初代桑原家の育児戦闘記

みのる

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キャンプ(4)

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オレたちは、野菜を焼き始めた。野菜がしっかり焼けた後は、お待ちかねの『お肉タイム』‼
豚、鶏、牛、全て用意されていた(喜)親父が、

『お前達、シイタケが焼かれとらんぞ?』

………だって俺たち、嫌いなんだもん☆
親父がガンガンシイタケ焼いてた(驚愕!)

シュウイチが、海から上がって来た。タレを、皿に人数分、入れてくれる。

『…とうちゃんのぶんにぃ、かあちゃん。カクラにいちゃんにぃ、しゅうにいちゃん!』

おやおや?お前の分は??

『…わすれてたぁ!(てへぺろ☆)』

そして弟のユウスケの分は?(まぁ気持ちは分かるが…)
親父が、しっかりごはんを炊いてくれてた。

『お前達は「食べ盛り」だからなぁ‼』

ごはんを人数分、ついでくれる。しかも、山盛り(汗)タベレルカナ、オレ…

全てが出来上がった頃にユウスケ、母親到着。

『良い匂いだねぇ…(幸せ)』

母さん、見事に何もしなかったね?
シュウイチがお茶も人数分ついでくれ、ランチタイム☆スタート!
そこにユウスケ。

『あれ?おれのぶんはぁ?』

と半泣き。親父がしっかり用意してくれてた。(良かったな)

オレと秀は見事にシイタケを避け、好き嫌いの無い弟2人はなんでも食べてた。
そしてまた、ここでも肉の奪い合い(汗)

『おめーのにくはいただいた‼』

どっかの悪役のよう。追いかける被害者、シュウイチ。

『いやーん!おれのにくー‼』

母親がシュウイチの分を焼き、

『ほら、アンタのココにあるよ?』

戻ってくるシュウイチ。→そしてまた奪われる。(エンドレス)
見かねた親父が、またユウスケに怒りの鉄槌‼

『お前は何もしなかったのに、食べるのは一人前だな⁉』

少し、大人しくなるユウスケ。


肉も野菜も無くなり、みんなで

『ごちそうさま‼』

それからはお片付け。親父にイヤミ吐かれたのがやや応えたらしく、真面目に片付けを手伝う。(今回初めての労働⁉)
お茶を飲み、まったりしてると、母親が、

『3時にスイカ割るよ‼割りたい人ー?』

希望を募る。

『はいはいはい‼』

…割りたい人はユウスケに決定。

棒キレを適当に拾ってきて、ユウスケにタオルで目隠しをする。3回、その場でユウスケは回転させられる。ビニールの上に置かれた見事なスイカ。
フラフラしながらスイカ目がけて棒キレを振りかざすユウスケ。ユウスケに

『もうちょい右!』

とか、スイカの位置を軽く教える見物人。なかなかスイカに当たらないのにイラッと来たユウスケ(汗)目隠しを外し、スイカ目がけて、

『ぅおりゃああぁぁ‼』

とばかりに力任せにスイカを叩き割る!(反則やん…)何はともあれ、スイカを美味しくいただいた。


『さて、晩ごはんは、どっかで食べるか?』(キャンプじゃないやん!(驚))

『いくいくぅ!』

と便乗する弟2人。オレたちも仕方なく便乗。ごはんを食べに行き、夜はあと半分の花火。(性懲りも無く、シュウイチのを奪ってた)

明日は帰るだけだし、楽しいキャンプでありました。

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