ずっと、キミがだいすき!!

みのる

文字の大きさ
84 / 92
おまけ

ガチャ※

しおりを挟む
ー日曜日ー
今日も俺は愛しの清美ちゃんを連れて何時ものスーパーへお買い物へ行く。

と、アパートの入り口付近にて寝そべるアノ動物。

『ねこちゃん!』

階段を降りる最中でその姿を見つけた清美は、俺の手を振りほどき(涙)嬉しそうな表情で階段をかけ降りた。

『♪♪♪』

その猫ちゃんは、てっきり驚いて逃亡を謀るものだと即座に思った俺だったが………

意外や意外!?

猛突進をしてくる人影に恐れもせず、その猫ちゃんはその場から動こうともしなかった。
ただ、されるがまま清美に撫でられ続ける猫ちゃん。


暫く清美のしたいままにさせておいた俺だが、次に清美が俺に言わんとしている事はもぉ!手に取るよぉに分かる。

『なぁ……………う』
『前にも言ったけど、お家で動物さんは飼えないよ?(キッパリ)
さ!お買い物、行こぉか?』

『…………………………………………(怒)』

俺からの釘刺しを受け、あからさまに不機嫌姫様になる清美。
ので、やはり(極甘な)俺は姫様にこう続ける。

『…………何か清美の好きなモノ、ふたつ買ったげるから……』

『!?(ぱあぁっ!)』

途端に明るくなる姫様の表情。
清美は猫ちゃんに別れを告げ、俺にまた手を引かれてスーパーへの道のりを進む。


道中、あちらこちらで秋の風物詩『金木犀』のかぐわしい香りを感じる。

とある民家の庭先に、無数に咲き誇る秋桜。


『…………いいにおいだな。(ふんかふんか)』

『そぉだね♪まだまだ暑いけど、ちゃんと秋だね☆』

『~~~~~~っっっ!あつい!!!(怒髪天)』



『……………………………………(号泣)』

嗚呼、清美……………
こぉんなにも!?熱き俺の愛情はまだ!キミには届いていないのね…………OTL



そんなこんなで!何時ものスーパーに辿り着いた俺と清美。
カートにカゴを乗せてる一瞬の間に!?颯爽とまたその御姿を眩ませた清美姫様!!(一大事)

カートを押しながら慌てて姫様捜索を開始する忠実な執事の俺。

『清美!清美ぃ~~~っ!?』

向かうは何時もの定番の場所、もちろん!オヤツエリア☆

駄菓子を懸命に吟味するちびっこ達の群れをかき分けて姫様を探すも、見当たらず。

焦る俺。もぉ!行き先がまるで分からずに、迷子放送を流してもらおうとサービスカウンターを目指したーその時ー


『おい!なんでわたしをおいてさきにいくんだ!?(御立腹)』

てか!俺はアナタを探してたんですけどぉっ!?
探し求めていたその愛しい姫様は、ツインテールの黒髪を揺らして紅い瞳で俺を真っ直ぐに睨みつけていた。

『まぁいい、ちょっとこっちにこい。』

えっっっ!?
オヤツ……買うんじゃないの?(謎)
俺は姫様に連れられるがままについていった。


『ここだ。
わたしは「コレ」がしたい。』

結局、清美に連れてかれたのはスーパーの入口前の商品棚。
(灯台もと暗し?)
みると何かお子様大好き♡ガチャ(?)のようなモノが置いてある。
  
そぉいやぁ、今まで姫様にガチャも回させたげてなかったね………(不憫)
でもコレは、何か普通のソレとは違うようだ。

俺はガチャに貼ってある説明書を読んでみる。

『えと………
商品に付いてる「パンダさんシール」を台紙に貼っていってください。
用紙に全部集まったらサービスカウンターに持って来てくれたら!
豪華!景品が当たる☆ガチャが出来ます♪』

ふんふん、つまりは……
今すぐには出来ないワケか。

『清美ちゃん、コレは今日は出来ないみたいだよ?
お店にあるモノのこの「パンダさんシール」をこの紙いっぱいに集めてから遊べるんだって。
コレからこのパンダさんシールを集めていこうか!』

今日は遊べないと聞いた清美は些か不満そぉではあったが、そのパンダさんシールのその愛らしさがいたくお気に入りになった様子な姫様はのたまう。

『そぉか…………
いっぱいにならないといかんのか。(ワクワク)』


…………な、なんか………
姫様に闘魂を感じるのは何故だろぉ…………?(ド滝汗)


『なぁ!コレもぱんださんだぞ!』

『そぉだね♪トマトがちょうど欲しかったし、買おっと☆(カゴにIN)』

コレは消費期限が間近な商品である。
そういう商品を無駄にしない為に、このスーパーが企画したモノと思われる。

『コレもぱんださんだぞ!(ウキウキ)』

『ムムッ!?コレは…………
超!高級焼きプリンさんではないか………(暫く悩む秀殿)

…………うん、姫様の為だ!
高台から飛び降りるつもりで………(ブツブツ)』

コレも!消費期限が2日後の商品である。たとえ割引シールが付いていても………お高いモノはやはり!お高いのである。

結果、この日よっつのパンダさんシールを手に入れる事が出来た。


ーお会計を済ます秀殿ー
『さて!コレはナマモノだから冷やして持って帰らないと………
あ!』

(この日お買い上げなナマモノはみっつ)

『ちゃあんと!ビニールの袋に入れとかないとね♪
(※みっつとも小分けして!ちゃっかり3枚のビニール袋をGET)』

け……………ゴホンッ!!
何気にお買い物上手な(?)主夫(?)兼学生秀殿。



清美ちゃん、漸く!お洋服を新調して貰えました♪(涙)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヘンタイ好きシリーズ・女子高校生ミコ

hosimure
恋愛
わたしには友達にも親にも言えない秘密があります…。 それは彼氏のこと。 3年前から付き合っている彼氏は実は、ヘンタイなんです!

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...