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本編
古城を彷徨い…
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古びた城の中を、キヨミを求めて探し続ける俺たち。
行く先々で怪物とも遭遇し、その度に俺は剣を振るい、エメラは黒の魔法を詠唱する。が効かず。ダメージも敵から食らい、キサラが道具で回復してくれる。
ところどころで、宝箱と出会い、本物かどうか疑いながらも、開ける俺たち。(欲深くてすみません(照))すると今度こそは道具や武器などがざっくざく♡
…かと思いきや、かつて敵の侵入を防ぐ為おそらく作られた落とし穴に落ちたり(悲劇!)
やっとこさ、城の頂上らしきところに到着した。
エメラの予想は的中し、そこにはさらわれた、愛しいキヨミが囚われていた。
素材は何なのだろう?木の枝、泥などを集めて器用に作られた、……巨大な、『鳥の巣』のような場所で。
(怪物に育てられてるの?(汗))
キヨミはその鳥系怪物に、何か蠢く幼虫のようなモノを与えられようとしていた。
必死で口を背けるキヨミ。
(そりゃあ、食べたくないよねぇ…?)
思わず傍観してしまっていた俺たち。ハッと我に返り、剣を握る。
『俺の愛するキヨミを返せ‼』
叫びながら斬りかかろうとする俺。
『まて‼わたしはぶじだ!だから…コイツをきずつけるな!』
俺を止めるキヨミ。
キヨミ?どうして…?俺、疑問に思う。
『…コイツには、わるぎはなくわたしをここまでつれてきたのだとおもう。わたしは、ひどいめにあわなかったぞ?』
うん、そうみたいだけど…このままじゃキヨミ、怪物の子どもにされちゃうよ?
『わたしが、はなしてみる……。』
と言い、怪物と話し始めるキヨミ。
『なぁ…オマエ、わたしはオマエのこどもじゃないんだ…オマエの子どもは…たぶんほかのところでオマエをまってるとおもうんだ。わたしにもまってくれてるひとがいる。だから…わたしをはなしてくれないか?』
鳥の怪物は何も言わず、ひたすら聞いてた…(通じたのかな?)その後、怪物はなんとキヨミを鳥の巣から嘴で咥え、俺たちに返してくれた。
(ことばって、通じるものなんだな…(感激))
『じゃあな、オマエのこどもも、きっとみつかるぞ。』
キヨミは黙って怪物に手を振り、別れを告げる。そして、俺たちに向かって、
『……たすけにきてくれて………ゴニョゴニョゴニョ…(真っ赤)』
えっ?何?聞こえないよ…OTLもっかい言ってよ?
そんな俺には構わずに、
『じゃあ、かえるぞ‼』
キヨミぃ、それはないよ…(涙)
また悲しみに打ちひしがれる俺を差し置いて、3人は元来た道を戻ろうとする。
『ま、待ってよ~!俺も行くよぉ!』
置いてきぼりをくらいかけ、慌てて後を追いかける俺。
2人はニヤニヤ、1人は相変わらず真っ赤な顔をして…
キサラが叫ぶ。
『さぁ、城脱出よ♡』
来た時の様に、怪物に出くわし闘いながら。…帰りは、キヨミが居るからこころ強いな♡(魔法が効かないけど…俺には千人力♡)
来た時の様に、落とし穴にまたハマりかけ…俺たちは何とか、古びた城を抜け出した。
キヨミのローブの中から、たまが飛び出してきてキヨミの肩に乗った。
たまの喉を、ゴロゴロするキヨミ。
『まだ、まちにつくまではきけんだからな。“たま”はかくれてろよ?』
たまは、またキヨミのローブの中に隠れていった。
(お前…羨ましすぎだ……(怒))
ーまた次なる場所を目指して、俺たちの旅は続くー
行く先々で怪物とも遭遇し、その度に俺は剣を振るい、エメラは黒の魔法を詠唱する。が効かず。ダメージも敵から食らい、キサラが道具で回復してくれる。
ところどころで、宝箱と出会い、本物かどうか疑いながらも、開ける俺たち。(欲深くてすみません(照))すると今度こそは道具や武器などがざっくざく♡
…かと思いきや、かつて敵の侵入を防ぐ為おそらく作られた落とし穴に落ちたり(悲劇!)
やっとこさ、城の頂上らしきところに到着した。
エメラの予想は的中し、そこにはさらわれた、愛しいキヨミが囚われていた。
素材は何なのだろう?木の枝、泥などを集めて器用に作られた、……巨大な、『鳥の巣』のような場所で。
(怪物に育てられてるの?(汗))
キヨミはその鳥系怪物に、何か蠢く幼虫のようなモノを与えられようとしていた。
必死で口を背けるキヨミ。
(そりゃあ、食べたくないよねぇ…?)
思わず傍観してしまっていた俺たち。ハッと我に返り、剣を握る。
『俺の愛するキヨミを返せ‼』
叫びながら斬りかかろうとする俺。
『まて‼わたしはぶじだ!だから…コイツをきずつけるな!』
俺を止めるキヨミ。
キヨミ?どうして…?俺、疑問に思う。
『…コイツには、わるぎはなくわたしをここまでつれてきたのだとおもう。わたしは、ひどいめにあわなかったぞ?』
うん、そうみたいだけど…このままじゃキヨミ、怪物の子どもにされちゃうよ?
『わたしが、はなしてみる……。』
と言い、怪物と話し始めるキヨミ。
『なぁ…オマエ、わたしはオマエのこどもじゃないんだ…オマエの子どもは…たぶんほかのところでオマエをまってるとおもうんだ。わたしにもまってくれてるひとがいる。だから…わたしをはなしてくれないか?』
鳥の怪物は何も言わず、ひたすら聞いてた…(通じたのかな?)その後、怪物はなんとキヨミを鳥の巣から嘴で咥え、俺たちに返してくれた。
(ことばって、通じるものなんだな…(感激))
『じゃあな、オマエのこどもも、きっとみつかるぞ。』
キヨミは黙って怪物に手を振り、別れを告げる。そして、俺たちに向かって、
『……たすけにきてくれて………ゴニョゴニョゴニョ…(真っ赤)』
えっ?何?聞こえないよ…OTLもっかい言ってよ?
そんな俺には構わずに、
『じゃあ、かえるぞ‼』
キヨミぃ、それはないよ…(涙)
また悲しみに打ちひしがれる俺を差し置いて、3人は元来た道を戻ろうとする。
『ま、待ってよ~!俺も行くよぉ!』
置いてきぼりをくらいかけ、慌てて後を追いかける俺。
2人はニヤニヤ、1人は相変わらず真っ赤な顔をして…
キサラが叫ぶ。
『さぁ、城脱出よ♡』
来た時の様に、怪物に出くわし闘いながら。…帰りは、キヨミが居るからこころ強いな♡(魔法が効かないけど…俺には千人力♡)
来た時の様に、落とし穴にまたハマりかけ…俺たちは何とか、古びた城を抜け出した。
キヨミのローブの中から、たまが飛び出してきてキヨミの肩に乗った。
たまの喉を、ゴロゴロするキヨミ。
『まだ、まちにつくまではきけんだからな。“たま”はかくれてろよ?』
たまは、またキヨミのローブの中に隠れていった。
(お前…羨ましすぎだ……(怒))
ーまた次なる場所を目指して、俺たちの旅は続くー
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