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金曜日。

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俺は、一週間最後の働きをしに、××支店へ向かう。
眠れる姫に、『いつものやつ』はお忘れなく。

あの変態さんが捕まり、清美の大切な下着が戻ってきた。
もちろん、何に使われたか分からないので、綺麗に洗ってから清美に使うよぉに言いましたが。(清美もお気に入りだし…)

きのぉ秀から、“明日は、お家に帰る日だからね。俺もついてくから…(残念)”
最後にきのぉは2人、アツクだきしめあってた。

夜。いつもより早めに秀は帰ってきて、

『これから、お家に帰るよ…蒼空が怒ってるから…』

私は何もとくに持って帰るものはなかったけど、秀はなんかかってたみたい。

バスの中で、私はわかれる時がかくじつに近づいてるのを思い、秀にすり付いたまま、はなれなかった。秀も、私をだきよせてくれてた。

“昔は、こんなんじゃなかったのに…何が私を変えてしまったのだろぉ?”

私のまちに、ついてしまった。私はあまり帰りたくなかった。そんな私に秀が、そっと口付けてくれた。

『…また月曜日から俺たち、離れ離れだけど…いつか必ず桑原に帰るから待っててね?ツインズを、よろしくね…』

そぉ、悲しそぉに言ってた。

カンカンカン…アパートのかいだんを上がる。秀が、鍵を取り出す。ガチャ。キィ。

『ただいま…』

おそるおそる帰る私たち。

『ちょっと父さん‼今まで母さんを1人占めしてくれて酷いじゃない⁉もぉ食費、すっからかんよ?』

そらが怒ってる(汗)てか、私のおこづかい無くなった⁉(ショックで立ち直れない)
秀は何が大事に持ってたものを取り出し、そらに渡した。

『きっと喜んで、くれると思うな♪』

『…………(箱を開ける)ぱあぁっ‼…ケーキ…』
(大地には、済まないけどな(苦笑い))

『ところで父さん…明日、あたし達、就職先決めないといけないんだけど?』

モグモグケーキを食べながら…
な、何ィィィ!!?(絶叫!)もっと早くに言ってくれないと、そんな大事な事⁉
仕方なく、

『俺も明日、学校に行くぞ?』

と、答えるしかなかった…
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