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彼女は今ようやく俺の惨状に気がついたらしい。少しいたわるような口調になった。
「ひどい怪我ね。慈悲の女王ハンシャ様に早急に手当てしてもらいましょう。まずはそれを優先ね」
金色の長髪が風になびく。ミズタが手を振って魔方陣を消した。俺をうながして飛翔する。
「女王様はあの城よ。行くわよ、研磨」
「魔方陣を作って一瞬で移動できたりしねえのかよ」
彼女は呆れたように右拳を腰に当てた。
「魔方陣は人間界としか繋げられないわ。魔族が作るそれもね。それに、魔方陣を作るには貴重な魔法石を一つ砕かなきゃならないの。乱用できないわけ。分かった?」
なるほどね。俺は彼女の後に続いた。
城はどの家とも繋がっておらず、ただひたすら巨大だった。入ったが最後、迷って出られなくなるのではないかと思われるほど、他を圧倒する存在感だ。ミズタは他の神族にぶつからないよう適切に距離を取りながら、俺を女王の居城へといざなう。ひらひらする胴衣から覗けたパンツは水色だった。
俺が遅れてないかを気にして振り返ったミズタが、俺の視線の集中する箇所を明敏にも察知する。
「ちょっと、どこ見てんのよ!」
慌てて両足を畳んだ。俺は舌打ちする。
「不可抗力だ。嫌なら俺の横を飛べ」
「全く人間の男はいやらしくてしょうがないわね。こんなときでも堂々と、食い入るように女の下着を凝視するなんて、本当に変態だわ」
「そこまでは見てないだろ」
「見てたじゃない!」
ミズタは俺の右について指図しながら、城の中ほどにある豆粒のような出入り口にいざなった。女の衛兵に顔パスで中に入る。
「さ、あんたも来るのよ、超人類」
「なあ、俺思ったんだけどさ」
「何よ」
「この神界って女しかいねえの?」
「そうよ。何よ、今頃気付いたの? あたしたちには飛翔能力と光の矢っていう武器があるから、人間界の並みの男なんかより遥かに強いし」
「ふうん……」
じゃあどうやって生まれてきてるんだ、こいつら。そういえばミズタは確か、「あたしたち神族は代々の女王の爪から生まれた存在よ」とか言ってたな。マジか?
階段と廊下とが複雑に絡み合った城内は迷路のようだったが、ミズタはすいすい進む。すれ違ったのは女兵士ばかりで、本当に男が見当たらない。やがて開けた空間に出た。
そこはそれまでの窮屈な城内とは違い、何か神聖で厳かな、筒状の大広間だった。中央には黒曜石らしき巨大な宝石が浮いていて、その周りを水晶が取り巻くように連なっている。それらが放つおぼろげな光で、室内はほの明るかった。
その真下に、やけに威厳溢れる神族が仁王立ちしていた。さっぱり刈った緑色の髪はベリーショートだ。精悍な豹のような面立ちで中性的かつ大人な美貌。軽装ながら鎧に身を固め、それがまた抜群に似合っている。隣にはミズタの相棒・マリが立っており、何か話している途中だったらしい。
ミズタが俺の後頭部を掴んで無理矢理お辞儀させた。
「神界ナンバー2のレンズ様よ。ちゃんと頭を下げなさい」
「うっせえな……」
レンズはこちらに軽く会釈した。独裁国家のアナウンサーよろしく、やたらと張りのある大声を出す。
「ミズタ! その者は? 何やら怪我しているようだが」
「超人類の鏡研磨です。ハンシャ様のお力をお貸しいただきたく連れて参りました」
レンズは真上に向かって叫んだ。
「女王ハンシャ様!」
俺たちに対するのとは明らかに違う、畏怖と尊崇を込めた声。
「ミズタが超人類・鏡研磨を連れて参りました!」
よく見れば、やたらと長い白いドレスをまとった人物が、黒曜石の上で足を折り畳んで浮揚している。彼女がこちらに反応してゆっくりと降りてきた。こいつがハンシャ、神族のナンバー1か。
彼女は銀色の髪を腰まで垂らし、月桂樹の冠を被っている。知性と品性に溢れた、これぞ女神といった風情の相貌だ。硬貨の裏に描かれていても違和感なしである。純白の衣が神話の世界の人物みたく似つかわしい。人間的には30代半ばか。手足の指先は包帯が巻かれており、血がにじんでいた。
青く澄んだ空のような瞳が俺を捉えた。
「よく連れてきました、ミズタ。ご苦労様です。お下がりなさい」
「はい」
ミズタが壁際に後退した。ハンシャが俺に近づいてくる。知らない女にびびるほど子供でもない俺は、彼女に両手をとられてもなすがままにされた。身長は俺とどっこいどっこいか。
「酷い怪我をして、可哀想に……。今治して差し上げます」
ハンシャの手が急に冷たくなったように感じた。それが火傷で火照った肌に心地いい。俺は思わずうっとりしてしまった。しばらくそうしていると……
ん? 痛みが消えていく。あれだけ焼けただれていた両手がみるみるうちに治癒されていった。何だか分からねえが凄い技術だ。まるで有名マジシャンの手品のようだった。
「肩も塞いでおきましょう」
今度は俺の右肩の傷――写にこしらえられたものだ――に触れる。ピリッという軽い痛みが生じたかと思うと、次に見たときにはもう、まるで何事もなかったかのように元通りになっていた。すげえ。
俺は降参して、ハンシャに好き放題に触らせた。「背中も見せてください」と言われたので後ろを向く。ミズタと視線が合い、「ほら見なさい」という顔をされた。
何だか知らないが、これがハンシャ女王の力の一端らしい。背中の火傷も回復し、俺はすっかり痛みと無縁になった。まあさすがに、焼け焦げたシャツまでは元に戻らなかったが。
「何だか知らねえけどありがてえ。サンキューな、ハンシャ」
俺はレンズとミズタとマリに同時に蹴飛ばされた。
「お前、誰に向かって口をきいてんだ!」
「研磨、それが女王への態度?」
「鏡さん、わきまえてください!」
いってえな。ただ俺はフレンドリーに接しただけなのに。ハンシャは苦笑している。
「構いませんよ、3人とも。これが研磨流なのでしょう」
俺はすっかり健康になった右肩を振り回した。これなら今すぐにでも写とアシュレをぶん殴りに行ける。どこにいるかは知らないが……。ハンシャが意気軒昂とする俺を制した。
「研磨、わたくしたちの状況はご存知ですか?」
「ああ、円盤世界の神界と、その裏側の魔界とが、今戦争やってんだろ? で、俺は神界側の助っ人に呼ばれた、と」
「その通りです。ただ申し添えるならば、『世界の縁』の全てで戦いが行なわれているわけではありません。魔界の魔族が通行しやすい、北方方面、南西方面、南方面、東方面の四箇所が激戦区となっています」
ふうん。まあ確かに360度――円盤が真円だと仮定して――の全方向から攻めてこられたならば、戦争もすぐに終わっていただろう。
「研磨にはそのうち南西方面に向かっていただきたいのです。そこでは魔界3魔人の一人、泥土魔人ウォルシュが猛威を振るっているといいます」
泥土魔人? どこかで聞いたような……。マリがこっそり教えてきた。
「研磨、貴方を襲った人形の魔族の元締めです」
「ひどい怪我ね。慈悲の女王ハンシャ様に早急に手当てしてもらいましょう。まずはそれを優先ね」
金色の長髪が風になびく。ミズタが手を振って魔方陣を消した。俺をうながして飛翔する。
「女王様はあの城よ。行くわよ、研磨」
「魔方陣を作って一瞬で移動できたりしねえのかよ」
彼女は呆れたように右拳を腰に当てた。
「魔方陣は人間界としか繋げられないわ。魔族が作るそれもね。それに、魔方陣を作るには貴重な魔法石を一つ砕かなきゃならないの。乱用できないわけ。分かった?」
なるほどね。俺は彼女の後に続いた。
城はどの家とも繋がっておらず、ただひたすら巨大だった。入ったが最後、迷って出られなくなるのではないかと思われるほど、他を圧倒する存在感だ。ミズタは他の神族にぶつからないよう適切に距離を取りながら、俺を女王の居城へといざなう。ひらひらする胴衣から覗けたパンツは水色だった。
俺が遅れてないかを気にして振り返ったミズタが、俺の視線の集中する箇所を明敏にも察知する。
「ちょっと、どこ見てんのよ!」
慌てて両足を畳んだ。俺は舌打ちする。
「不可抗力だ。嫌なら俺の横を飛べ」
「全く人間の男はいやらしくてしょうがないわね。こんなときでも堂々と、食い入るように女の下着を凝視するなんて、本当に変態だわ」
「そこまでは見てないだろ」
「見てたじゃない!」
ミズタは俺の右について指図しながら、城の中ほどにある豆粒のような出入り口にいざなった。女の衛兵に顔パスで中に入る。
「さ、あんたも来るのよ、超人類」
「なあ、俺思ったんだけどさ」
「何よ」
「この神界って女しかいねえの?」
「そうよ。何よ、今頃気付いたの? あたしたちには飛翔能力と光の矢っていう武器があるから、人間界の並みの男なんかより遥かに強いし」
「ふうん……」
じゃあどうやって生まれてきてるんだ、こいつら。そういえばミズタは確か、「あたしたち神族は代々の女王の爪から生まれた存在よ」とか言ってたな。マジか?
階段と廊下とが複雑に絡み合った城内は迷路のようだったが、ミズタはすいすい進む。すれ違ったのは女兵士ばかりで、本当に男が見当たらない。やがて開けた空間に出た。
そこはそれまでの窮屈な城内とは違い、何か神聖で厳かな、筒状の大広間だった。中央には黒曜石らしき巨大な宝石が浮いていて、その周りを水晶が取り巻くように連なっている。それらが放つおぼろげな光で、室内はほの明るかった。
その真下に、やけに威厳溢れる神族が仁王立ちしていた。さっぱり刈った緑色の髪はベリーショートだ。精悍な豹のような面立ちで中性的かつ大人な美貌。軽装ながら鎧に身を固め、それがまた抜群に似合っている。隣にはミズタの相棒・マリが立っており、何か話している途中だったらしい。
ミズタが俺の後頭部を掴んで無理矢理お辞儀させた。
「神界ナンバー2のレンズ様よ。ちゃんと頭を下げなさい」
「うっせえな……」
レンズはこちらに軽く会釈した。独裁国家のアナウンサーよろしく、やたらと張りのある大声を出す。
「ミズタ! その者は? 何やら怪我しているようだが」
「超人類の鏡研磨です。ハンシャ様のお力をお貸しいただきたく連れて参りました」
レンズは真上に向かって叫んだ。
「女王ハンシャ様!」
俺たちに対するのとは明らかに違う、畏怖と尊崇を込めた声。
「ミズタが超人類・鏡研磨を連れて参りました!」
よく見れば、やたらと長い白いドレスをまとった人物が、黒曜石の上で足を折り畳んで浮揚している。彼女がこちらに反応してゆっくりと降りてきた。こいつがハンシャ、神族のナンバー1か。
彼女は銀色の髪を腰まで垂らし、月桂樹の冠を被っている。知性と品性に溢れた、これぞ女神といった風情の相貌だ。硬貨の裏に描かれていても違和感なしである。純白の衣が神話の世界の人物みたく似つかわしい。人間的には30代半ばか。手足の指先は包帯が巻かれており、血がにじんでいた。
青く澄んだ空のような瞳が俺を捉えた。
「よく連れてきました、ミズタ。ご苦労様です。お下がりなさい」
「はい」
ミズタが壁際に後退した。ハンシャが俺に近づいてくる。知らない女にびびるほど子供でもない俺は、彼女に両手をとられてもなすがままにされた。身長は俺とどっこいどっこいか。
「酷い怪我をして、可哀想に……。今治して差し上げます」
ハンシャの手が急に冷たくなったように感じた。それが火傷で火照った肌に心地いい。俺は思わずうっとりしてしまった。しばらくそうしていると……
ん? 痛みが消えていく。あれだけ焼けただれていた両手がみるみるうちに治癒されていった。何だか分からねえが凄い技術だ。まるで有名マジシャンの手品のようだった。
「肩も塞いでおきましょう」
今度は俺の右肩の傷――写にこしらえられたものだ――に触れる。ピリッという軽い痛みが生じたかと思うと、次に見たときにはもう、まるで何事もなかったかのように元通りになっていた。すげえ。
俺は降参して、ハンシャに好き放題に触らせた。「背中も見せてください」と言われたので後ろを向く。ミズタと視線が合い、「ほら見なさい」という顔をされた。
何だか知らないが、これがハンシャ女王の力の一端らしい。背中の火傷も回復し、俺はすっかり痛みと無縁になった。まあさすがに、焼け焦げたシャツまでは元に戻らなかったが。
「何だか知らねえけどありがてえ。サンキューな、ハンシャ」
俺はレンズとミズタとマリに同時に蹴飛ばされた。
「お前、誰に向かって口をきいてんだ!」
「研磨、それが女王への態度?」
「鏡さん、わきまえてください!」
いってえな。ただ俺はフレンドリーに接しただけなのに。ハンシャは苦笑している。
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俺はすっかり健康になった右肩を振り回した。これなら今すぐにでも写とアシュレをぶん殴りに行ける。どこにいるかは知らないが……。ハンシャが意気軒昂とする俺を制した。
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ふうん。まあ確かに360度――円盤が真円だと仮定して――の全方向から攻めてこられたならば、戦争もすぐに終わっていただろう。
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