追放された王子の俺 〜前世の記憶が戻ったので復讐します〜

黒猫

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1話 追放

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「お前は追放だ!わしの顔にも国にも泥を塗ったな…!!」

国王である父親がものすごい目付きで睨み、殴り、蹴り、外に放り出された

「うう……」

時は遡り、10年前

「やった!あなた!男の子が産まれたわよ!」

「おおそうか!よくやったぞ!これで俺の地位は守られる!」

俺は国王の息子として産まれた
父親は厳つい顔している、いつも威厳に満ち溢れている人だ
だけど、俺の前になるといつも笑顔で接してくれる
名前はマールム・ディモニオ

母親は優しい顔をいつもしている
だけど、たまに怪しい顔をするときがある
名前はマールム・ディア

俺は産まれてから、ずっと2人の笑顔に囲まれて生きてきた

この2人に疑いを持ったことは1度も無い
俺は愛されているんだな…そう思っていた

産まれてから10年後

「さぁ!今日は職業とスキルを授かる日じゃぞ!ユースティ、準備はいいな?」

俺の名前はユースティと名付けられた
マールム・ユースティだ

そして、俺はずっとワクワク楽しみにしていた、職業とスキルを授かる日がついにきた

「はい!準備は大丈夫です!」

僕は心臓をドクンドクンしながら、会場へ向かう

本来の一般人なら普通にやるのだが
俺の場合は王子と言う立場もあり、国民の前で授かることになった

「お前はわしの血を受け継いでいる。きっと良い職業とスキルに恵まれるぞ!」

父親が優しい笑顔で緊張をほぐしてくれる

良い職業とは
魔法使い、魔術師、銃撃手、アーチャー、爆弾使い、辺り

そして、当たりスキルは
無限魔力、威力増倍、無限矢、神眼などだ

ハズレ職業はほとんどが近距離での攻撃がメインの職業
スキルも同様だ

おそらく、遠距離と近距離なら圧倒的に遠距離が有利だからだろう

「さぁ、王子。こちらに手を」

そう言われ、大きい水晶玉を出される

俺はその水晶玉に手を乗せる
すると、大きな光と共に俺の頭にたくさんの文字が入ってくる

光が消えると、水晶玉から大きく
職業とスキルについて表示された

俺はドキドキしながら職業とスキルを確認する

「えっ!?」

画面には、職業「剣聖」スキル「パワーアタック」と表示されていた

うそ…だろ!?
そんな…楽しみにしていたのに!

すると、父親と母親から冷たい視線を感じる。そして、父親と母親だけじゃなく周りの国民や幹部からも冷たい視線を感じた

「貴様、ユースティ…!!わしの顔にも国にも泥を塗ったな…!!」

えっ!?

俺は驚いた
父親が今までに見た事ない顔で俺を睨む

こんな父親の顔は見た事ない…

俺は体がガクガク震えて動けなくなる

「てめぇ、ユースティ!!これからの国をどうするんだ!?」

「私らはあなたを信じてたのに!!」

「お前の姿なんて見たくない!」

国民からもたくさんの罵倒が飛んでくる

俺は涙が止まらなかった

「さっさと出て行け」

父親が冷たい目で俺を見下す

俺はまだ震えが止まらず、動くことができない

「ふん!震えで動けんか!」

そう言って、父…ディモニオは俺を殴り、蹴り、引っ張り回して、俺を城外まで投げ飛ばす

すると、俺は飛ばされながらだが、確かに聞こえた
国民の大歓声が…

そして俺は悟る
俺への今までの態度、愛は全て嘘だったのだと

そして俺は城内に向けて叫ぶ

「絶対!!復讐してやる!!」

その瞬間
俺の視界がピカっと光った
それと同時に俺は倒れる

そして、その倒れている間に俺はたくさんの夢を見た

名前は同じユースティ
職業もスキルも全て同じ…
そして王子…
なんだ!?これは!?
見た目は今とは違い、20歳前後のようだ

すると、俺は最後におぞましい光景を見る
夢の中の俺が国全員に武器を向けられ
切り裂かれているのだ

夢の中の俺はそいつらを返り討ちにしたが、10万とも言える兵の数に殺された

なんなんだこれは……
すると、夢が終わり俺は倒れた場所と同じところから起き上がる

すると、夢の内容が高速で頭に入る

これは…前世の記憶!?
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