11 / 24
「見習い良」初☆ひとりでのお仕事。※
しおりを挟む
『そそそそうです。野菜が柔らかくなってきたら、あああとは!みりんとしょうゆで味を付けて………』
ふむ、結構簡単じゃねぇの?
料理なんてオチャノコサイサイだぜ!!←フッ………甘いな、良よ。
オレは彼女に得意料理の"ニクジャガ"を教わり、それを極めた程度で「料理の世界を掌握した!」
………そう、壮大な勘違いをしていたらしい。
そして凍えるほどに冷たい空気の張りつめる二月の終わり。
『良く~ん!ご指名入りましたぁーーー♪』
ココに来て漸く!初めてオレ個人へのご指名を頂戴出来るようになった。
思えば………
ココに至るまで!様々な努力を尽くして来たよな………オレ。(涙)
ポケットテッシュの中に事務所とオレの名前を印刷した紙を入れて、来る日も街角で配ったっけなぁ……(シミジミ)
地味~にカネにならない内職を、ポケットテッシュ千個分は頑張ったなぁ。
(もちろん!オレ独りで)
それ以外にも!
各家のポストにポケットテッシュ配り歩いたり………etc。
人知れぬ新人家政夫の努力は実り!!(感無量)
『え~と…………
ココの一軒家で………イイん………だよな?(謎)』
依頼者の名は確か「クボタ」さん。
白を基調とした、今風(?)な二階建ての家。
オレは緊張した面持ちで、小刻みに震える指をインターホンに向ける。
♪ピンポぉン♪♪
「「ハイ!どちら様ですか?」」
インターホン越しに中年っぽい←コラ!女の声が聞こえてくる。
『あっ!あの!!お………ゴフンっ!わ………私、「サエキ家政夫紹介所」から来ました……』
「「あぁ!『良』さんね?
時間通りだったわね?
どうぞ?」」
そう声がかかり目の前の白いドアがガチャリと開いた。
その声通り!やはり中年の←頭の色が派手目な感じの女がにこやかにオレに笑いかけた。
『娘が夕方の四時位に戻って来ると思うから………
それまでに……………』
即!依頼者の家の台所へと誘われる。
『…………という訳で、ヨロシクお願い出来るかしら?』
何故か超!上から目線な依頼者クボタさん。(まぁ、「依頼者」だけども)
『えぇ!初任務が私の趣味範囲だったので助かります、
オレ!!頑張りマス!!』
『本当?良かったわぁ♪
ポストに貴方の名前の紙が入ったポケットテッシュが入ってたからぁ?
ちょっと試しにお願いしてみたんだけど、、、
その方面が得意なお方で良かった~☆』
……………初めはちょっと怖い感じがしてけど、イイ人そうでねぇか?
更にクボタさんは口を開き続ける。
『実はね、今日は娘のお祝いがしたくて貴方を呼んだの♪
あたし、昔っからお料理とか好きじゃなくってね。
お菓子作りとか………ましてや
和菓子作りなんか!
しようとすら思わなくてね?
気づけば年月だけが流れていったわ………(遠い目)』
うーん…………
本当に!!
お菓子作りの為の道具が一切無いなぁ………(苦笑)
だが、アズキ、キナコ、マッチャetc………
和菓子作りに必要と思わしきモノは割と揃っている。
きっとクボタさんが手探りでいろいろと集めといてくれたのであろう。
オレは愛用のエプロンと三角巾を手早く装備すると、持参のタイマーをセットした。
~戦闘開始~
ーそして二時間経過ー
『今日は本当にありがとうございました!娘もきっと喜ぶわ♡』
『お役に立てればオレも嬉しいんですが………
それではこれで。(一礼)』
オレハゼンセイリョクヲツカイキッタ………(感動)
クボタ家を後にするオレのこころはやりきった感満載であった。
『ただいまぁー!
ぅわぁ♡母さん、この素敵な和菓子達は一体!?』
良さんを見送って暫しした後に萌香が学校より帰宅。
食卓にところ狭しと並べられた、彼女の大好物のジャパニーズ・スウィーツ達。
黒蜜きなこがたっぷりかかったあんみつをはじめ、水ようかんに昔懐かしアイスキャンデー(抹茶味)、和風抹茶パフェ等など盛りだくさんである♪
『貴女がこないだテストで百点取ってきたでしょ?そのお祝い☆』
その様子を遠巻きに見ていた弟、隼人も羨ましげだ。
『良いなぁ姉ちゃん、オレも百点取ったらば………』
そこに萌香からのキツいツッコミが飛ぶ。
『アンタにそんな実力あんの?(呆)』
※別小説『ー敢えての距離感ー』もよろしくね♡
ふむ、結構簡単じゃねぇの?
料理なんてオチャノコサイサイだぜ!!←フッ………甘いな、良よ。
オレは彼女に得意料理の"ニクジャガ"を教わり、それを極めた程度で「料理の世界を掌握した!」
………そう、壮大な勘違いをしていたらしい。
そして凍えるほどに冷たい空気の張りつめる二月の終わり。
『良く~ん!ご指名入りましたぁーーー♪』
ココに来て漸く!初めてオレ個人へのご指名を頂戴出来るようになった。
思えば………
ココに至るまで!様々な努力を尽くして来たよな………オレ。(涙)
ポケットテッシュの中に事務所とオレの名前を印刷した紙を入れて、来る日も街角で配ったっけなぁ……(シミジミ)
地味~にカネにならない内職を、ポケットテッシュ千個分は頑張ったなぁ。
(もちろん!オレ独りで)
それ以外にも!
各家のポストにポケットテッシュ配り歩いたり………etc。
人知れぬ新人家政夫の努力は実り!!(感無量)
『え~と…………
ココの一軒家で………イイん………だよな?(謎)』
依頼者の名は確か「クボタ」さん。
白を基調とした、今風(?)な二階建ての家。
オレは緊張した面持ちで、小刻みに震える指をインターホンに向ける。
♪ピンポぉン♪♪
「「ハイ!どちら様ですか?」」
インターホン越しに中年っぽい←コラ!女の声が聞こえてくる。
『あっ!あの!!お………ゴフンっ!わ………私、「サエキ家政夫紹介所」から来ました……』
「「あぁ!『良』さんね?
時間通りだったわね?
どうぞ?」」
そう声がかかり目の前の白いドアがガチャリと開いた。
その声通り!やはり中年の←頭の色が派手目な感じの女がにこやかにオレに笑いかけた。
『娘が夕方の四時位に戻って来ると思うから………
それまでに……………』
即!依頼者の家の台所へと誘われる。
『…………という訳で、ヨロシクお願い出来るかしら?』
何故か超!上から目線な依頼者クボタさん。(まぁ、「依頼者」だけども)
『えぇ!初任務が私の趣味範囲だったので助かります、
オレ!!頑張りマス!!』
『本当?良かったわぁ♪
ポストに貴方の名前の紙が入ったポケットテッシュが入ってたからぁ?
ちょっと試しにお願いしてみたんだけど、、、
その方面が得意なお方で良かった~☆』
……………初めはちょっと怖い感じがしてけど、イイ人そうでねぇか?
更にクボタさんは口を開き続ける。
『実はね、今日は娘のお祝いがしたくて貴方を呼んだの♪
あたし、昔っからお料理とか好きじゃなくってね。
お菓子作りとか………ましてや
和菓子作りなんか!
しようとすら思わなくてね?
気づけば年月だけが流れていったわ………(遠い目)』
うーん…………
本当に!!
お菓子作りの為の道具が一切無いなぁ………(苦笑)
だが、アズキ、キナコ、マッチャetc………
和菓子作りに必要と思わしきモノは割と揃っている。
きっとクボタさんが手探りでいろいろと集めといてくれたのであろう。
オレは愛用のエプロンと三角巾を手早く装備すると、持参のタイマーをセットした。
~戦闘開始~
ーそして二時間経過ー
『今日は本当にありがとうございました!娘もきっと喜ぶわ♡』
『お役に立てればオレも嬉しいんですが………
それではこれで。(一礼)』
オレハゼンセイリョクヲツカイキッタ………(感動)
クボタ家を後にするオレのこころはやりきった感満載であった。
『ただいまぁー!
ぅわぁ♡母さん、この素敵な和菓子達は一体!?』
良さんを見送って暫しした後に萌香が学校より帰宅。
食卓にところ狭しと並べられた、彼女の大好物のジャパニーズ・スウィーツ達。
黒蜜きなこがたっぷりかかったあんみつをはじめ、水ようかんに昔懐かしアイスキャンデー(抹茶味)、和風抹茶パフェ等など盛りだくさんである♪
『貴女がこないだテストで百点取ってきたでしょ?そのお祝い☆』
その様子を遠巻きに見ていた弟、隼人も羨ましげだ。
『良いなぁ姉ちゃん、オレも百点取ったらば………』
そこに萌香からのキツいツッコミが飛ぶ。
『アンタにそんな実力あんの?(呆)』
※別小説『ー敢えての距離感ー』もよろしくね♡
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
