで魂とは情報や。己と親しい相手の情報を自分の中に入れる。これやな」
すらすらぺらぺらと遠呂は喋ること喋ること。まあ、要するに親しいやつを頼れってことだということはわかった。
「親しい相手の情報を俺の中に入れるってどういうことだ?」
夏輝に触れていたいとか、匂いを嗅ぐと安心するとか煙を嗅いでからすごく感じるからそういう意味だろうか?
一応遠呂に問うと、遠呂は極めて真剣な表情で俺と夏輝を見た。
「せやなぁ、例えば相手の体液を自分の中に取り込むっちゅーか。精液とか、唾液とか。セックスで中だししてもらうとか」
「はあ!?」
俺は思わず大声を上げる。たまに通る事務員は一瞬大声に驚くものの、またかという表情で通り過ぎていく。
だって、だって、セックスって!
「お、俺たちは別に付き合ってもいないんですよ!?ら、ラテアだって嫌に決まって」
「そもそも嫌とかそういう問題じゃないだろ……!」
俺はずずいと遠呂に掴みかかろうとする。夏輝はと言えば耳まで真っ赤になって可哀そうに。
こういった話に本当に耐性がないんだろう。俺?ロセとアレウのせいで無駄に慣れちまった。こいつはあいつらと同類なのか?
「まあまあ。うちは一番簡単に解決する方法を教えただけやし。よー考えてみ?精液ちゅうのは情報の塊なんや。一番効率がいいやで?」
掴みかかった俺に対し、遠呂はただ胡散臭い笑みを浮かべたままだ。
「それにラテアくんは、別に嫌とは言ってないやろ?ま、うちが今アドバイス出来ることなんてそれくらいやな。あとはよろしくやりなはれ。ちなみに取り込んだ魂の力を借りるたびに不安定になるやさかい。対処療法って奴や。夏輝くんはちゃんと面倒を見てやるんやで。ちなみにうちがまとめて抱いてやってもええんやよ?あんさんたちが望むならな」
くつくつと愉し気に笑う遠呂。ロセとはまた違ったタイプの好色家らしい。ロセは種族的なものもあるだろうが、こいつは地球人だ。
「やっぱり羊飼いって碌な奴がいねえ」
ため息をつき、大きく肩を下げる。まあ、嘘はついてないんだろう。これで嘘だったら秋雨に本気で文句を言うしかない。
いや、そもそも!夏輝の精液を貰うなんて一言も言っていない。それなら我慢したほうがましだ。だって年頃の男子だぞ。可愛い女の子とそういうことを慕いに決まっている。
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