いつか生まれ変わっても…

みのる

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本編

死闘

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次の街を目指す森の中、新たな装備品を身に纏いて怪物に挑む俺。闘っていると、爬虫類のような怪物からカラダが徐々に石化する技をかけられる。
キヨミが冷静に石化を解除する白魔法をかけてくれて、俺は助かった。

少し周りの敵もレベルが上がり、俺たちは戦闘中に『石化』する危険も伴っていた。
(石化を防ぐ道具を探さなければな…?)

尚も闘いは休みなくやって来て、襲い来る怪物に攻撃を続けるエメラとキサラのコンビプレイ。
エメラは、いつの間にか『氷』の黒魔法を会得していた。黒魔法をかけるエメラに続いて宙を高く舞い、怪物目がけて一気に直下してくるキサラ。

怪物と必死に闘う俺…気がついたら、怪物に追い詰められてかなり瀕死な状態に陥っていた…。体力:僅か3……‼俺を庇うように闘ってくれる仲間たち。
キヨミの全力な『癒し』の魔法が俺に向けられる。
俺は…やがて、意識が薄れゆくのを感じた。

『……ウ……シュウ……っ!』

俺を呼ぶキヨミの声……。
漸く気がついた俺は、今までテントの中でひたすら眠っていた。
目を覚ました俺に、一安心そぉなキヨミ。

『……だいじょおぶか?……むりは…するなよ……?』

その瞳には、うっすら涙。
(キヨミ…そんなに心配してくれてたの…?)

目を覚ました俺に、慌てて瞳に溜まった涙を拭い去るキヨミ。

『…コレは…っ!…なんでもないからな‼』

それだけ心配してくれてたキヨミを、まだ傷で痛むカラダで腕を伸ばして抱き寄せる。

『…心配かけて…ゴメンね…?俺、もっと強くなるから…』

少しだけ安心したのかな?キヨミは、俺の腕の中で眠りに着いた。キヨミの頭を優しく撫でながら……気づいてしまった…‼

俺とキヨミは、まだ実質的には『夫婦関係』に無いことに⁉
(婚姻届とか出さないといけないのかな…?)

キヨミを腕の中に抱きしめながら、俺の一刻も早い傷の回復と…この世界での『結婚』の仕方を、明るくなったらエメラ辺りに聞かないとな…(滝汗)とこころから思う俺だった。

明るくなり、テントでキヨミと眠る俺の元にやって来たエメラとキサラ。……ニヤニヤしてるように見えるのは気のせいですよね?(汗)
俺の胸の中で寝息を立てるキヨミを、やはりニヤニヤと気色の悪い笑いで見る2人。
俺は勇気を振り絞って、2人に問う。深呼吸して…

『この世界では…“夫婦”になるのって、どうすればいいの?』

その言葉に、唖然とする2人。…そうだろうねぇ。(だって俺も)キヨミとは夫婦だと勝手に思い込んでた(滝汗)それはあくまでもキヨミの『前世』での話。俺は異世界転移したし…つまり俺もキヨミも、まだ誰とも結婚をしていない。それが何故か、俺を焦らせる。………だってキヨミは俺だけの『モノ』だから………。
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