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第6話 加地くん、タラコ3号で出陣だ!※
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「そろそろ……セミの鳴く声も聞こえて来ただな……よし!「奴」の出動時だべ‼」
タラコ3号ーーーっっっ‼‼
お前の出番やぁーーー‼‼‼
……………ワイの事……呼んだけ?←加地くんのみに聞こえるタラコ3号の声。
加地くんの家のガレージには(※加地くん専用)懐かしのタラコ1号、まだ記憶に新しいタラコ2号、そして!真新しいピカピカの「タラコ3号」が布をかけられ……その出動時期を今か今かと待ち望んでいた。
ー此処はお昼時なとある公園ー
(無論!タラコ2号であらかじめ弁当を売った加地くん)
※今日の弁当は天丼と白身魚フライ弁当である!(その他5種はもち、定番)
そこには、お昼ご飯を済まし…束の間の「戦闘休憩」を取るビジネスマン達が木陰で涼を得ていた。
……ある者は煙草をふかし…またある者は愛読書を手にしながら。
そこで加地くんの登場である‼
『いらっしゃいませー!暑い中、皆様お疲れ様でぇす♪
美味しくて!冷たーい☆アイスクリームは如何ですかぁっ⁉
ちょっとまだ小腹が減ってるって方にはパフェもありますよぉ‼いらっしゃいませー!』
加地くんのその声を聞きつけたSweetS大好き♡殿方諸君達がぞろぞろとタラコ3号の周囲に集ってくる。
ひとりのビジネスマンが加地くんに問う。
『よぉ姉ちゃん!アイスって……何味があるんだ?』
問われた加地くんは笑顔で答える。
『某アイスクリーム屋さんの「サーティーン」程とは言えませんが、王道のバニラ、あまぁいチョコ、お子さま大好き♡ストロベリー、女子大好き♡抹茶……の4種ですね☆でもどれも味は絶品ですよ!(威張)』
加地くん、それは自信がありげだ。
質問したロン毛気味な兄ちゃんは、
『ほぉ……じゃあ、俺「抹茶」を貰うぜ!』
と飛び付く。
加地くんはまたまた笑顔で、
『ありがとうございます!』
答えながらコーン(ワッフル)を片手にアイスを盛り始める。
『お待たせ致しました!抹茶です♪お値段は300円になります!』
その価格に特に疑問を抱かなかったその兄ちゃん、出来上がった渋い緑の小山にこころ踊らせる。
どうやら彼は「抹茶LOVE♡」であるらしい。
それをひと口かじり……その途端、兄ちゃんは満面の笑みを浮かべて叫ぶ。
『この抹茶!某パーゲンダッチもビックリなほどに奥深く、濃厚だぜ‼』
そのビジネスマンの雄叫びを耳にした他のビジネスマンも次々とタラコ3号に注文する。
『じゃあ俺!バニラひとつ‼』
少し赤毛な兄ちゃんからの注文。
『あたしにはストロベリーお願いします!』
お♪何気に女子会社員も混ざって来た。(毎度ありぃ!)
『あたし達にはチョコ3つね?』
子どもを遊ばせていた奥様方の台詞。
『ぼくはばにら!』
『おれはちょこ!』
『ぼくはいちご!』
………とまぁ!あれよあれよと言う間に加地くん、超!多忙‼
『はいはい!並んで順番にお待ち下さいねぇ💦(滝焦)』
おやぁ?加地くん、今日はパフェの売れ行きが閑古鳥だなぁ?
まぁ初めてだし、そんな事もあるよな☆
でもちろん!このアイスクリームの仕入れ先は「あの店舗」である。
アイスクリームがあっちゅーまに完売してしまい、加地くんは含み笑いを隠しきれずに……にまにまし通しで大活躍したタラコ3号を引きずりながら家路に着いた。
これが『タラコ3号』(すうぃーつ号)だ!
タラコ3号ーーーっっっ‼‼
お前の出番やぁーーー‼‼‼
……………ワイの事……呼んだけ?←加地くんのみに聞こえるタラコ3号の声。
加地くんの家のガレージには(※加地くん専用)懐かしのタラコ1号、まだ記憶に新しいタラコ2号、そして!真新しいピカピカの「タラコ3号」が布をかけられ……その出動時期を今か今かと待ち望んでいた。
ー此処はお昼時なとある公園ー
(無論!タラコ2号であらかじめ弁当を売った加地くん)
※今日の弁当は天丼と白身魚フライ弁当である!(その他5種はもち、定番)
そこには、お昼ご飯を済まし…束の間の「戦闘休憩」を取るビジネスマン達が木陰で涼を得ていた。
……ある者は煙草をふかし…またある者は愛読書を手にしながら。
そこで加地くんの登場である‼
『いらっしゃいませー!暑い中、皆様お疲れ様でぇす♪
美味しくて!冷たーい☆アイスクリームは如何ですかぁっ⁉
ちょっとまだ小腹が減ってるって方にはパフェもありますよぉ‼いらっしゃいませー!』
加地くんのその声を聞きつけたSweetS大好き♡殿方諸君達がぞろぞろとタラコ3号の周囲に集ってくる。
ひとりのビジネスマンが加地くんに問う。
『よぉ姉ちゃん!アイスって……何味があるんだ?』
問われた加地くんは笑顔で答える。
『某アイスクリーム屋さんの「サーティーン」程とは言えませんが、王道のバニラ、あまぁいチョコ、お子さま大好き♡ストロベリー、女子大好き♡抹茶……の4種ですね☆でもどれも味は絶品ですよ!(威張)』
加地くん、それは自信がありげだ。
質問したロン毛気味な兄ちゃんは、
『ほぉ……じゃあ、俺「抹茶」を貰うぜ!』
と飛び付く。
加地くんはまたまた笑顔で、
『ありがとうございます!』
答えながらコーン(ワッフル)を片手にアイスを盛り始める。
『お待たせ致しました!抹茶です♪お値段は300円になります!』
その価格に特に疑問を抱かなかったその兄ちゃん、出来上がった渋い緑の小山にこころ踊らせる。
どうやら彼は「抹茶LOVE♡」であるらしい。
それをひと口かじり……その途端、兄ちゃんは満面の笑みを浮かべて叫ぶ。
『この抹茶!某パーゲンダッチもビックリなほどに奥深く、濃厚だぜ‼』
そのビジネスマンの雄叫びを耳にした他のビジネスマンも次々とタラコ3号に注文する。
『じゃあ俺!バニラひとつ‼』
少し赤毛な兄ちゃんからの注文。
『あたしにはストロベリーお願いします!』
お♪何気に女子会社員も混ざって来た。(毎度ありぃ!)
『あたし達にはチョコ3つね?』
子どもを遊ばせていた奥様方の台詞。
『ぼくはばにら!』
『おれはちょこ!』
『ぼくはいちご!』
………とまぁ!あれよあれよと言う間に加地くん、超!多忙‼
『はいはい!並んで順番にお待ち下さいねぇ💦(滝焦)』
おやぁ?加地くん、今日はパフェの売れ行きが閑古鳥だなぁ?
まぁ初めてだし、そんな事もあるよな☆
でもちろん!このアイスクリームの仕入れ先は「あの店舗」である。
アイスクリームがあっちゅーまに完売してしまい、加地くんは含み笑いを隠しきれずに……にまにまし通しで大活躍したタラコ3号を引きずりながら家路に着いた。
これが『タラコ3号』(すうぃーつ号)だ!
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