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第3章:恋の味は蜂蜜
第1話:男たちの交友
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――ポメラニア帝国歴259年3月22日 火の国:イズモ:ゼーガン砦にて――
「よしよし。ようやく負傷兵全てを後詰の砦へ送れたか……。いやあ、ここまで予定通りだと薄気味悪いもんだわ!」
キッシー砦、ワーダン砦の救出作戦が成功した後、ゼーガン砦に詰める兵士たちは後詰の2つの砦と連携し、負傷兵を後方へと撤退させていたのである。その指揮を執っていたのは鎧武者のシャクマ=ノブモリであった。ショウド国軍の最初の襲撃から早くも1週間が過ぎようとしていたのである。
「だけど、良いのかしら? 後詰の砦が負傷兵でいっぱいになっているのよ? ここのゼーガン砦は孤立しているのと同然になるわよ?」
彼の作戦を心配そうに傍らで見守っていた人物が居た。それはゼーガン砦の現主であるアキヅキ=シュレインであった。そんな心配に心がざわつくアキヅキ=シュレインであったが、シャクマ=ノブモリは良いんだっての一言で済ませようとする。
アキヅキはまたしても釈然としない顔つきになる。それを察してか、アキヅキ隊の副長であるニコラス=ゲージが何かの作業に追われるシャクマに、とあることを進言する。
「良いんですかい? うちの隊長、いや、司令官代理殿がシャクマ殿の策を不安視していますぜ? こう言っちゃなんですが、司令官とその補佐はツーカーの仲じゃないといけない気がしますぜ?」
「ははっ。ニコラス、言うじゃねえか。じゃあ、今晩にでもアキヅキの姫のベッドの中に潜り込ませてまらいますかね」
ニコラスのせっかくの忠告だというのにシャクマは軽口を叩く。まったく……と呆れ顔になるニコラスである。ちなみにシャクマはアキヅキ=シュレインからの文句を受けて、アキヅキのことを『殿』から『姫』呼ばわりに変えたのであった。
「こんなことは言いたくないですが、シャクマ殿が出張ってばかりで、司令官代理殿は本丸の前で仁王立ちする日々が続いてます。ただでさえ、お飾りのように思われているのに、それに拍車がかかっちまいますぜ?」
ニコラスは見たことをそのまま素直にシャクマに言いのける。ニコラスの言う通り、アキヅキ=シュレインは父から譲られた両刃が水晶製の大剣を抜き身のままに石畳へと突きさし、仁王立ちしていたのである。司令官代理と言えども、顎でヒトに指図するだけでは如何なモノかとシャクマに忠告したのであった。
「大将ってのはお飾りくらいが具合が良いんだよ。それに姫は美人で華がある。本丸の前で威風を醸し出しているだけで十分ってもんだ」
その言葉を受けて、そんなもんですかい? とニコラスは不満たらたらである。しかし、そんなニコラスを放っておいて、当のシャクマはふんふん~と鼻唄を鳴らしながら、糸と縄を巧みに操り、木片とちょっとした大きさの木の板を繋ぎ合わせていく最中であった。ニコラスはいったいぜんたい、シャクマが何をしているかがわからないのであった。
「しっかし、何を作っているんですかい? 罠にしてはちゃちな作りだと思うんですが?」
「ああ、これな。『鳴子』ってやつだ。本来なら田畑を荒らす雀などを追い払うためのモノなんだが、部屋のドアにこれを仕込んでおくと、不審者がやってきても音で気づくって寸法だ」
ニコラスは、へーーーと感心するのであった。しかし、感心すると同時に、はっ! と気づかされることになる。
「ってか、不審者? まさか司令官代理殿の部屋に夜な夜な不審者がやってきているってことですかい?」
「いや、姫からはそんな報告は上がって来てないぜ? しかし、情勢が悪化したら、そんな危険な眼に会う可能性も捨てきれんと言うわけだ。何せ、姫はキレイだからなあ?」
シャクマはすっとぼけた感じでそう言うモノの、ニコラスとしては気が気ではなかった。もし、司令官代理殿にも何かあれば、かろうじて保っているこのゼーガン砦の士気は底を突き破るかの如くに奈落へと失墜してしまう。
ニコラスの顔は明らかに憔悴していくのであった。そんなニコラスの表情を見て、シャクマが右手で頭をボリボリと掻きながら、鳴子を作っている真意を話し出すのであった。
「まあ、本当のことを言うとだな。最初の襲撃があった日のことを覚えているか?」
「あ、ああ……。どこからとともなく炎で出来た虎たちが現れた。アレのことを指しているんですな?」
「そうそう。あいつらがショウド国軍が放った魔物であることは、状況的に間違いないだろうってことなんだが、問題は、どこからこの砦に侵入したかわからないんだわ」
シャクマは虎の餌食となり、怪我を負った者たちに話を聞き回っていたのである。だが、それでも、確証となる話を聞きとることは出来なかった。ただ一様に生存者たちは、突然、テントが燃え出したとか、物陰から虎が飛び出してきたとしか話を聞くことが出来なかったのである。
「なるほどですぜ。この鳴子を仕掛けておくことで、次に虎の襲撃に会った時に、どこから出てきたかを調べるわけですかい」
「まあ、上手く行けば良いなってくらい気休め程度だけどな。もし、あちらさんの侵攻に合わせて、砦内をあの虎の群れに襲われたんじゃ、せっかく敵さんを迎え撃つために皆が必死に改築中の砦の仕掛けも全て台無しになるんだよな……」
シャクマが難しい顔をしながら、ニコラスにそう言うのであった。しかしながら、ニコラスはシャクマが色々と考えてくれていることに、心のどこかで安堵する。そして、朗らかな笑顔になり、ニコラスはシャクマに対して、頭を下げて礼を言うのであった。
「おいおい、やめてくれよ。礼は結果が出てからにしてくれないか?」
シャクマが照れ臭そうに右手の人差し指でコリコリと顎先を掻く。その姿を見て、ニコラスはさらに笑顔になるのであった。
偉丈夫な男どもが友好を深めている同じ時、女性陣は女性陣で世間話で華を咲かせているのであった。
「フランちゃんは思うんだけど~。ぶっちゃけ、アキヅキちゃんは、シャクマさまとキスくらいは済ませちゃったニャ~?」
「ちょちょちょ、ちょっと!! いきなり何を言い出してるのよ!?」
「うふふっ。男っ気が全くなかったアキヅキにもようやく春が訪れそうなのですわ。あーあ。わたくしにも春が巡ってきてほしいのですわ?」
指令室のある本丸の前で、鮮やかな紅玉色の鎧を身に着けて、仁王立ちをしていたアキヅキ=シュレインの両脇でフラン=パーンとサクヤ=ニィキューが彼女をとあるネタでからかいだしたのである。
「よしよし。ようやく負傷兵全てを後詰の砦へ送れたか……。いやあ、ここまで予定通りだと薄気味悪いもんだわ!」
キッシー砦、ワーダン砦の救出作戦が成功した後、ゼーガン砦に詰める兵士たちは後詰の2つの砦と連携し、負傷兵を後方へと撤退させていたのである。その指揮を執っていたのは鎧武者のシャクマ=ノブモリであった。ショウド国軍の最初の襲撃から早くも1週間が過ぎようとしていたのである。
「だけど、良いのかしら? 後詰の砦が負傷兵でいっぱいになっているのよ? ここのゼーガン砦は孤立しているのと同然になるわよ?」
彼の作戦を心配そうに傍らで見守っていた人物が居た。それはゼーガン砦の現主であるアキヅキ=シュレインであった。そんな心配に心がざわつくアキヅキ=シュレインであったが、シャクマ=ノブモリは良いんだっての一言で済ませようとする。
アキヅキはまたしても釈然としない顔つきになる。それを察してか、アキヅキ隊の副長であるニコラス=ゲージが何かの作業に追われるシャクマに、とあることを進言する。
「良いんですかい? うちの隊長、いや、司令官代理殿がシャクマ殿の策を不安視していますぜ? こう言っちゃなんですが、司令官とその補佐はツーカーの仲じゃないといけない気がしますぜ?」
「ははっ。ニコラス、言うじゃねえか。じゃあ、今晩にでもアキヅキの姫のベッドの中に潜り込ませてまらいますかね」
ニコラスのせっかくの忠告だというのにシャクマは軽口を叩く。まったく……と呆れ顔になるニコラスである。ちなみにシャクマはアキヅキ=シュレインからの文句を受けて、アキヅキのことを『殿』から『姫』呼ばわりに変えたのであった。
「こんなことは言いたくないですが、シャクマ殿が出張ってばかりで、司令官代理殿は本丸の前で仁王立ちする日々が続いてます。ただでさえ、お飾りのように思われているのに、それに拍車がかかっちまいますぜ?」
ニコラスは見たことをそのまま素直にシャクマに言いのける。ニコラスの言う通り、アキヅキ=シュレインは父から譲られた両刃が水晶製の大剣を抜き身のままに石畳へと突きさし、仁王立ちしていたのである。司令官代理と言えども、顎でヒトに指図するだけでは如何なモノかとシャクマに忠告したのであった。
「大将ってのはお飾りくらいが具合が良いんだよ。それに姫は美人で華がある。本丸の前で威風を醸し出しているだけで十分ってもんだ」
その言葉を受けて、そんなもんですかい? とニコラスは不満たらたらである。しかし、そんなニコラスを放っておいて、当のシャクマはふんふん~と鼻唄を鳴らしながら、糸と縄を巧みに操り、木片とちょっとした大きさの木の板を繋ぎ合わせていく最中であった。ニコラスはいったいぜんたい、シャクマが何をしているかがわからないのであった。
「しっかし、何を作っているんですかい? 罠にしてはちゃちな作りだと思うんですが?」
「ああ、これな。『鳴子』ってやつだ。本来なら田畑を荒らす雀などを追い払うためのモノなんだが、部屋のドアにこれを仕込んでおくと、不審者がやってきても音で気づくって寸法だ」
ニコラスは、へーーーと感心するのであった。しかし、感心すると同時に、はっ! と気づかされることになる。
「ってか、不審者? まさか司令官代理殿の部屋に夜な夜な不審者がやってきているってことですかい?」
「いや、姫からはそんな報告は上がって来てないぜ? しかし、情勢が悪化したら、そんな危険な眼に会う可能性も捨てきれんと言うわけだ。何せ、姫はキレイだからなあ?」
シャクマはすっとぼけた感じでそう言うモノの、ニコラスとしては気が気ではなかった。もし、司令官代理殿にも何かあれば、かろうじて保っているこのゼーガン砦の士気は底を突き破るかの如くに奈落へと失墜してしまう。
ニコラスの顔は明らかに憔悴していくのであった。そんなニコラスの表情を見て、シャクマが右手で頭をボリボリと掻きながら、鳴子を作っている真意を話し出すのであった。
「まあ、本当のことを言うとだな。最初の襲撃があった日のことを覚えているか?」
「あ、ああ……。どこからとともなく炎で出来た虎たちが現れた。アレのことを指しているんですな?」
「そうそう。あいつらがショウド国軍が放った魔物であることは、状況的に間違いないだろうってことなんだが、問題は、どこからこの砦に侵入したかわからないんだわ」
シャクマは虎の餌食となり、怪我を負った者たちに話を聞き回っていたのである。だが、それでも、確証となる話を聞きとることは出来なかった。ただ一様に生存者たちは、突然、テントが燃え出したとか、物陰から虎が飛び出してきたとしか話を聞くことが出来なかったのである。
「なるほどですぜ。この鳴子を仕掛けておくことで、次に虎の襲撃に会った時に、どこから出てきたかを調べるわけですかい」
「まあ、上手く行けば良いなってくらい気休め程度だけどな。もし、あちらさんの侵攻に合わせて、砦内をあの虎の群れに襲われたんじゃ、せっかく敵さんを迎え撃つために皆が必死に改築中の砦の仕掛けも全て台無しになるんだよな……」
シャクマが難しい顔をしながら、ニコラスにそう言うのであった。しかしながら、ニコラスはシャクマが色々と考えてくれていることに、心のどこかで安堵する。そして、朗らかな笑顔になり、ニコラスはシャクマに対して、頭を下げて礼を言うのであった。
「おいおい、やめてくれよ。礼は結果が出てからにしてくれないか?」
シャクマが照れ臭そうに右手の人差し指でコリコリと顎先を掻く。その姿を見て、ニコラスはさらに笑顔になるのであった。
偉丈夫な男どもが友好を深めている同じ時、女性陣は女性陣で世間話で華を咲かせているのであった。
「フランちゃんは思うんだけど~。ぶっちゃけ、アキヅキちゃんは、シャクマさまとキスくらいは済ませちゃったニャ~?」
「ちょちょちょ、ちょっと!! いきなり何を言い出してるのよ!?」
「うふふっ。男っ気が全くなかったアキヅキにもようやく春が訪れそうなのですわ。あーあ。わたくしにも春が巡ってきてほしいのですわ?」
指令室のある本丸の前で、鮮やかな紅玉色の鎧を身に着けて、仁王立ちをしていたアキヅキ=シュレインの両脇でフラン=パーンとサクヤ=ニィキューが彼女をとあるネタでからかいだしたのである。
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