ずっと、キミがだいすき!!

みのる

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本編

聖夜☆※

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朝早くにベッドを抜け出し(姫様に何時もの挨拶は欠かさず)ごちそうの支度に精を出す俺。
(洋風ピラフの具材切って…後、チキンの味付けに…忘れちゃいけない、姫様大好き♡コーンスープ…)
帰ってからでは間に合わない食材の準備を行う。
(ケーキは…今回は…ごめんね?姫様…)悲しげに、寝室を見つめる俺。
(昨日作っとけば良かったかな…(気が利かなくて、ごめん…(悲)))
そう!俺、今日は(誠に残念な事に)バイト…(無念)
俺の大学は、いつの間にか冬休みに突入していた。

支度をどぉにか終わらせ、日常業務に取りかかる。
昨日のごはんの残りを食べながら、『任務完了』のお知らせを待つ。

合図を受け、俺颯爽と洗濯物を干す。
その後、ささっと着替えて、手櫛で髪を整える。
ー支度、完了ー


気持ち良く眠る姫様を見つめ…

「今日は、存分に愛し合おうね♡」

(照れながら)小声で呟き、部屋を後にする。
ーかつて姫様から貰った、例のマフラーを首にしっかり巻いてー

姫様、暫くして漸くご起床。…???
首から上が、なんか冷たい(謎)触ると、顔全体濡れてる…?怪奇現象に、やや怯える姫様。→誰の仕業か、犯人は1人しかいませんよね?(笑)

衣服を身に付け、姫様食べる物を探す為台所をゴソゴソ捜索する。
そして見つけた、

『こーんすーぷ…ぱあぁっ…』

炊飯器には、炊きたての、

『よぉふうぴらふ…ぱあぁぁっ…』

姫様はあろう事か、秀が今夜2人で食べよぉ…と準備していたごちそうの一部に、それと気が付かずに手をつけたのだった。(嗚呼……)

(あさからすごいごちそぉ…ジュルリリッ←溢れる涎を拭う音)
そして姫様は、1人で『少し早いクリスマス』を祝い、大満足でまた、ベッドに潜る。


オヤツの時間位に、俺ヘトヘトで帰宅。
(今日も強烈なお客さん、来たなぁ…)
まだ寝息を立てる姫様に、ただいまの挨拶を行い、洗濯物を取り込む。洗濯物をたたみながら、

『姫様ぁ?オヤツの時間ですよぉ?食べないの?』

声をかけると、のそのそと寝室から、姫様のお目覚め♡

『おそよう(ニッコリ)オヤツ、何食べる?』

尋ねる俺に、
姫様は思い出したかのよぉに、

『コレ………。』

と、何時かの夏、あのタラコ唇のネェヤンの居た『文具屋』で購入したあの”袋“を取り出した。(てか…まだ残ってたの⁉(ビックリ‼))
少し溶けかけのきのみ飴や、うまかバットを美味しそぉに頬張る姫様。
(チロリンチョコはさすがに食べ尽くしたらしい)

満足気な姫様。美味しかったよぉだ♪
ごはんの炊き具合を見よぉと俺、炊飯器をパカっ…‼
(1度閉める)…もぉ1度開ける。(滝汗ダラダラ…)
”俺…、姫様の朝ごはんを…考えてなかった⁉“
ネズミにかじられたよぉな凹みを残す炊飯器の中身。…うまく炊けてはいるよぉだが…(苦笑)

まぁ、姫様には夜にチキンだけでも楽しんでもらおう‼(切なる願い)

ウサギさんと戯れる姫様を温かく見守りながら、フライパンも焦がさないよぉに見守る。
何時もの温野菜も付けて…完成‼

食卓に出来上がったごちそうを並べる。匂いに誘われて、台所に姿を現す姫様♪今日はごちそうと共に、『例の物』を机に置く。
姫様、何時ものよぉに瞳をぱあぁっとさせながら俺に問う。

『…なぁ、きょおはなんのひだ?』

ごちそうに目は釘付け♡
(何時もと同じだけど…(苦笑))

俺は俺スマイルを浮かべ、答える。

『今日は、みんな嬉しい“クリスマス”なんだよ?…ケーキもあるからね♡』

言ってる途中に食べ始めた姫様(汗)笑いながら、姫様に『例の物』も勧める。

『ワインもどぉぞ?(ニッコリ)』

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