桑原家のツインズ!高校デビュー☆

みのる

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テスト

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高校生のテスト期間は、3日ほど。(テスト教科にもよる)しかも半日で終わる♪テスト期間は、(当たり前だが)教科書、ノートを全て持って帰る。机の中は空っぽに。

この学校には、『簿記』という教科は外せない。(将来、役に立ってくれないと全く意味が無いのだが)

第1日目、
1時限目   保健体育
2時限目   国語
3時限目   音楽

みんな、休み時間ギリギリまで試験内容を頭に詰め込む。(あたしもそのひとり)
問題用紙が配られる。先生の声。『始め‼』
あたしは、この日『国語』だけ頑張った。そして昼で終わり、優子ちゃんと共に帰る。
(大地も今日は部活なし)

重い足取りで家に向かう。専業主婦の母親が待っている。両親を、嫌いな訳ではないのに『あの現場』を耳にしてからろくに話していない。思わず出るため息。中に入りづらい。そんなところに、大地の帰宅。

『あれ?姉ちゃん、玄関で何してんの?』

何も知らない大地。お気楽で良いなぁ…あたしは大地に、

『別に…それよりアンタ、テストどぉだったの?』

大地は、ニッコリ笑って、

『全っ然出来なかった☆(てへぺろ♪)』

…なんでそんなに出来なかった事に自信満々なのか?(驚愕)

ひとまず、大地と共に家に入る。

『ただいま~‼』

と元気良く帰る大地の陰に隠れて、小さく(ただいま…)と挨拶なあたし。
母親は如何なる時も出迎えてくれ…今日も来るなり、

『てすとどぉだったんだ⁉』

いきなり核心を突く。大地は、

『出来なかった…(てへぺろ☆)』

と豪語。あたしは

『まぁまぁ…だった』

と素っ気なく答えて部屋に入る。母親からの罵声が飛ぶ。

『そら!なんだそのたいどは‼(怒髪天)』

あたしは、

『明日もテストだから!勉強しないと‼』

と逃げた。

あたしは集中出来ぬまま、勉強に勤しんだ。

第2日目、
1時限目    簿記
2時限目    数学
3時限目    家庭科(被服)

いつものように、テストに向かう。配られる問題用紙。先生の合図で始める。
とりあえず、家庭科は捨てて簿記と数学に全力投球した。

今日も浮かない顔で、家に向かう。大地が帰るのを玄関で待つ。

『あれ?…また姉ちゃんだ。早く中に入れば良いのに…』

と不思議そう。まぁいいや♪と中に入る大地。

『ただいま~!!』(ただいま…)

と2人の声。
母親が急いで出迎える。今日はテストの事は聞かず、
あたしに、

『そら、2人で話がある。』

今じゃないといけないのだろうか?ノロノロと、母親が導く食卓に進む。大地に、

『これから姉ちゃんと話があるから、こっちに入るなよ?』

と釘を刺す。

『さて…』

単刀直入に話を進める母親。

『明日もてすとなのに悪かったな、でも最近のそら…なんかおかしいから、母さん心配なんだ。父さんも、「娘のハンコウキ~(涙)」とか何とか、心配してるぞ?』

じっと、あたしを見つめる。
その真っ直ぐな瞳に見られると、面食らい…何も言えなくなる。ようやく、口にした言葉は、

『心配かけて、……ごめんなさい。…あたしは、大丈夫だから…!』

別に、父さん母さんが嫌いになった訳ではないのに…でも、それからも、父さん母さんを目にする度…『あの声』が頭の中を支配し、つい2人を避けてしまう。

席を立ち、最後の勉強に精を出す。大地が、漫画を読んでいる…(呆)

第3日目、
1時限目    化学
2時限目    現代社会
3時限目    英語

最後の日は2限だけだ(喜)
化学も社会も大事だから、必死で頑張った。

ようやくテストから解放された♪結果は気にせず、遊ぶぞー☆
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