追放された王子の俺 〜前世の記憶が戻ったので復讐します〜

黒猫

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6話 再会

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「それより、助かったよ。サナーレ!俺は別荘に帰るよ」

「ええ、分かったわ。また明日」

こうして、俺は隠れながら別荘に帰ることにした
すると、興味深い話が俺の耳に入る

「ユースティ元王子って居るだろ?」

「あぁ…あの無能ね。知ってる知ってる」

「国王が指名手配して、そいつを今捕まえたら金貨500枚貰えるらしいぜ!?」

「ほんとか!?よっしゃ!絶対捕まえる!」

ディモニオのやつ…
実の息子を指名手配にするなんて飛んだくそ野郎だな…

俺はこの国を離れたいが、お金が無かった…ギルドに行けば討伐依頼で金を稼げるんだろうが、指名手配されている今、ギルドに行くのは不可能に近くなった

別荘には金貨も隠して無かったし…とりあえず、森で魔物を狩って魔物を食べるしかない

俺の愛刀を持って、森に出掛けた

俺は素振りをしながら、森に向かう。少しでも早く力を取り戻したかったからだ

できるだけ、人に会いたくなかったから少し奥の方で狩ることにした
すると、ものすごく速いスピードで獲物を狩る奴を発見した

俺は草むらに隠れ、そいつの様子を見る
動きが止まると顔が見えた

「あいつは!!」

そいつの正体は戦友だった「スピ・サナー」だった

スピは俺の声に反応したのか、凄いスピードで俺を捕らえる

「しまった!」

スピは俺を捕まえると、小屋に連れて行かれた

「おい、お前…マールム・ユースティだろ?」

「お、おう…」

もしかして、スピも国側の人間になってたりしないよな…
ポテスターみたいになってなければ良いんだが

「俺は、国の幹部だ。この状況…分かるな?」

!!
やっぱりスピまでも国側!?どういうことだ!?

「俺を殺すのか?」

俺は思いっきり睨む。スピにも裏切られた気持ちで怒りが強かった

「お前!その目…あのユースティなのか!?」

!!
気付くか…凄いな。少し威嚇した目だけで気付くか

「あぁ…色々あってな…それよりお前、国側に回るなんてどういうことだ!?」

すると、スピはニコッと笑って

「ふふ…それは少し誤解だな」

誤解?

「俺は国側でスパイをしているんだよ。ポテスターと違ってな」

「本当か?」

「あぁ、ほんとうだ。だからお前を殺さない」

良かった…さすがにスピまでも国側となると心が持たなかったからな

「そうか…それじゃ、ポテスターはなんで国側に回ったんだ」

「それはだな…お前が死んだ翌日から様子が変わり、国側との接触が急に増えたんだ」

俺が死んだ翌日!?そんな前から国側に回ることを考えたのか?

「そういえば、ポテスターは俺を恨んでるとか言ってたな…何故か分かるか?」

すると、スピは驚いた顔で

「なに!?お前とポテスターはかなり仲が良かったじゃないか!恨まれることなんて…」

「だよな…」

やっぱりスピも知らないか、なんでポテスターは俺を恨んでいるんだ?
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