いつか生まれ変わっても…

みのる

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本編

くらなのにこにこりょうりやさん☆

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『まぁ、素敵なお家…♡何かのお店かなぁ?』

タラコ唇のお姉さんが、何故か異世界に迷い込む。迷い込んだその街にあった、とあるレンガ造りの建造物の扉を開けた。

『いらっしゃいませ~!』

とても元気な小さな男の子の声。
(なんか…癒される…♡)
タラコ唇さんは、その男の子に勧められるがままに席に着く。

(ここは、何のお店かしら?見たところ、れすとらんみたいな感じだけど…?)謎に思うタラコ唇さん。
男の子はニッコリ微笑みながら、

『とぉてんは、おきゃくさまのおすきなものをなぁんでもおつくりいたします♪なににいたしますか?』

タラコ唇さんにお店の説明☆

(やっぱりれすとらんみたいね?…でも、本当に何でも良いのかしら?しかも…あの子一人で?)疑問に思いながらもご注文。

『じゃあ…”115のニクマン“一つと、”ウミセンチマキ“を一つ、後、でざぁとに”ミドリソフト“を下さい』

すると男の子シェフは、

『かしこまりました~♪』

と、れすとらんに置かれた冷蔵庫から、ニクマンとチマキを取り出し、そのままレンチン☆
それを見ていたタラコ唇さんは、(本当に何でも出てくるのね!!)驚きを隠せなかった。

『そふとくりぃむは、でざぁとでいいですか?』

男の子に笑顔で聞かれる。その笑顔に癒されまくったタラコ唇さん。暫くぼーっとしていたが、我に返り

『あ、ははははい!でざぁとでお願いします。』

『かしこまりました~♪』

そこでまた、超笑顔☆

『おまたせいたしました~!ごゆっくりどぉぞ~♪』

熱々の115のニクマン、それにウミセンチマキ。これらは、タラコ唇さんにとってまさに『想い出の味』であった。

『いただきます…』

しっかり手を合わせて。ニクマンを、ひと口パクリ。

『!!?ふはふはふはっ!』

…思いの他熱かったらしい。が…タラコ唇さんは呟いた。

「あの時と同じ味……(懐)」

涙腺が緩んできたのを隠し通せず、温かい雫を一筋落とす。

半分位食べてから、チマキに持ち替える。そしてまたひと口。

『…………思い出す、あの頃…』

タラコ唇はとにかく温かいうちにと、急いで食べた。
すると、でざぁとにはあの、ミドリソフトが登場。
(これは冷凍庫から。)

そこに、あの勇者御一行が到着。

『いらっしゃいませ~!あいてるおせきへどぉぞ~‼』

シェフの誘導に、4人のパーティは次々と席に着く。
そして白の魔法士が気づいた。

『あちらにいらっしゃる…あの神々しいタラコ唇なお方は、もしや……!教祖様…?』

勇者様が笑いながら、

『そんな有名なお方が、こんな場所にいるハズないだろう?』

『そうよね?良く似た人は3人居るって言うしね?』

と、彼女は深く気にも留めなかった。

でざぁとにミドリソフトを美味しそうにいただき、とても幸せそうなその、タラコ唇の女性こそ!…実は某教の教祖様その人であったのを…結果、誰も気づく人は居なかった……(哀れな教祖様)
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