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高校生戦闘ヒーロー大会編
第14話 決勝戦第一回戦先方戦 舞花vs静知(せいち)
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私達は今、控え室にて決勝戦に向けて準備をしている。ここまで必死に戦って勝ち上がって来た。私達はそんな必死な中でも、楽しさを感じて、いつも笑っていた。だが、今回はいつもと違い、控え室は重い雰囲気に包まれていた。チームN。龍騎達のチームの敗北が、その雰囲気を作り出していた。龍騎達は、あの時一緒にイクセスリィを助けた仲間だ。そんな簡単に負けるはずがない。龍騎達の敗北は、それだけ次の対戦相手が強大なものであることを示していた。
舞花「決勝戦…私達勝てるかな…。」
ふと、舞花がそう呟いた。無理もない。龍騎は私達四人の幼なじみの中でも、一番と言っていい程強かった。今でも、私は龍騎に勝てる自信がない。それでも…
優美「勝てるよ。」
私は舞花にそう返した。
舞花「…本当に?」
舞花はそういって私を見る。
優美「あったり前だよ!私達ここまで負けたことがあった?なかったでしょ?だから今回も勝てるよ!」
そう、勝てる。私達はこれまで、沢山の努力を必死に積み重ねて来た。それに、ここで勝たないと、フィーシーに『裁定者』のことについて聞く事が出来ない。私達は勝たなきゃならないんだ。
優美「そう言えば大翔。今回って相手についての情報ってある?」
そう私が大翔を見ると、大翔は少し申し訳なさそうな顔をして言った。
大翔「ごめん…それがホテルのWi-Fiが故障して使えなくなったみたいで…今回調べられてないんだ。」
そう言って大翔は私達に謝罪をした。
優美「いや、それならしょうがないよ。」
舞花「そうそう。安心して。私達が今回も連勝してくるから!」
舞花も元気が出たみたいだ。そう考えていると、試合の時間が来た。
舞花「それじゃあ行ってくる。」
そういって舞花はしっかりとした足取りで、会場へと向かった。
キング「さあ!いよいよこの大会も決勝戦となりました!ここまで選手を見守って下さった観客の皆様!どうか最後までこの大会を見届けて下さい!」
キングの言葉で、スタジアムには歓声が響く。
キング「それではこれより決勝戦第一回戦先方戦!開幕です!まずはチームAより!イクセスリィを救った英雄。第三試合で散っていった。仲間の無念を晴らせるか!平泉舞花!」
その声と共に、舞花は会場へと向かう。
キング「お次はチームOより!多彩な魔術で相手を圧倒!その知識量は高校生の範疇を優に越える!動く魔道書!平海静知(ひらうみせいち)!」
その声と共に、相手も会場へと姿を現す。白い肌をしていて、長い黒髪をゆらゆら揺らしており、目の下には濃い隈がある。その目は、じっと私を見つめている。両者位置に着いた。
キング「それでは両者…構え!」
その掛け声と共に、両者構える。
舞花「!」
瞬間、今までとは明らかに違う緊張感に包まれる。舞花は瞬間的に悟った。今までの相手とは、明らかにレベルが違うと。
キング「……始め!」
舞花「魔力砲!」
静知「魔力砲」
キングの掛け声と同時に、双方の魔法がぶつかり合う。
舞花「おっも!」
攻撃が重い。ここまでの魔法は今までの人生で初めて受けた。
舞花「(このまま魔力砲をぶつけ合っていても推し負ける。なら!)」
舞花は魔力砲を撃つのをやめ、魔力砲の進路から消える。対象を見失った魔力砲は、舞花がさっきまでいた場所の真上を通り、地面にぶつかった瞬間、爆音が辺りに轟く。
静知「……」
静知はただ静かにその場に立っている。
舞花「(獲った!)」
突然炎の属性を纏わせた魔力砲を構えた舞花が静知の背後に姿を現す。
舞花「(ほぼ全ての魔力を身体強化に集中させて何とか背後に回れた。……まぁ負担大き過ぎてしばらく動けないだろうけど…多分普通に魔力の撃ち合いをしててもこっちが負けてたし…これで)」
体中、全ての魔力をこの一発に込める。
舞花「(私の勝ちだ!)」
舞花が放った魔力砲は、地面に辺り、とんでもない爆音を会場に響かせた。ビルほどの高さの土煙をあげる。
舞花「ふー…いっ!」
舞花の体に激痛が走る。
舞花「さすがに無茶な身体強化だったなー。体バキバキー。でもまぁこれで勝て…………え?」
高く舞い上がった土煙が晴れ、舞花の放った魔力砲が作ったクレーターが姿を表す。それは、舞花の放った魔力砲の馬鹿げた威力の高さを示していた。しかし、
舞花「(なんで…?あの時確かに手応えがあったはず……。)」
その中心には、平海静知が浮いていた。魔力の盾を作りだし、それで攻撃を防いだであろう。その人が。
静知「……」
静知は無言のままにその場に浮いている。その顔は涼しい表情をしており、魔力の消費を全く感じさせない。
舞花「くっ…!(考えろ、考えろ!この状況を打開する方法を!)」
しかし、舞花に策が降りてくることはない。静知はおそらくまだまだ魔力を残しており、全くダメージを受けていない。かたや舞花は殆どの魔力を使いきり、無茶な身体強化の代償として、かなりのダメージをおっている状態だった。無理もない。そもそも、あの人は本当に自分と同じ高校生なのか、そんな疑問が舞花の頭の中を過ぎ去っていく。あの魔法の威力といい、錬度といい、何もかも自分を凌駕している。
舞花「(勝てない……)」
そんな考えが、舞花の頭をよぎった。
舞花「(この大会、優勝出来なくなっちゃった……)」
平海静知は、魔力砲を使おうと、魔方陣を形成する。その数は5くらいだろうか、その全てが、舞花のことを捉えていた。
舞花「(ごめん…優美……大翔…)」
次の瞬間、舞花の視界を真っ白な光が占領する。そこで舞花は、そっと、意識を手放した。
審判「平泉舞花!気絶により戦闘不能!よって勝者!平海静知!」
高く上がった土煙が晴れたあと、気絶した舞花を確認した審判が平海静知の勝利を宣言する。その声が画面越しにスタジアムにこだますると、スタジアムには歓声が響き渡る。
「ここまで無敗だったAチームが初めて負けた!」
「これでOチームの勝ちは確定したようなもんだ!」
周りからはそのような言葉が聞こえてくる中、特別席にて試合を観戦していたバナボーは、驚愕の表情を浮かべる。
バナボー「まさか…英雄が負けるとは……」
この後チームAに控えているのは、もう一人の英雄である赤緑優美と、この世界で唯一、能力を持たない彼女らの友である。
バナボー「フィーシー様。この大会、彼女らが勝つことは出来るのでしょうか。」
バナボーは、自分と共にこの試合を観戦していたイクセスリィの神、フィーシーに聞いた。
フィーシー「おそらく…無理でしょう。」
フィーシーの口から出てきたのは、おそらくこのスタジアムにいる全員…いや、おそらく世界中全ての者が考えているであろう事だった。
フィーシー「もしかすると…優美達はこの大会を危険するかも知れません。」
レベルの違う実力を持ったチームO、もし優美が次の試合に勝ったとしても、チームOの大将、おそらく今大会で最も強いと言っても良いであろう人物に、無能力者である者が勝てるビジョンなど見える訳が無い。
バナボー「(おそらく、例の無能力者も自分が戦うなどとは思っても見なかっただろう。聞いた話によると、チームの穴埋めのために入ったらしいからな)」
おそらく、このスタジアムにいる者、なんなら世界中の者に同じ質問をしても、同じ答えが帰ってくるだろう。
フィーシー「それにしても、チームO、少し強すぎる気もしますね…高校生の範疇を超えています。」
ここから大会はどうなっていくのか、スタジアムにいた殆どの者が、少しの違いはあれど、同じ考えを抱いていた。
舞花「決勝戦…私達勝てるかな…。」
ふと、舞花がそう呟いた。無理もない。龍騎は私達四人の幼なじみの中でも、一番と言っていい程強かった。今でも、私は龍騎に勝てる自信がない。それでも…
優美「勝てるよ。」
私は舞花にそう返した。
舞花「…本当に?」
舞花はそういって私を見る。
優美「あったり前だよ!私達ここまで負けたことがあった?なかったでしょ?だから今回も勝てるよ!」
そう、勝てる。私達はこれまで、沢山の努力を必死に積み重ねて来た。それに、ここで勝たないと、フィーシーに『裁定者』のことについて聞く事が出来ない。私達は勝たなきゃならないんだ。
優美「そう言えば大翔。今回って相手についての情報ってある?」
そう私が大翔を見ると、大翔は少し申し訳なさそうな顔をして言った。
大翔「ごめん…それがホテルのWi-Fiが故障して使えなくなったみたいで…今回調べられてないんだ。」
そう言って大翔は私達に謝罪をした。
優美「いや、それならしょうがないよ。」
舞花「そうそう。安心して。私達が今回も連勝してくるから!」
舞花も元気が出たみたいだ。そう考えていると、試合の時間が来た。
舞花「それじゃあ行ってくる。」
そういって舞花はしっかりとした足取りで、会場へと向かった。
キング「さあ!いよいよこの大会も決勝戦となりました!ここまで選手を見守って下さった観客の皆様!どうか最後までこの大会を見届けて下さい!」
キングの言葉で、スタジアムには歓声が響く。
キング「それではこれより決勝戦第一回戦先方戦!開幕です!まずはチームAより!イクセスリィを救った英雄。第三試合で散っていった。仲間の無念を晴らせるか!平泉舞花!」
その声と共に、舞花は会場へと向かう。
キング「お次はチームOより!多彩な魔術で相手を圧倒!その知識量は高校生の範疇を優に越える!動く魔道書!平海静知(ひらうみせいち)!」
その声と共に、相手も会場へと姿を現す。白い肌をしていて、長い黒髪をゆらゆら揺らしており、目の下には濃い隈がある。その目は、じっと私を見つめている。両者位置に着いた。
キング「それでは両者…構え!」
その掛け声と共に、両者構える。
舞花「!」
瞬間、今までとは明らかに違う緊張感に包まれる。舞花は瞬間的に悟った。今までの相手とは、明らかにレベルが違うと。
キング「……始め!」
舞花「魔力砲!」
静知「魔力砲」
キングの掛け声と同時に、双方の魔法がぶつかり合う。
舞花「おっも!」
攻撃が重い。ここまでの魔法は今までの人生で初めて受けた。
舞花「(このまま魔力砲をぶつけ合っていても推し負ける。なら!)」
舞花は魔力砲を撃つのをやめ、魔力砲の進路から消える。対象を見失った魔力砲は、舞花がさっきまでいた場所の真上を通り、地面にぶつかった瞬間、爆音が辺りに轟く。
静知「……」
静知はただ静かにその場に立っている。
舞花「(獲った!)」
突然炎の属性を纏わせた魔力砲を構えた舞花が静知の背後に姿を現す。
舞花「(ほぼ全ての魔力を身体強化に集中させて何とか背後に回れた。……まぁ負担大き過ぎてしばらく動けないだろうけど…多分普通に魔力の撃ち合いをしててもこっちが負けてたし…これで)」
体中、全ての魔力をこの一発に込める。
舞花「(私の勝ちだ!)」
舞花が放った魔力砲は、地面に辺り、とんでもない爆音を会場に響かせた。ビルほどの高さの土煙をあげる。
舞花「ふー…いっ!」
舞花の体に激痛が走る。
舞花「さすがに無茶な身体強化だったなー。体バキバキー。でもまぁこれで勝て…………え?」
高く舞い上がった土煙が晴れ、舞花の放った魔力砲が作ったクレーターが姿を表す。それは、舞花の放った魔力砲の馬鹿げた威力の高さを示していた。しかし、
舞花「(なんで…?あの時確かに手応えがあったはず……。)」
その中心には、平海静知が浮いていた。魔力の盾を作りだし、それで攻撃を防いだであろう。その人が。
静知「……」
静知は無言のままにその場に浮いている。その顔は涼しい表情をしており、魔力の消費を全く感じさせない。
舞花「くっ…!(考えろ、考えろ!この状況を打開する方法を!)」
しかし、舞花に策が降りてくることはない。静知はおそらくまだまだ魔力を残しており、全くダメージを受けていない。かたや舞花は殆どの魔力を使いきり、無茶な身体強化の代償として、かなりのダメージをおっている状態だった。無理もない。そもそも、あの人は本当に自分と同じ高校生なのか、そんな疑問が舞花の頭の中を過ぎ去っていく。あの魔法の威力といい、錬度といい、何もかも自分を凌駕している。
舞花「(勝てない……)」
そんな考えが、舞花の頭をよぎった。
舞花「(この大会、優勝出来なくなっちゃった……)」
平海静知は、魔力砲を使おうと、魔方陣を形成する。その数は5くらいだろうか、その全てが、舞花のことを捉えていた。
舞花「(ごめん…優美……大翔…)」
次の瞬間、舞花の視界を真っ白な光が占領する。そこで舞花は、そっと、意識を手放した。
審判「平泉舞花!気絶により戦闘不能!よって勝者!平海静知!」
高く上がった土煙が晴れたあと、気絶した舞花を確認した審判が平海静知の勝利を宣言する。その声が画面越しにスタジアムにこだますると、スタジアムには歓声が響き渡る。
「ここまで無敗だったAチームが初めて負けた!」
「これでOチームの勝ちは確定したようなもんだ!」
周りからはそのような言葉が聞こえてくる中、特別席にて試合を観戦していたバナボーは、驚愕の表情を浮かべる。
バナボー「まさか…英雄が負けるとは……」
この後チームAに控えているのは、もう一人の英雄である赤緑優美と、この世界で唯一、能力を持たない彼女らの友である。
バナボー「フィーシー様。この大会、彼女らが勝つことは出来るのでしょうか。」
バナボーは、自分と共にこの試合を観戦していたイクセスリィの神、フィーシーに聞いた。
フィーシー「おそらく…無理でしょう。」
フィーシーの口から出てきたのは、おそらくこのスタジアムにいる全員…いや、おそらく世界中全ての者が考えているであろう事だった。
フィーシー「もしかすると…優美達はこの大会を危険するかも知れません。」
レベルの違う実力を持ったチームO、もし優美が次の試合に勝ったとしても、チームOの大将、おそらく今大会で最も強いと言っても良いであろう人物に、無能力者である者が勝てるビジョンなど見える訳が無い。
バナボー「(おそらく、例の無能力者も自分が戦うなどとは思っても見なかっただろう。聞いた話によると、チームの穴埋めのために入ったらしいからな)」
おそらく、このスタジアムにいる者、なんなら世界中の者に同じ質問をしても、同じ答えが帰ってくるだろう。
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