6 / 39
6
しおりを挟む
「今カレーライスを温めますからね、お待ちなさい」
はきはきと言ってコンロの前に立ったのは、お袋の鏡鶴利。親父より2つ下で、おしどり夫婦として世間に認知されている。黒いセミロングの髪で、少し皺の目立ってきた顔は縦に細長いキュウリのようだ。親父に対し、こちらはやや痩せ気味だった。
「サンキュー」
俺は椅子に座り、テーブルに両肘をつく。エアコンで暖まった部屋に、学ラン姿は少し暑い。しかしそんなことはおくびにも出さず、鍋をかき回すお袋の背中と、俺に向かい合って座った親父の顔とを等分に眺めた。
この食卓も、もう終わりなんだな。もちろん神界から生きて帰る気満々だけど、魔族相手に不覚を取らないとも限らない。そう考えると何となく寂しい気持ちにとらわれる。
建設会社に精勤する親父と、足りない家計をパートで補うお袋。難関中学で成績トップクラスの弟。出来損ないは俺一人。
「親父、ちょっと話しておきたいんだけど、いいか?」
「何だ、研磨」
俺は親父の素朴な瞳に触れて、こらえ切れずよそを向いた。喧嘩に勝ったときも負けたときも、それはいつも心配の輝きを放っていた。
「俺、ちょっと旅に出るわ」
キッチンはしばし静寂に包まれた――沸騰するカレーの音を除いて。親父がタバコを咥えて火を点けるのが視界の片隅に映った。昔からの愛煙家である。吐き出された紫煙が宙を漂った。
「研磨、それは長くなるのか?」
ああ、この感じ。俺の言うことを正直に受け止め、理解に努めようとする姿。年を取って頭頂部が薄くなっても、この父親の感じは全く変わることがなかった。これには俺も頭が上がらない。
「親父は俺がどこへ、何しに行くか、聞いてみたくないのか?」
分かり切った質問だったが、とりあえずしてみた。案の定親父は首を振る。
「お前は間違ったことはやらない人間だ。喧嘩も弱い相手には吹っかけないし、女・子供・老人には手を出さない。脳味噌の方はちょっと弱いが、その姿勢は信頼している。僕はお前の仕出かすことには、何かそうさせるものがあるのだと考えていてね。旅に出るならそれもまたいいだろう。僕らは信じて待つだけだ。その目的より、当面何か入り用ならそっちを教えてほしいね」
全く、この男は……。俺は親父と視線を合わせた。こちらを気遣うような眼差しに敬服する。何でこんな立派な男から、俺みたいなだらしない人間が生まれたのだろう。
「とりあえず金も飯もいらねえよ。絶対戻ってくるとも言えないけど……」
「それは駄目だ研磨」
親父が俺を睨み、お袋もこちらに振り向く。
「お前は僕らの子供だ。どこへ行こうとも、必ず戻ってくるんだ。それが約束出来なければ旅には出させられない」
「そうですよ研磨。私たちを置いていくことは許しません。どんなに素行が悪くとも、貴方は私たちの立派な長男なんですから」
やれやれ。まあそうなるか、この二人なら。俺は言葉を変えた。
「分かった、分かったよ。絶対に戻ってくる。それは約束するよ。それならいいだろ?」
親父は灰皿にタバコの灰を落とした。その双眸に承知の色彩が宿っていた。
「よし。約束だぞ、研磨。僕たちはいつまででも待っているからね」
お袋がまた鍋に向き直り、いくぶんしょげた声を発した。
「それで、いつ出発するんですか?」
「明日」
親父は肩をすくめ、タバコを灰皿で揉み消した。
「ずいぶん早いな。じゃ、今日は少し話そうか。しばらく会えなくなるものな」
俺はうなずいた。さっきからカレーのいい匂いがしていて、空きっ腹が耐え難くなっていた。
「お袋、もう温めなくていいよ。早く飯をくれ」
「もう少し……」
そのときだった。
キッチンの斜め上付近に、あの黒地に赤い紋様の――ちょうどさっきのデク人形が現れたのと同じような――光り輝く魔方陣が、突如描かれたのだ。
「えっ?」
俺も親父もお袋も、揃ってこの異様な物体を見上げた。規則正しく多重に回転する円盤は、中央がやはり出入り口になっているようで、そこから輝く何かが降りてきた。
あちっ! 何だよこれ、炎じゃねえか!
だがただの炎ではなかった。それは身長2メートル前後の、人型の怪物だったのだ。頭にあたる部位に目玉が二個、まるで人間のように浮かんでいる。そいつは大儀そうに俺たちを見回した。
魔族か? 魔方陣の色からして多分神族ではなさそうだが……。俺は椅子から立ち上がり、燃え盛る怪人にメンチを切る。
「何だてめえ! 俺たちに何か用かっ!」
「うるさいぞ、小僧」
熱い。近づくことさえ出来ないほど、その熱気は容赦なかった。くそ、こいつは違う。人形の魔族とは雰囲気も格も桁違いだ。それが喧嘩慣れしている俺には手に取るように分かった。奴はニタリと笑った。
「俺様は野暮用を済ませに来たんだ。早速実行するとしよう」
その手に炎の鞭が出現した。風切り音と共にテーブルが叩かれ、灰皿や食器が割れ砕かれた。
と、そのときだ。
「下がれ、研磨!」
「逃げなさい、研磨!」
親父とお袋が、俺をかばうように間に入り、俺を後退させた。馬鹿、何やってんだ。
「おめえらこそ下がって逃げろ! こいつの目当ては多分俺だ!」
小太りの親父が厳として叫ぶ。
「だったらなおさらだ! 何が何だか分からないが、お前に指一本触れさせるものか!」
「そうですよ!」
お袋も震え声で同調した。親父、お袋……。俺は捨て身の二人に感激して、胸が一杯になった。ここまで二人に感動させられたのは、多分生まれて初めてだ。
その俺たちを炎の魔族は嘲笑った。余裕たっぷりに馬鹿にしてやがる。
「見事な親子愛だ。俺様が嫌いなものの中でも五本の指に入るな。そんなものは、こうしてやるのさ……!」
火の怪物が鞭を振るう。それは立て続けに親父とお袋を痛打し、その全身をまたたく間に炎上させた。
「ぎゃああっ!」
「熱い……熱いっ!」
紅蓮の炎に包まれてもがき苦しむ二人に、俺は絶叫する。
「親父! お袋!」
着ていた学ランを脱いで、それで二人を叩き回った。だが火は消えるどころかますます燃え上がり、重なるように倒れた親父とお袋を黒焦げにしていく。俺は必死に火炎をしずめようと、馬鹿みたいに同じ動作を繰り返した。
そんな。俺の両親が何でこんな目に遭わなきゃならない? あんまり残酷じゃないか。俺は涙さえ浮かべてめったやたらに二人をはたいた。だが引火して燃え出した学ランを放り出した頃には、俺の大切な、かけがえのない親父とお袋は、完全に炭化して人相すら分からなくなっていた。
「は、はは……。嘘だろ、おい……」
俺を育ててくれた、いつも俺の側に立って守ってくれた、俺の両親。喧嘩に明け暮れる俺をどっしり構えて見守ってくれた親父。美味い飯と穏やかな人柄で俺を支えてくれたお袋。
まだ何もしてやれてない。まだ何も返せてない。それなのに、それなのに……!
炎の怪人は冷笑をやめない。その陽気な、罪悪感一つ感じられない言葉が軽々しく空中に撃ち出された。
はきはきと言ってコンロの前に立ったのは、お袋の鏡鶴利。親父より2つ下で、おしどり夫婦として世間に認知されている。黒いセミロングの髪で、少し皺の目立ってきた顔は縦に細長いキュウリのようだ。親父に対し、こちらはやや痩せ気味だった。
「サンキュー」
俺は椅子に座り、テーブルに両肘をつく。エアコンで暖まった部屋に、学ラン姿は少し暑い。しかしそんなことはおくびにも出さず、鍋をかき回すお袋の背中と、俺に向かい合って座った親父の顔とを等分に眺めた。
この食卓も、もう終わりなんだな。もちろん神界から生きて帰る気満々だけど、魔族相手に不覚を取らないとも限らない。そう考えると何となく寂しい気持ちにとらわれる。
建設会社に精勤する親父と、足りない家計をパートで補うお袋。難関中学で成績トップクラスの弟。出来損ないは俺一人。
「親父、ちょっと話しておきたいんだけど、いいか?」
「何だ、研磨」
俺は親父の素朴な瞳に触れて、こらえ切れずよそを向いた。喧嘩に勝ったときも負けたときも、それはいつも心配の輝きを放っていた。
「俺、ちょっと旅に出るわ」
キッチンはしばし静寂に包まれた――沸騰するカレーの音を除いて。親父がタバコを咥えて火を点けるのが視界の片隅に映った。昔からの愛煙家である。吐き出された紫煙が宙を漂った。
「研磨、それは長くなるのか?」
ああ、この感じ。俺の言うことを正直に受け止め、理解に努めようとする姿。年を取って頭頂部が薄くなっても、この父親の感じは全く変わることがなかった。これには俺も頭が上がらない。
「親父は俺がどこへ、何しに行くか、聞いてみたくないのか?」
分かり切った質問だったが、とりあえずしてみた。案の定親父は首を振る。
「お前は間違ったことはやらない人間だ。喧嘩も弱い相手には吹っかけないし、女・子供・老人には手を出さない。脳味噌の方はちょっと弱いが、その姿勢は信頼している。僕はお前の仕出かすことには、何かそうさせるものがあるのだと考えていてね。旅に出るならそれもまたいいだろう。僕らは信じて待つだけだ。その目的より、当面何か入り用ならそっちを教えてほしいね」
全く、この男は……。俺は親父と視線を合わせた。こちらを気遣うような眼差しに敬服する。何でこんな立派な男から、俺みたいなだらしない人間が生まれたのだろう。
「とりあえず金も飯もいらねえよ。絶対戻ってくるとも言えないけど……」
「それは駄目だ研磨」
親父が俺を睨み、お袋もこちらに振り向く。
「お前は僕らの子供だ。どこへ行こうとも、必ず戻ってくるんだ。それが約束出来なければ旅には出させられない」
「そうですよ研磨。私たちを置いていくことは許しません。どんなに素行が悪くとも、貴方は私たちの立派な長男なんですから」
やれやれ。まあそうなるか、この二人なら。俺は言葉を変えた。
「分かった、分かったよ。絶対に戻ってくる。それは約束するよ。それならいいだろ?」
親父は灰皿にタバコの灰を落とした。その双眸に承知の色彩が宿っていた。
「よし。約束だぞ、研磨。僕たちはいつまででも待っているからね」
お袋がまた鍋に向き直り、いくぶんしょげた声を発した。
「それで、いつ出発するんですか?」
「明日」
親父は肩をすくめ、タバコを灰皿で揉み消した。
「ずいぶん早いな。じゃ、今日は少し話そうか。しばらく会えなくなるものな」
俺はうなずいた。さっきからカレーのいい匂いがしていて、空きっ腹が耐え難くなっていた。
「お袋、もう温めなくていいよ。早く飯をくれ」
「もう少し……」
そのときだった。
キッチンの斜め上付近に、あの黒地に赤い紋様の――ちょうどさっきのデク人形が現れたのと同じような――光り輝く魔方陣が、突如描かれたのだ。
「えっ?」
俺も親父もお袋も、揃ってこの異様な物体を見上げた。規則正しく多重に回転する円盤は、中央がやはり出入り口になっているようで、そこから輝く何かが降りてきた。
あちっ! 何だよこれ、炎じゃねえか!
だがただの炎ではなかった。それは身長2メートル前後の、人型の怪物だったのだ。頭にあたる部位に目玉が二個、まるで人間のように浮かんでいる。そいつは大儀そうに俺たちを見回した。
魔族か? 魔方陣の色からして多分神族ではなさそうだが……。俺は椅子から立ち上がり、燃え盛る怪人にメンチを切る。
「何だてめえ! 俺たちに何か用かっ!」
「うるさいぞ、小僧」
熱い。近づくことさえ出来ないほど、その熱気は容赦なかった。くそ、こいつは違う。人形の魔族とは雰囲気も格も桁違いだ。それが喧嘩慣れしている俺には手に取るように分かった。奴はニタリと笑った。
「俺様は野暮用を済ませに来たんだ。早速実行するとしよう」
その手に炎の鞭が出現した。風切り音と共にテーブルが叩かれ、灰皿や食器が割れ砕かれた。
と、そのときだ。
「下がれ、研磨!」
「逃げなさい、研磨!」
親父とお袋が、俺をかばうように間に入り、俺を後退させた。馬鹿、何やってんだ。
「おめえらこそ下がって逃げろ! こいつの目当ては多分俺だ!」
小太りの親父が厳として叫ぶ。
「だったらなおさらだ! 何が何だか分からないが、お前に指一本触れさせるものか!」
「そうですよ!」
お袋も震え声で同調した。親父、お袋……。俺は捨て身の二人に感激して、胸が一杯になった。ここまで二人に感動させられたのは、多分生まれて初めてだ。
その俺たちを炎の魔族は嘲笑った。余裕たっぷりに馬鹿にしてやがる。
「見事な親子愛だ。俺様が嫌いなものの中でも五本の指に入るな。そんなものは、こうしてやるのさ……!」
火の怪物が鞭を振るう。それは立て続けに親父とお袋を痛打し、その全身をまたたく間に炎上させた。
「ぎゃああっ!」
「熱い……熱いっ!」
紅蓮の炎に包まれてもがき苦しむ二人に、俺は絶叫する。
「親父! お袋!」
着ていた学ランを脱いで、それで二人を叩き回った。だが火は消えるどころかますます燃え上がり、重なるように倒れた親父とお袋を黒焦げにしていく。俺は必死に火炎をしずめようと、馬鹿みたいに同じ動作を繰り返した。
そんな。俺の両親が何でこんな目に遭わなきゃならない? あんまり残酷じゃないか。俺は涙さえ浮かべてめったやたらに二人をはたいた。だが引火して燃え出した学ランを放り出した頃には、俺の大切な、かけがえのない親父とお袋は、完全に炭化して人相すら分からなくなっていた。
「は、はは……。嘘だろ、おい……」
俺を育ててくれた、いつも俺の側に立って守ってくれた、俺の両親。喧嘩に明け暮れる俺をどっしり構えて見守ってくれた親父。美味い飯と穏やかな人柄で俺を支えてくれたお袋。
まだ何もしてやれてない。まだ何も返せてない。それなのに、それなのに……!
炎の怪人は冷笑をやめない。その陽気な、罪悪感一つ感じられない言葉が軽々しく空中に撃ち出された。
0
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる