ずっと、キミがだいすき！！

本編

大学生

『…私達は、これから4年間、初心を忘れぬように…』

たくさんの新入生と共に、新入生代表の言葉をぼーっと耳にする。
”あぁ、俺も遂に大学生か…“これから4年間、勉学に、遊びに(専ら清美と…)労働に勤しまなくては‼

新たな決意と大学生活への期待を胸に、緊張が漲ってくる。

(大学では…”清美“の存在…明らかにしとかないとなぁ…(じゃないと清美が可哀想だし…でも、リスクも出てくるかな…？))
うーん…。悩む俺だった。
(でも、清美を俺の『彼女』扱いしていいのか⁉本人は、どう思ってるのか…(滝汗))

とか何とか考えてる間に、入学式は終了した。

『よぉ！オレ、“緒方  翔おがた   しょう“ってんだ。ヨロシクな？』

隣に居た男子生徒から、声をかけられた。
俺も、ドキマギしながら答える。

『俺は”桑原  秀“。緒方君は、何処の科なんだ？』

得意の営業スマイルを、惜しげも無く使う。

『ん？オレは法学科なんだ。ところで、今日”新入生おめでとうパーティ“を開くんだけど、どうだ？桑原、来ないか？』

ﾆﾔﾆﾔしながら嬉しそぉに言う。

『………んー。…俺は…悪いけどいいや。バイトもあるし。(即)』

…今日はバイトは無かったのだが……
緒方は残念そぉに、

『そうか…可愛い子、集めたんだがな…また誘うよ。』

やはりそっちですか⁉(滝汗)…残念だが、俺は超‼可愛い彼女(？)を確保してるのだ。俺は『清美姫様一筋♡』だからもぉ、誘わないでいただきたい。
本当に残念そぉな緒方に、ただただ苦笑する俺であった。

でも誘われないよぉにするには、『彼女居ます宣言‼』をしておかないと…
ひたすら悩む俺…


こうして一波乱起きそうな、俺の大学生活は幕を開けた。