ファルダーミール-明日の世界-

偽物道化師@アルファポリス

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第2章 七不思議が始まるかもしれない編

約束された勝利の剣

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 漆黒のように暗い世界(カヤトの部屋)で、カヤトと西城はコントローラーを握っていた。

「くらえ!約束された勝利の剣エクスカリバー」


「おま!ちょっ、やめろ~!!ぐぁ~!」


「どうだ西城!剣の味は」


 無駄に熱い戦いが繰り広げられていた。


「ひどいぜカヤト、俺、一応まだ初心者なんだが……」


「知るか!ゲームの世界は非情なのだよ」


「なんだそれ」


「ハハハハ!」

 戦い勝利したカヤトは立ち上がり、無駄にいい声で笑っていた。

 その横でカヤトを冷めた視線で見つめる西城がいた。


「…………」


「……やめるか」

 西城の冷めた視線に耐えられなくなったのか、ゲームをやめることを提案するカヤト。

「やめよう」

 ゲーム機を片づけていると西城が急に話しかけてきた。

「なあ、カヤト知っているか?うちの学校出るらしいぜ」

 胸の前に手を出しながら西城がそんなことを言う。

「出るって何が?」


「これだよ、これ、幽霊」


「……幽霊?なにをいまさらなことを言っているんだよ、幽霊なんて仕事でよく出会うだろ」


「いやまあそうだけどよ、やっぱこう、学校に出る幽霊ってあれじゃないか」


「そうか?なんも変わんないと思うが」


「そういうじゃ無いんだよな~」


「なんだよそれ……」


「まあ、そんなことはどうでもいいとして、うちの学校にも幽霊?というよりもよくある七不思議があるって言う話を聞いたんだかどう思う?」


「どう思うって、あるよ」


「あるのかよ、なんで知ってるんだよ」


「俺がその七不思議の元凶を封印したからだよ」


「封印したのかよ!じゃなんで近頃七不思議の噂が流行りだしてるんだよ」


「うん~封印が解けたじゃないかな?」


「封印が解けたんじゃないかな?じゃないだろ!大変じゃないか!」


「そうでもないさ、あいつら力はそんな無かったし大丈夫じゃないかね」


「そんな適当な」


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