いつか生まれ変わっても…

みのる

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本編

アザラヤの宿にて。※

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『ねぇ…?』

宿屋で寛いでたエメラに、同じく寛いでいたキサラは話を持ち出す。

『なんだぁ?』

ぶっきらぼうに返事するエメラ。

『あの子…目覚めたのかしらね?』

何気にキヨミの事が気になってた模様。(仲間だしね♪)
エメラが冷やかしを入れて、

『シュウがつきっきりでどうにかしてるさ。子どもとか、キヨミに出来ちまったりしてな(笑)』

キサラも負けじと、

『そういや、あの夫婦は子どもできないのかしらね?いつ出来ても、おかしくないんじゃない♡』

…何やら怪し気に笑みを零すキサラ。

『ねぇ~♡エメラ♡』

さっきまでとはうって変わったようなキサラの甘え声(怖っ!)
それに怯えるエメラ。返事をしない。

『エメラ…♡アタシたちも負けじと子ども作りましょうよぉ♡』

エメラにしなだれかかるキサラ。(ヒイィ~!)

『出来るか~っ‼おめぇだいたい「男」だろ?…あっ⁉おれ、装備品買いに行かねぇと、うん!』

そそくさと逃げ出すエメラ。
後に残されたキサラ。

『ちっ!失敗したか…』

キサラさん、アナタ男の方が好きだからその格好してるんですか?
(でも子どもは多分無理かと…)

セーブをしに、宿屋の奥の部屋に向かうシュウとキヨミ。ポイントに手をかざし、セーブ終了。

『さて、セーブも済んだし、お部屋で試着会しよぉか?(ウキウキ)』

楽しそうなシュウ。新しい装備品が少し楽しみなキヨミ。

~さぁ、ファッションショーのはじまりはじまり♪~

『キヨミ、可愛いからどれも似合うよ♡(ベタ誉め)』

『………そぉか?』

…ちょっと恥ずかしそぉなキヨミ。
装飾品をとにかく買い占めた。キヨミは、能力が高まる“髪飾り”を選んだ。
そして、ローブを着替える…(ウットリ)淡い桃色の、少しだけ胸元の開いたローブ。
(似合うけども……なんか色々と俺、心配)
ロッドは銀製で、頭に紅い宝石があしらわれている。
(石化を治す事の出来る能力を伴う)

『キヨミ、使える魔法が増えて嬉しいねぇ♡』

俺は自分の事のよぉに嬉しくて、またキヨミに抱きついた。

(あ…俺も試着会しないとなぁ(滝汗)…お風呂の時でイイや♪)←キヨミのめんどくさがりが移った(笑)

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