追放された王子の俺 〜前世の記憶が戻ったので復讐します〜

黒猫

文字の大きさ
3 / 9

3話 サナーレ

しおりを挟む
キョロキョロ探していると、懐かしい一部屋を見つけた

その部屋は頑丈に作られた鉄の扉に、たくさんの暗証番号、指紋認証などを突破しないと入れない部屋だ

もちろん俺が作ったから全て分かっている

暗証番号と指紋認証を突破して、扉を開けると
そこにはたくさんのアクセサリーが有った

「これは!」

俺は懐かしいアクセサリーを見つけた
このアクセサリーにはお世話になったな

アクセサリーは青色のペンダントだ
これを付けると、自分の鍛錬速度が上がると言うものだ

これさえあれば他は要らないかな
そろそろ国を出るか

そう思い、俺は別荘から出る

すると、俺の別荘の前で祈りをしている綺麗な女性を見つけた

「誰だ?」

俺が声を掛けると、その女性は腰が抜けたのか尻もちをつき、目を真ん丸にして俺を見上げる

「なんで入れるの!?あの人しか入れないはずなのに…」

!?
声で思い出した!俺のかつての戦友だったアルク・サナーレだ!

「サ、サナーレ?」

すると、サナーレはさらに驚き

「なんで知っているの!?まさか…あなたマールム・ユースティ!?」

やはり、こいつは俺の知っているサナーレのようだな
しかし頼もしいな。サナーレも同じ近距離職業とハズレスキル所持者だったはず
俺の復讐にも協力してくれるのかも知れない

「そうだよ、色々あって前世の記憶が戻ったんだ。それよりも今回の国もやばい。復讐に協力してくれるか?」

サナーレは泣きそうな顔をしている
俺とサナーレは前世ではかなり親しい仲だったからな

そして、俺の最後を見届けた数少ない仲間だ。率直な頼みでも国のことになれば納得してくれるだろう

「また話せて嬉しいわ。知っているわ、国王に追い出されたんでしょ?それに国民の大歓声も聞こえたわ、もちろん協力する」

「ありがとう!昔の仲間はサナーレ以外は死んじまったか?」

サナーレはエルフ族だ
エルフの寿命はとても長い。だから百年くらい生きている

「かつて居たのは80人くらいだけど、今生きているのは5人だわ」

まぁ、5人生きていればマシだな
だけど、おじいちゃんになってかなり弱くなっているんじゃないか?

「生きているのは、ウルフ族のスピ・サナー、ミノタウロス族のライト・ググール、鬼神族のフォル・ポテスター、獣人族のビニーグ・ブッド、そして私って感じね」

この世界には種族が大きく分かれて6種類
ウルフ族はスピードが速い翻弄型。そして寿命が長い
ミノタウロス族は力と防御がとても高い。しかし魔法が全くできないため、絶滅しかけている
鬼神族は万能型。基本的になんでもできる
獣人族はサポート型としての役割を保っている
そして俺、人族も基本的になんでもできる万能型。寿命は他に比べてやや劣る

「そうか…みんなに会いたい、会えるか?」

「もちろん!会えるわよ!」

そして、俺はサナーレに案内してもらうことにした

すると

「見つけたぞ!ユースティだ!捕まえろ!」

声の方向を見ると、国の兵士がたくさん居た

「サナーレ、隠れてろ」

「でも…」

俺はサナーレを押して、無理矢理隠す

兵士に俺は捕まった
さすがにこの子供の体では思い通りに動かせなかった

一体どこに連れて行かれるんだ…?
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!

ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません? せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」 不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。 実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。 あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね? なのに周りの反応は正反対! なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。 勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?

『魔力ゼロの欠陥品』と蔑まれた伯爵令嬢、卒業パーティーで婚約破棄された瞬間に古代魔法が覚醒する ~虐げられ続けた三年間、倍返しでは足りない~

スカッと文庫
恋愛
「貴様のような無能、我が国の王妃には相応しくない。婚約を破棄し、学園から追放する!」 王立魔道学園の卒業パーティー。きらびやかなシャンデリアの下、王太子エドワードの声が冷酷に響いた。彼の隣には、愛くるしい表情で私を嵌めた男爵令嬢、ミナが勝ち誇ったように寄り添っている。 伯爵令嬢のリリアーヌは、入学以来三年間、「魔力ゼロの欠陥品」として学園中の嘲笑を浴び続けてきた。 婚約者であるエドワードからは一度も顧みられず、同級生からはゴミのように扱われ、ミナの自作自演による「いじめ」の濡れ衣まで着せられ……。 それでも、父との「力を隠せ」という約束を守るため、泥を啜るような屈辱に耐え抜いてきた。 ――だが、国からも学園からも捨てられた今、もうその約束を守る必要はない。 「さようなら、皆様。……私が消えた後、この国がどうなろうと知ったことではありませんわ」 リリアーヌが身につけていた「魔力封印の首飾り」を自ら引き千切った瞬間、会場は漆黒の魔力に包まれた。 彼女は無能などではない。失われた「古代魔法」をその身に宿す、真の魔道の主だったのだ。 絶望する王太子たちを余目に、隣国の伝説の魔術師アルベルトに拾われたリリアーヌ。 彼女の、残酷で、甘美な復讐劇が今、幕を開ける――。

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

魔の森に捨てられた伯爵令嬢は、幸福になって復讐を果たす

三谷朱花
恋愛
 ルーナ・メソフィスは、あの冷たく悲しい日のことを忘れはしない。  ルーナの信じてきた世界そのものが否定された日。  伯爵令嬢としての身分も、温かい我が家も奪われた。そして信じていた人たちも、それが幻想だったのだと知った。  そして、告げられた両親の死の真相。  家督を継ぐために父の異母弟である叔父が、両親の死に関わっていた。そして、メソフィス家の財産を独占するために、ルーナの存在を不要とした。    絶望しかなかった。  涙すら出なかった。人間は本当の絶望の前では涙がでないのだとルーナは初めて知った。  雪が積もる冷たい森の中で、この命が果ててしまった方がよほど幸福だとすら感じていた。  そもそも魔の森と呼ばれ恐れられている森だ。誰の助けも期待はできないし、ここに放置した人間たちは、見たこともない魔獣にルーナが食い殺されるのを期待していた。  ルーナは死を待つしか他になかった。  途切れそうになる意識の中で、ルーナは温かい温もりに包まれた夢を見ていた。  そして、ルーナがその温もりを感じた日。  ルーナ・メソフィス伯爵令嬢は亡くなったと公式に発表された。

夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。

古森真朝
ファンタジー
 「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。  俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」  新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは―― ※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。

「君は有能すぎて可愛げがない」と婚約破棄されたので、一晩で全ての魔法結界を撤去して隣国へ行きます。あ、維持マニュアルは燃やしました。

しょくぱん
恋愛
「君の完璧主義には反吐が出る」――婚約者の第一王子にそう告げられ、国外追放を命じられた聖女エルゼ。彼女は微笑み、一晩で国中の魔法結界を撤去。さらに「素人でも直せる」と嘘を吐かれた維持マニュアルを全て焼却処分した。守護を失いパニックに陥る母国を背に、彼女は隣国の軍事帝国へ。そこでは、彼女の「可愛くない」技術を渇望する皇帝が待っていた。

処理中です...