桑原家のツインズ!高校デビュー☆

みのる

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ツインズ、16歳!!

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7月2日は、あたしと大地の誕生日。あたし達が、今本当に欲しがってる物は手に入らないと諦めている。(でもプレゼント、何くれるのかな?)


ワクワクしながら待ってるツインズとは裏腹に、何を送るか全く決まらない両親がいた。
ツインズの寝静まった夜。小声で母さんを呼ぶ父さん。アタフタしながら、

『母さん、もぉすぐツインズの誕生日だよ⁉何贈ろうー‼(涙声)』

母さんも浮かばない様子だ。

『さいきんの子は、何が良いんだろう?』

首を捻る。

父さん、何かひらめいたようだ!

『母さん、ボソボソボソ…』

それを聞いた母さん、

『それは良いかもしれない!明日、かいにいってくるぞ。』

父さん、

『喜んでくれるかな?(不安)』←何だか分かんないけど、きっと大丈夫よ⁉(作者より)

母さんは子供たちが学校に行ってる間、『例のもの』を買いに行く。(ついでにラッピングも)

いよいよツインズの誕生日。朝起きて来たツインズに『誕生日おめでとう!』と一言。

『きょおは、ごちそうがんばるな?』

母の笑み。
ツインズが、学校行ってる間に『例のもの』のラッピング、内職頑張る母さん。
それから忙しく、ごちそう作り。

『ただいま~!』

ツインズのお帰りだ。いそいそと出迎える母さん。

『きょおも、学校楽しかったのか?』
声を揃えてうなずく2人。

しばらくして、父さんのご帰宅。
疲れた声で帰る夫に、『いつものやつ』♪

『ケーキ、買ってきたよ☆』

喜ぶ蒼空。大地はあまり好きではないのかも(汗)

いつもの『母さん愛情手料理』をみんなで食べて、それからケーキを囲む。今年も使い回しのろうそく使って。ろうそくに、点火。
みんなで『Happy Birthday』の歌を歌う。
2人で、ふぅっと吹き消した。

それから、ツインズに手渡される謎な包み。

『???』

不思議そうなツインズ。
父さんが、2人に、

『父さんと母さんの居ないところで開けるんだよ?』

とのお願い付き。
良く分からないけど、寝る前に開けよう♪(ワクワク)

寝る前、2人は包みをガサガサ開ける。出てきたのは…蒼空は昔よく食べてたヘビースペースラーメンと、グッピーラムネ。大地は、思い出深いチロリンチョコ(家族袋)

『懐かしい…昔、よく食べてたね…』

昔を思い出す。大地が、包みに、まだ何かあると気づいた。

開いてみると、それは1通の手紙。蒼空にも同じく。
中には、こう書かれていた。

『気が付いたら、君たちの「今の好きな物」も何も分からないダメな親になっていました。ごめんね…これで何か好きな物を買ってください。
両親より』
このようにしたためられていた。
さらに隠すように入れられた小袋。その中には…
『ジャパニーズ・マネー  ユキチ』が同封されていた。蒼空にも同じ事が書かれていた。

『父さん…母さん…』

2人は何だか貰ってはいけない物を貰ってしまった、そんな気分に陥り…寝室にあった父さんのスーツのポケットにそのユキチさんをこっそり2人分返却した。
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