移動販売の加地さん。

みのる

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第3話 県庁進出加地くん☆

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割とこの弁当その他を販売する「移動販売」に味を占めた加地くん。そう日にちが経たないうちに……

『注文していた2号が…漸く出動できるだ☆』
『タラコ2号』の製作を思いつき、注文に踏み切る。
朝『例の場所』にて仕入れた商品と加地くんの”夢“を、遂に完成した……「タラコ2号」の荷台にへと乗せて加地くんは行く。
(タラコ2号はリアカー式でござる!)

…………何処に?(滝汗)
(また場所を聞かされていないナレーター岡田)


『着いた………』

そびえ立つ、立派な建造物。行き交うたくさんの人々。

ー此処は県庁ー

加地くんは(ちゃんと許可を得たのか?)今日はなんと、此処県庁にて販売を始めるつもりらしい。
そこの玄関前にまた場所を勝手に陣取ると、大きく息を吸い込み……

『いらっしゃいませ~!いらっしゃいませ~!今日はお弁当を大量に仕入れて来ましたよぉ~っ!美味しい焼肉弁当に幕の内弁当etc……パンにおにぎり、お飲み物もご用意致しました!見ていきませんかぁ~っ?』

その(前よりも大きくなった)声を耳にして、今度は殿方がたくさん集まってきた。
……今までは『お子さま、主婦』をターゲットにしていたからなぁ。

『お姉ちゃん、この焼肉弁当1つ貰えるかな?後お茶とね♪』

1人の若い兄ちゃんが焼肉弁当に手を伸ばすと、

『オレも!』

『じゃあ僕も‼』

『は……はははい!ありがとうございます‼』

おや、加地くん……もしかしてキミは少し殿方が苦手なのか?

……みたいな感じで、焼肉弁当は瞬く間に完売した。
(焼肉弁当!大人気‼)

それからも他の弁当も殿方にバカ売れし……今日も加地くんはルンルン♪であった。

『あら、マーガリンワッフルがあるじゃない?私、大好きなの♡コレとベリージュース貰うわ♪』

1人のお姉さんがそう言ってお菓子に手を伸ばすと、

『じゃあ、あたしはパッキーにしようかな?』

『あたしはサットソット家族袋ね?』

お菓子も次々とタラコ2号から姿を消していく。


(今日も大繁盛だぁ……(輝))
また空に近いタラコ2号を引きながら加地くんは家路に着く。
加地くん、明日は何処で商売するんだ?
(ナレーターとしてはコッチも把握しとかないと困るのだが………)



タラコ1号よりもたくさん荷物が乗るのである!
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