【R18】俺は悪くねえ! ~愛しのお姫様が女騎士に変化しているのを知らずに後ろの穴を穿ってしまいました~

ももちく

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第23章:魔皇

第6話:性癖外への色欲

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「ぐぁっ! やめろっ! 俺のへそ穴がバカになるぅぅぅ!」

「くははっ……。さあ、存分に味わうが良い。へそ穴も性感帯になるという喜びを教えてやろうぞっ!」

 レオナルト=ヴィッダーは魔皇が細めの3,4匹目のおちんこさんを出現させた時、鼻の穴と耳の穴を蹂躙される危惧を抱いていた。その対策として両腕で顔をガードしようと考えていたために、両足をまとめて縛り上げてくる黒すぎる1本目の蛇の動きについていけなくなってしまう。

 レオナルト=ヴィッダーは頭を床に向けた状態で、宙づりにされ、その上からさらに細長い3、4匹目の蛇の頭でへそ穴を丹念に刺激されることとなる。まるでへそ穴から直接孕ませてやらんとばかりにその2匹の蛇はレオナルト=ヴィッダーのへそ穴を愛撫し、ついにレオナルト=ヴィッダーはおちんこさんで自分のおちんこさんをおっ立てるという。男としての屈辱を味わうことになる。

 クルス=サンティーモのおちんこさんをいたぶっている時のレオナルト=ヴィッダーは冷静になってしまい、自分のおちんこさんの強度を高めることが出来ないレベルであった。しかし。さすがは性欲、食欲、睡眠欲、愛欲。所有欲、快楽欲という6大欲の頂点に居る魔皇である。レオナルト=ヴィッダーをおちんこさんで可愛がるという行為で、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんをビッキビキ状態へと変貌させてしまう。

 それに歯がみしたのは、他でもない蒼髪オカッパのクルス=サンティーモであった。自分はレオナルト=ヴィッダーのおちんこさんを愛撫している時は、言うまでもなくポークビッツをモンキーバナナに変換させれるが、逆は出来ないでいた。それを難なく成し遂げてしまう魔皇に嫉妬の感情を抱いてしまうクルス=サンティーモである。

「レオン様の大馬鹿野郎ですゥ! ぼくのおちんこさんをいじっている時も、それくらいにおっ立ててほしいのですゥ!!」

「クルス、すまねぇ! 俺としたことが、クルス以外のおちんこさんで興奮させられちまってる! 俺はなんて情けない男なんだっ!」

「情けないって言いながら、ビッキビキじゃないですかァ! リリベル様っ! あの節操無しのおちんこさんをぶった切ってやりたいのですゥ!!」

 クルス=サンティーモとしては、珍しく激怒しているために、リリベル=ユーリィは困惑してしまう。所詮、自分は女であり、おちんこさんを持っていない。それゆえに、クルス=サンティーモに心から同情出来ない。レオナルト=ヴィッダーがアイリス=クレープス以外の膣奥に深々とおちんこさんを入れているという状況を見せつけられているなら、クルス=サンティーモと同様レベルの怒りを発することは出来たであろう。

「むむ!? この怒りのオーラから、男の娘の気配を感じるぞっ!? 貴様、まさか、女の子のようでありながら、実は男の娘であったかっ!!」

「ば、ば、ばれてしまったのですゥ! レオン様、助けてほしいのですゥ!!」

 魔皇は今まで、クルス=サンティーモは可愛い女の子だと認識しており、大浴場でもクルス=サンティーモの身体をじっくりとは観察していなかった。そのため、彼女の股間に可愛らしいポークビッツが付いていることを無意識に失念していたのだ。しかし、魔皇が自覚するや否や、クルス=サンティーモの股間にギラギラとした視線を飛ばし、クルス=サンティーモのショーツに穴が開くほどに凝視しはじめる。

 それと同時にレオナルト=ヴィッダーの両足を締め付けているおちんこさんの太さと強度が3倍以上に膨れ上がる。レオナルト=ヴィッダーはクルス=サンティーモの貞操の危機を感じるが、どうすることもできなくなってしまう。

「見れば見るほど、麗しい男の娘よ……。われの名は第六天魔皇:波旬はじゅんよ。そなたの名前は何と言う?」

「てめえ! 俺のクルス=サンティーモを口説こうとしてんじゃねえぐああああ!!」

 レオナルト=ヴィッダーが魔皇に抗議するや否や、魔皇はレオナルト=ヴィッダーの両足をおちんこさんでがんじがらめにしつつ、レオナルト=ヴィッダーの背中を大理性の床へと叩きつける。レオナルト=ヴィッダーはその一撃だけで、またもや意識を天国へと飛ばされる。

 魔皇はレオナルト=ヴィッダーを再び、逆さまからの宙づり状態にしつつ、ゆっくりとクルス=サンティーモに近づいていく。クルス=サンティーモは半裸の身体を両腕で隠しつつ、丸くなっていく。そんな子ウサギが怯える姿を見れば見るほど、昂ってしょうがない魔皇であった。

「チュッチュッチュ。魔皇よ、そこまででッチュウ。クルスに指一本でも触れてみろでッチュウ。お前のおちんこさんを全て腐らせてやるでッチュウ」

「ウッス、ウッス。俺っちもクルスっちが手籠めにされるのは黙ってみていられないッスワン!」

 怯えるクルス=サンティーモを護るように、蝙蝠羽付きの白いネズミがちょこんとクルス=サンティーモの蒼髪オカッパの頂点に乗っかる。そして、白銀の獣皇はクルス=サンティーモと魔皇の間に割って入る。

「そこをどけっ! われも寝取るというふざけた性癖は持ち合わせておらぬが、このたぎった血を抑えきれぬゥゥゥ!」

 ニンゲン、どうしても性欲が昂りすぎた時は、自分の性癖に合わないとわかっているうえで、性癖外に手を出してしまう。そして、ニンゲンの欲の権化と言われる魔皇もその悲しいさがを持っていた。ソフィア=グレイプが男の娘であったならば、魔皇もすでにレオナルト=ヴィッダーの彼女であるクルス=サンティーモに手をつけようという愚行はしなかったであろう。

 魔皇は魔皇で自分の中に潜む魔物モンスターと戦っていた。欲望で動く右腕を理性を司る左手で抑えつける。だが、右腕は徐々にであるが、クルス=サンティーモの方へと伸びていく。あと数ミリミャートルというところまで魔皇の右手の指先がクルス=サンティーモの顔へ近づいた時、魔皇の右手は弾かれるように上へと跳ね上がる。

「チュッチュッチュ。クルス=サンティーモに触れようとするのは止めるのでッチュウ」

 コッシロー=ネヅの身体全体が紫色のオーラで包まれていた。そして、鋭い視線を魔皇へと向けて、さらにカラシ色の眼を紫色へと変貌させていく。コッシロー=ネヅは珍しく怒りをその表情に浮かべていた。クルス=サンティーモの魔法の荷物入れマジック・バッグに隠しいれておいたチーズをエクレア=シューに食べられた時と同様レベルの怒りをその顔に浮かべていたのである。

 魔皇は怒れるコッシロー=ネヅに対して、グヌゥ……と唸る他無かった。悪いのは明らかに他人様の恋人に手を出そうとした魔皇である。しかし、魔皇も魔皇で自分を律するのは難しい状態となっていた。そんな2人は一触即発の雰囲気を醸し出し始める。魔皇は痺れを伴う右手を左手でさすりながらも、それ以上、後ろには後退しなかった。

「俺の可愛すぎるクルス=サンティーモに汚い手で触ろうとしてんじゃねえよっ!!」
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