追放された王子の俺 〜前世の記憶が戻ったので復讐します〜

黒猫

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2話 記憶

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さっきの夢は俺の前世の記憶だと言うことに気が付いた

ここで俺の前世について整理してみよう

名前は変わらずマールム・ユースティ王子
職業もスキルも同じのようだ
そして俺の前世は今から約百年前ほど
そんなに遠く無い…父親はその名前を知っているはず
何故俺にこの名前を付けたのだろう

そして1番異なる点が追放されていないと言うことだ
その時代では近距離はやや劣るが、そこまで冷遇される時代では無かった

そのため前世ではしっかり鍛錬して、最強の剣聖として名を挙げていた
しかし、国の陰謀に気が付きそれを阻止しようとする
それが失敗に終わり、10万の兵に殺されてしまう…

となると、俺のこの職業とスキルは俺にとって全くハズレでは無い…
逆に大当たりだ!これなら前世よりも強くなれるし、復讐もスムーズに行けそうだ

「まだ居たのか!!」

国民の1人が俺に向かって物を投げる

「なんだと?」

「ひっ…!」

国民の1人は怯えるようにして逃げた
少し威嚇しただけでこれかよ…

記憶が戻ったせいか、反射的に威嚇をしてしまった
前世では魔物相手によく威嚇してたからな、今度からは気を付けよう

そして俺は、前世の俺の別荘に向かうことにした

俺の前世の別荘が残っているなら、武器や防具、アクセサリーなどが楽に手に入る

こうして、俺は人に見つからないように隠れながら走る

そして、無事に誰にも見つからず到着することが出来た

「懐かしいな…」

俺は思わず口をこぼしてしまう

俺の別荘はしっかり原形を残していた
前世の俺は国陰謀に気が付くとすぐに別荘を建てた
この別荘はセキュリティーが固く、俺以外の人間は入れないようになっている

中に入ると早速、俺の愛用していた刀を発見した

「おお!懐かしいー!」

この刀のおかげで前世の俺が居たようなもの……
これは最後まで貴重にしていたよな 

すると、どこからか足音が聞こえる

俺の別荘に入れる奴なんて…いや待て、あいつが居たじゃないか!

現れたのはメイド服を着たロボットだ

「侵入者!?」

そっか…!今の俺の姿は前世と全く違う
確か、俺はこいつに俺以外の奴には攻撃しろと命じていたな

「待て待て!俺だ俺!ユースティ!!」

すると、ロボットがピタッと止まる

「えっ?ユースティ様?」

意外とするなり信じてくれた
そして、こいつはユースティの声に反応した
これは間違いなく俺が開発したメイドロボットの「ナンワ」だ!

「そうだ!俺は生まれ変わってここに来た。今回も国に攻撃するぞ」

「間違い無く、ユースティ様ですね!分かりました、精一杯協力します!」

「ありがとう。俺は装備を調達してくる」

武器は手に入れた、次はちょうど良いサイズの防具があれば良いんだが…

記憶が戻ったとしても体は子供だ
前世の俺の防具に合うのはあるだろうか?

キョロキョロ探していると、ナンワが防具を持って来た

「こちらをお探しで?」

ナンワの防具はしっかり俺のサイズに合う防具だった
見た目は骨で作られているため、弱そうに見えるが、ドラゴンの骨を使っているからかなり強力だ

「しかし、よく分かったな。ありがとう」

すると、ナンワは得意気な顔で

「ユースティ様のことなら何でも分かります!」

頼もしい…そして後はアクセサリーだ
俺はアクセサリーにかなりこだわっていたから、強力な物がたくさんあるはずだ

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