いつか生まれ変わっても…

みのる

文字の大きさ
38 / 90
本編

砂漠地帯。

しおりを挟む
気がついたら、俺たちを攻める、灼熱の大気。足元は延々と何処までも続くサラサラの、砂。
いつの間にか『砂漠』に突入していた。いつどんな敵が現れても、あのおじさんのお陰で!何でも来い‼と言う程、気分だけが強くなっていた。(まだレベル10)

…とタカをくくってたら、早速いらっしゃいました‼怪物の大群(絶叫!)巨大なイモムシのお化けみたいなのがわんさか…(ひいぃ…)
でも怯まずに、すらっと腰の剣を抜き、巨体に立ち向かう。
…???斬りつける度に、斬った部分から砂のようなサラサラしたモノが流れ落ちる。

闘いながら気がついたエメラが、

『シュウ‼ヤツの心臓部分を狙うんだ!おそらくソイツは、カラダを幾ら斬ったところで倒すことは出来ないぞ!』

と叫びながら黒の魔法、『氷』を詠唱し、放つ!ヤツの心臓部を狙って。心臓部分から赤く光る物体が飛び出てきて、ヤツのカラダはサラサラと砂漠の一部となった。

……後に残る金貨を、ちゃっかり拾い集める俺。

キサラが宙に翔び上がりヤツらの心臓目がけて急降下してくる。ダメージは与えたものの、まだ倒れないイモムシ。ならば…と今度は俺が、心臓狙って斬りつける。…それでも倒れないイモムシ。ソイツの反撃!砂漠の砂を操り、“砂の嵐”と変化させ、俺たち4人にダメージを与える。

俺は頭の中が真っ暗になり、今、自分の行っていることが分からなくなる。
それをひとり、装備品のお陰で回避出来たキヨミは、覚えたての白の魔法『混乱離脱』を唱える。
そうして、からくも俺たちは意識を取り戻す。
キサラの『飛翔』、エメラの黒の魔法、『氷』。それでやっと、イモムシを倒すことが出来た。
キヨミが白の魔法、『癒し』をかけてくれて、俺たちは回復する。
そして、先を目指す。

急に、敵さんがぐれぇどあっぷしたような気持ちに陥りながらも、戦闘を繰り返す、俺たち4人。

『なぁ、あのはこはなんだ?』

キヨミが不思議そうに聞いてくる。!!?なんと⁉アレは……今まで全く気付きもしなかった、ロールプレイングの必需品、『宝箱』ではないか‼これまで全く気付きませんでしたが?

『キヨミ、開けてご覧?』

ニッコリ笑って俺が言う。
ワクワクしながら開けるキヨミ。すると、なんとソイツも怪物だったではありませんか⁉その怪物は残像を残し、直ぐに消えていった。
その宝箱は砂漠が見せる『幻』の一部みたいな感じだったのだろうか…?
あんな怪物もまだまだ出てくるのかな?(ある意味精神にダメージ)

偽宝箱にガッカリしながら、俺たちはまた先へと進む。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

処理中です...