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小話 待ちに待った晩御飯
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空き巣事件の後指紋採取やら後片付けやらで遅くなり、落ち着いた頃には20時を過ぎていた。
『すっかり遅くなってしまったね、流石にお腹がすいたよ。』
『それにしても何も被害が無くて良かったです。』
『アッハッハッハッハッ、元々取られて困る物なんか家には置いて無いよ。』
『所で青年の姿が見えないけどどこへ行ったんだね?』
『先程トイレへ行きました、どうやらお腹の調子が悪いようで·····』
『あらま、昼にミカンをかなり食べてからねぇ。』
家で昼飯を食べた後に直ぐに店主宅でも雑煮を食べて、更にミカンをタラフク食べたから腹でも壊したのだろう。
『さてと·····そろそろ夕飯の用意でもしようかねぇ?』
『あ、奥様私も手伝いますよ♪』
『あ、舞ちゃん手伝ってくれるの良いけど着物を着替えた方が良いよ、汚しでもしたら大変だからねぇ。』
『はい、でも着替えは持って来ていないんです。』
『私ので良かったら貸してあげるよ、ちょっとこっちへおいで☆』
『はい、ありがとうございます遠慮なくお借りします☆』
奥さんと舞が服に着替える為に隣りの部屋へ行ったので暇になった元店主はテレビを付ける。
『今日は金曜日か何か良いテレビ番組は有るかな?
対ハリケーンか⋯⋯そう言えばハリケーン好きの女子中学生がよく店にCDを買いに来ていたね·····(懐)』
ーーーとある家ではーーー
『いつ見てもハリケーンカッコイイな♡(ウットリ)』
『へ、へ、ヘックチュン、ヘックチュン⋯⋯チーン!
·····誰か噂でもしてるのかな?』
ーーー元店主宅ーーー
『ん~、ピートツヨシの不思議な出来事Yファイルスペシャルでも見るとしよう。』
元店主がテレビを見ていると中村が戻って来た。
『よう青年、大丈夫かね?』
『ああ、何とかな⋯⋯
所で奥さんと舞の姿が見えないがどこへ行ったんだ?』
『2人なら嬢ちゃんが洋服に着替えるのに隣りの部屋に行ったよ。』
『そっか、でオッサンは何を見てるんだ?』
『ん?不思議な出来事のスペシャルだよ?』
『へ~、オッサンはこういうのに興味あるのか。』
『まあね。』
元店主と中村がテレビを見ながら喋ってると奥さんと舞が戻って来た。
『お待たせ!急いで準備するからもうちょっと待っておくれよ?』
『すみません、お待たせしました!』
『じゃあガスコンロを取り出すとしようか、真ん中に置けば良いよね?』
『そうだねぇ。』
舞が野菜を切ったり盛り付けたりしている横では奥さんがお肉を炒めてすき焼きの味付けをしていく。
2人が用意している間に元店主はコタツの上にガスコンロを置き、ガスをセットして準備万端だ。
味付けを済ませ煮立ってきたらすき焼き鍋をコンロの上へ降ろしご飯、小鉢皿、卵が並べられる。
昼寝から目覚めた猫達が匂いに釣られてコタツの中からはい出てきた。
ニャーん、ニャ~ン
『はいはい、あなた達はこっちだよ♪』
奥さんが猫達の為に猫まっしぐらを餌入れに入れてやる。
遂にすき焼きが出来あがり♪
『すき焼きも良い感じになってきたし、さあ食べようじゃ無いか!』
『『『頂きます』』』
『ちょっと待ってくれ!』
すき焼きが出来あがりさあ食べようといただきますを言うと、ある人物から食べるのにストップが入った。
『ん?なんだね青年? 』
『みんなご飯、小鉢皿、卵の3点セットが並んでるのに、なんで俺だけお粥と梅なんだ?』
『私の実家から送られてきた梅だ、美味いぞ?』
『そういう事を言ってるんじゃねぇよ、なんで俺にはご飯と卵が用意されてないんだって言ってんだ!!』
『だってアナタお腹壊してるじゃない。(キッパリアッサリ)』
『俺ぁ大丈夫だから肉食わせてくれよ!?』
『肉は消化に悪いからダメです!!』
『青年よ諦めたまえ。』
『そんな殺生な、目の前で美味そうに肉食われてたら拷問じゃ無いか!?少しだけでもいいから食べさせてくれよ!』
『えぇいしつこい、ダメったらダメです!!』
『そんな⋯⋯(大号泣)』
『私がミカンを食べるのを止めても言う事を聞かずに食べてお腹壊したんだから自業自得です。』
腹を壊してる中村の前にだけお粥と梅が置かれていたのである。
食い意地のはった中村は当然の如くすき焼きを食べたがるが舞に止められてしまう。
まあ舞の言う事を聞かなかった罰だね仕方ない。
3人が美味しそうにすき焼きを食べている横では、中村が膨れっ面で梅を投入したお粥を啜っている。
『そろそろウドンを入れようじゃないかね。』
『良いねぇ、すき焼きのシメにウドンは定番だからねぇ♪』
『ウドンなら消化良いし少しくらい食べても良いだろう?』
『しょうが無いわね、少しだけよ?(渋々)』
『やったぁ!!(大歓喜)』
『はいよ♪お皿。』
『サンキュー奥さん♪』
すき焼きにウドンを入れると中村の目が輝き出し、食べたいと舞にオネダリすると少しだけならとお許しが出てガッツポーズをとる中村。
ついでに肉もゲット♡
『あっ、油断も隙も無いんだから!!ほんとにもう!』
『何とも意地汚いねぇ。』
『う、うめぇ~~♡♡♡』
『どうなっても知らないからね!』
『へへーん、もうだいじょ⋯⋯うっ、は、腹が⋯⋯』
『汚いわね、だから言ったでしょう!?ほんとにもう!』
隙を見て肉を食らう中村だが案の定腹痛がはじまってトイレへと駆け出す。
『やっぱり大勢で食べると美味いね。』
『本当だねぇ♡』
『えぇとっても美味しかったです、たまには良いもんですね♪』
『たまには集まって鍋なんかも良いかも知れないね。』
3人が食べ終わり楽しそうに話してると、若干頬が痩けた様に見える中村が戻って来た。
『アナタ大丈夫なの?』
『あ、あぁ、何とか⋯⋯』
『これに懲りたらもう意地汚い真似はしないでね?』
「はい⋯⋯」
返事は良いが中村の事だから本当に懲りたのかは不明である、まる
『すっかり遅くなってしまったね、流石にお腹がすいたよ。』
『それにしても何も被害が無くて良かったです。』
『アッハッハッハッハッ、元々取られて困る物なんか家には置いて無いよ。』
『所で青年の姿が見えないけどどこへ行ったんだね?』
『先程トイレへ行きました、どうやらお腹の調子が悪いようで·····』
『あらま、昼にミカンをかなり食べてからねぇ。』
家で昼飯を食べた後に直ぐに店主宅でも雑煮を食べて、更にミカンをタラフク食べたから腹でも壊したのだろう。
『さてと·····そろそろ夕飯の用意でもしようかねぇ?』
『あ、奥様私も手伝いますよ♪』
『あ、舞ちゃん手伝ってくれるの良いけど着物を着替えた方が良いよ、汚しでもしたら大変だからねぇ。』
『はい、でも着替えは持って来ていないんです。』
『私ので良かったら貸してあげるよ、ちょっとこっちへおいで☆』
『はい、ありがとうございます遠慮なくお借りします☆』
奥さんと舞が服に着替える為に隣りの部屋へ行ったので暇になった元店主はテレビを付ける。
『今日は金曜日か何か良いテレビ番組は有るかな?
対ハリケーンか⋯⋯そう言えばハリケーン好きの女子中学生がよく店にCDを買いに来ていたね·····(懐)』
ーーーとある家ではーーー
『いつ見てもハリケーンカッコイイな♡(ウットリ)』
『へ、へ、ヘックチュン、ヘックチュン⋯⋯チーン!
·····誰か噂でもしてるのかな?』
ーーー元店主宅ーーー
『ん~、ピートツヨシの不思議な出来事Yファイルスペシャルでも見るとしよう。』
元店主がテレビを見ていると中村が戻って来た。
『よう青年、大丈夫かね?』
『ああ、何とかな⋯⋯
所で奥さんと舞の姿が見えないがどこへ行ったんだ?』
『2人なら嬢ちゃんが洋服に着替えるのに隣りの部屋に行ったよ。』
『そっか、でオッサンは何を見てるんだ?』
『ん?不思議な出来事のスペシャルだよ?』
『へ~、オッサンはこういうのに興味あるのか。』
『まあね。』
元店主と中村がテレビを見ながら喋ってると奥さんと舞が戻って来た。
『お待たせ!急いで準備するからもうちょっと待っておくれよ?』
『すみません、お待たせしました!』
『じゃあガスコンロを取り出すとしようか、真ん中に置けば良いよね?』
『そうだねぇ。』
舞が野菜を切ったり盛り付けたりしている横では奥さんがお肉を炒めてすき焼きの味付けをしていく。
2人が用意している間に元店主はコタツの上にガスコンロを置き、ガスをセットして準備万端だ。
味付けを済ませ煮立ってきたらすき焼き鍋をコンロの上へ降ろしご飯、小鉢皿、卵が並べられる。
昼寝から目覚めた猫達が匂いに釣られてコタツの中からはい出てきた。
ニャーん、ニャ~ン
『はいはい、あなた達はこっちだよ♪』
奥さんが猫達の為に猫まっしぐらを餌入れに入れてやる。
遂にすき焼きが出来あがり♪
『すき焼きも良い感じになってきたし、さあ食べようじゃ無いか!』
『『『頂きます』』』
『ちょっと待ってくれ!』
すき焼きが出来あがりさあ食べようといただきますを言うと、ある人物から食べるのにストップが入った。
『ん?なんだね青年? 』
『みんなご飯、小鉢皿、卵の3点セットが並んでるのに、なんで俺だけお粥と梅なんだ?』
『私の実家から送られてきた梅だ、美味いぞ?』
『そういう事を言ってるんじゃねぇよ、なんで俺にはご飯と卵が用意されてないんだって言ってんだ!!』
『だってアナタお腹壊してるじゃない。(キッパリアッサリ)』
『俺ぁ大丈夫だから肉食わせてくれよ!?』
『肉は消化に悪いからダメです!!』
『青年よ諦めたまえ。』
『そんな殺生な、目の前で美味そうに肉食われてたら拷問じゃ無いか!?少しだけでもいいから食べさせてくれよ!』
『えぇいしつこい、ダメったらダメです!!』
『そんな⋯⋯(大号泣)』
『私がミカンを食べるのを止めても言う事を聞かずに食べてお腹壊したんだから自業自得です。』
腹を壊してる中村の前にだけお粥と梅が置かれていたのである。
食い意地のはった中村は当然の如くすき焼きを食べたがるが舞に止められてしまう。
まあ舞の言う事を聞かなかった罰だね仕方ない。
3人が美味しそうにすき焼きを食べている横では、中村が膨れっ面で梅を投入したお粥を啜っている。
『そろそろウドンを入れようじゃないかね。』
『良いねぇ、すき焼きのシメにウドンは定番だからねぇ♪』
『ウドンなら消化良いし少しくらい食べても良いだろう?』
『しょうが無いわね、少しだけよ?(渋々)』
『やったぁ!!(大歓喜)』
『はいよ♪お皿。』
『サンキュー奥さん♪』
すき焼きにウドンを入れると中村の目が輝き出し、食べたいと舞にオネダリすると少しだけならとお許しが出てガッツポーズをとる中村。
ついでに肉もゲット♡
『あっ、油断も隙も無いんだから!!ほんとにもう!』
『何とも意地汚いねぇ。』
『う、うめぇ~~♡♡♡』
『どうなっても知らないからね!』
『へへーん、もうだいじょ⋯⋯うっ、は、腹が⋯⋯』
『汚いわね、だから言ったでしょう!?ほんとにもう!』
隙を見て肉を食らう中村だが案の定腹痛がはじまってトイレへと駆け出す。
『やっぱり大勢で食べると美味いね。』
『本当だねぇ♡』
『えぇとっても美味しかったです、たまには良いもんですね♪』
『たまには集まって鍋なんかも良いかも知れないね。』
3人が食べ終わり楽しそうに話してると、若干頬が痩けた様に見える中村が戻って来た。
『アナタ大丈夫なの?』
『あ、あぁ、何とか⋯⋯』
『これに懲りたらもう意地汚い真似はしないでね?』
「はい⋯⋯」
返事は良いが中村の事だから本当に懲りたのかは不明である、まる
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